松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

明日は、情報公開審査会で意見陳述です。

2021年11月16日 | 災害

綾瀬市吉岡道庵橋の違法土砂問題で綾瀬市農業委員会が、業者への違反指導の記録について、文書が存在するか否かを明らかに出来ないとして公開しませんでしたので、情報公開審査会で意見陳述を行います。神奈川県では違反についての指導記録を公開しているのに、綾瀬市農業委員会は公開を拒んでいます


吉岡の違法土砂が少なくなっています

2021年09月12日 | 災害

 綾瀬市吉岡道庵橋の違法土砂持ち込み問題で新たな進展がありました。厚木土木事務所東部センターと交渉していた時は、県の対応が取られず、連日、土砂の持ち込まれていましたが、日本共産党県会議員4人と、福田さん、私が参加して県庁で土砂問題のレクチャーを受けた時期から、業者の対応が変化した、現在は写真のように最盛期の持ち込まれた土砂の4分の1程度少なくなっています。
 本来は東部センターが、積極的に対応すべき、なのに、訳の分からない言動(市と話し合う)で自分の管轄なのに、市か県か判断できないを繰り返し解決を先送りしたのが、持ち込み量を増やした原因です。

 

 


逆止弁の注意喚起

2021年08月05日 | 災害

 上土棚中5.6丁目の住宅地には下水道逆止弁が取り付けられていますが設置から年数も過ぎたので、地域に説明のチラシ配付をお願いしていました。当初、お盆過ぎに配布をして頂けるとの回答でしたが、今週末に台風が来る可能性があるので、急きょ今日・明日にお知らせのチラシ配布を行って戴けるようになりました。
 河川の水位が高くなって、下水道の逆止弁が働いている時には、家庭内からの排水はしないで下さい。家庭内から排水を行うと逆止弁の機能が解除されて、汚水が家庭内に逆流するので注意して下さいとの案内を市で急いで配布すると事です。


無許可盛り土、横浜市は是正指導を行う、県は立ち入り調査も出来ず

2021年08月05日 | 災害

 綾瀬市吉岡地域の土砂の持ち込みで、約6000平米~7000平米の広さ、高さ約10m以上と思われる土砂が、県に無許可で持ち込まれています。土砂が崩れると隣の会社の駐車場側に崩れる危険性があります。
 4月中旬に違法持ち込みが明らかになり、神奈川県に業者への指導を要請しましたが7月末に確認したら、現場への立ち入れ調査を行っていない事が明らかになりました。
 今回横浜市が是正指導を行った無許可の盛り土現場は、約600平米の土地に高さ約5mの盛り土での指導です。綾瀬市の現場は広さでは約10倍以上、高さでは2倍から3倍程度と思われます。
 横浜市も是正指導を行っているので、綾瀬市現場に神奈川県も是正指導を行って欲しいものです。
 土砂持込では、2000平米以下は綾瀬市、2000平米を超えると神奈川県の対応になります。綾瀬市の担当者が違法にきずいたのは2000平米を超えた時点でした。
 4月時点で、10トンダンプの土砂持込は、10分間にダンプ4台が土砂の持ち込みをしていました。単純計算では1時間に240トン、1日8時間で1920トン、1カ月30日で5万7600トンの持ち込みになります。
 地域を小まめに調査しないと、直ぐに大量の土砂搬入になります。通報を受けたら関係部署が直ぐに対応しないと大変になります。熱海市の土砂でたくさんの人命が亡くなり、発見できていない方もいます。県や市が直ぐに対応していれば、こんな悲惨な事件は起きなかったと思います。


下水道の逆止弁の説明不足

2021年07月25日 | 災害

 各家庭の敷地内に設置した下水道の逆止弁。綾瀬市内では上土棚中5丁目と6丁目を中心に約300世帯に設置されています。
 下水道のマンホール内の汚水が下水道終末処理場に流れて行かないで、近くの家庭内のふろ場やトイレから室内に逆流するのを防ぐために、各家庭に逆止弁を設置しています。
 どうして下水道管から溢れるのかの説明を行います。
 ①近くの河川、引地川や蓼川の水位が増えて、地域の雨水が河川に流れなくなる。②河川の堤防を越水していないが、地域の雨水を河川に流す雨水管の位置は自然勾配で流れる高さです(河川の高い位置に接続すると地域の雨水が河川に流れない)。③雨水が河川に流れ出ないと、道路上の雨水マンホールから道路上に溢れます。④道路上に溢れた雨水は、雨水排水管が一杯なので、近くの下水マンホール管の蓋の空気穴から下水マンホールに流れ込みます。(下水管のマンホール蓋の穴がないとメタンガスが充満して引火する危険がある)。下水管の汚水は自然勾配で上土棚中継ポンプ場に流れて行きますが、各地のマンホールの隙間から流れ込んだ雨水が多く近くの家に逆流しますが逆止弁で塞がれ、家庭内に逆流はストップ出来ます。
 ⑤綾瀬市内の蓼川は、殆どが大上・蓼川・厚木基地からの雨水が多いので、短時間で河川の水位が下がります。⑥下水道の逆止弁が機能している時点で、家庭内からトイレ等の排水を行うと敷地外に汚水が流れ出て、同時に敷地外の道路下に溜まっている汚水が逆止弁が解除されて室内に流れ込みます。⑦逆止弁が無いと自然に汚水が室内に流れ込みます。⑦逆止弁が働いている時、地域の皆さんの体験では2階に居てもトイレの中からボコボコと音がするそうです。⑧雨が大量に降ってトイレ等の排水施設からボコボコと音がしたら排水をしないで下さい。
 この地域に逆止弁の設置を議会で私が取り上げて設置が出来ました。設置後に各家庭に市から逆止弁の説明案内を行いましたが、地域の皆さんの認識もうすれているので再度この地域に逆止弁の説明を行うよう、7月初めに市の下水道課に要請しました。
 上流の落合地域に遊水地を設け、蓼川の拡幅工事が終了して、下流の引地川の遊水地も一部完成していますが上土棚中5丁目・6丁目の洪水対策としては、上流地域の厚木基地内の調整池を全て完成させ、下流の引地川の下土棚遊水地を完成させ、引地川と蓼川の河床を掘り下げる工事が急がれます。それまでは下水道逆止弁で対応が必要です。

 上土棚中6丁目の蓼川に流れこんでいる雨水は排水管、日常の水位から1m程度水量が増えたら、地域の雨水が河川に流れ込まない。蓼川拡幅工事前と工事後の排水管の位置については確認します。川床を掘り下げないと雨水は河川に流れ込まなくなりまう。
 この状況では上流の比留川の新幹線バイパス管を塞いでいる矢板の撤去は困難です。 

 

 

 

 


7月3日の大雨被害

2021年07月13日 | 災害

綾瀬市内の早朝からの豪雨被害を確認のため市内各所を自動車で回っていましたが、人的被害は上土棚中地域で、下水道が逆流して住居内に逆流した世帯が3世帯あったそうです。被害を受けた地域の議員と一緒に下水道課に上土棚中5丁目・6丁目の下水道逆止弁設置世帯に対して、改めて下水道逆止弁が働いている時間帯は家庭内の全ての排水を停止するようことを呼び掛けるお知らせを行うよう要請しました。


熱海の土石流事件で、静岡県警の捜査が遅いのではないか

2021年07月10日 | 災害

 熱海の事件では、河川の上流部に違法に産業廃棄物を持ち込んだ業者の責任が問われますが、どの報道を見ても地元の静岡県警が事件の捜査を行っているとの報道がありません。
 尊い人命が亡くなり、まだ安否が確認されない人もいます、更にこれからも産業廃棄物が崩れる恐れがあるのに、静岡県警は真面に犯罪捜査を行っているのでしょうか。
 今急がれるのは消防を中心に災害救助を行うのと同時に、警察が犯罪としての立件を急ぐことです。土砂流出が犯罪として立件されて刑が確定すると他の地域で犯罪を起こしている同じような業者が違法土砂の搬入を中止しますので、静岡県警は急いで捜査を行うべきです。


土砂搬入の危険

2021年07月06日 | 災害

 熱海市の土石流で多くの人が被害に会っています。報道によると連日ダンプカーで土砂が持ち込まれていたと言われています。神奈川県内では相模原市緑区の斜面にリニアー新幹線工事で発生すると思われる土砂が大量に持ち込まれる計画があります。下流域の愛川町が同じような被害を受ける可能性があります。
 綾瀬市内では、吉岡地域で県に無届で土砂が大量に持ち込まれています。先月情報公開請求で入手した資料によると、県は地権者を確認する登記簿謄本の取り寄せもしなく、土砂の持ち込みを行っている業者への立ち入りもしていません。連日、土砂が大量に持ち込まれ高く積まれています。今後も更に高く積まれて崩れたら敷地外に流れ出ます。近くの民家は土砂が持ち込まれている場所より低い位置にありますので、今後も更に大量の土砂が積まれて崩れる事が危惧されます。
 熱海の土石流の被害を見て、神奈川県は相模原市緑区、綾瀬市吉岡の土砂持込について、県民の命を守る立場で行動されることを望むものです。


塞がれた市道の先は、

2020年10月28日 | 災害

 厚木基地滑走路周辺の雨水は、基地の西側の写真の場所で市道の下をくぐって斜面を下って蓼川に流れ出ます。塞がれた市道の先が厚木基地から近く潜った雨水管が蓼川に流れ出る場所が確認できる道路です。


綾瀬市と横浜森永乳業株式会社の災害時における施設の使用等に関する協定が昨日結ばれました

2020年10月17日 | 災害

 昨日10月16日に、吉岡東3丁目6番1号の横浜森永乳業株式会社の施設を災害時に市民が使用出来る協定が締結されました。災害時提供施設は、①屋外駐車場929.94㎡(464人)車両35台程度。②社員食堂 109.44㎡(54人)。③食料、水(100人分✖3日分)、スマートフォン充電用電源50回分、アルミブランケット100枚。④その他トイレ、洗面等提供可能な施設及び物資等が提供されます。
 協定の企業名が横浜森永乳業と記載されいるので、HPを確認したら昨年8月に横浜乳業株式会社から横浜森永乳業株式会社に社名が変更されていました。

 綾瀬市は、中小企業の数が県内では政令市の横浜、川崎、相模原に次いで4番目の企業集積地です。これからも多くの中小企業の皆さんが災害時に施設の提供を行って戴くと助かります。


九州地域の台風10号被害が心配

2020年09月05日 | 災害

 昨年関東を襲った台風15号で大きな被害が発生しましたが、今回の台風10号は猛烈な勢力で九州地方を襲うとの予測です。沖縄と奄美地方は最大瞬間風速が70~85mと予測され、日本では過去に富士山山頂以外では3回しか測定されたことがない巨大な台風です。自治体では事前の準備を呼び掛けていますが、木造家屋での被害が広がる可能性が有ります。綾瀬市では鹿児島県鹿屋市と、平成24年に災害時における相互応援に関する協定書を交わしてます。災害が発生し、市や鹿屋市のみでは救護などの応援措置が十分にできない場合、応援を円滑に行うための協定です。大規模な地震が発生した場合には、広域の支援体制が必要になります。相手市からの要請が有れば、必要な人員・物資を送ります。


豊肥本線が、昨日8月8日から運行再開

2020年08月09日 | 災害

 熊本地震で列車の運行が出来なくなった豊肥本線(熊本~大分),途中の肥後大津駅~赤水駅間が4年前から列車の運行が出来ずに代替バスが走っていました。
 途中の通行止めの区間の復旧工事が完成して、昨日8月8日に豊肥本線が全面再開運行になったそうです。
 この豊肥本線では、母校の熊本第一工業高校(現在は校名を開新高等学校)に通学していた当時、学校内の寮生活をしていた同級生が、ある時期に自宅の大分県豊後竹田駅から通学をはじめましたが、始発電車に乗って豊肥本線水前寺駅までに乗ると2時間以上列車に乗っているそうです。
 50年の歳月で、当時に比較して列車の運行本数が少なくなって、現在は通学が出来なくなっています。


7月に台風発生ゼロの可能性が

2020年07月28日 | 災害

今年は5月12日にフィリピンの東海上で1号、6月12日に南シナ海で2号でけで例年より少ない状態ですが、このままだと気象庁が観測を始めた1051年の統計開始以来から初めてになりそうです。これからフィリピンの東海上で発生しないとは言い切れない。また、ハワイ近くのハリケーンが西に進み、日付変更線を超えて台風に呼称が変わる可能性もあるそうです。
(7月28日しんぶん赤旗記事の抜粋)


大規模災害後のゴミ処理は、都道府県を超えた応援体制での処理が急がれます。

2020年07月24日 | 災害

 7月12日のブログにも書きましたが、災害ゴミの処理は当事者の自治体や同じ県内での処理では対応できません。
 今日の赤旗で報道されていますが、熊本県人吉市では、市の収集車が集めていますが、家庭から出される量が多くて追いつけない状態で、自衛隊も15日までに2日間かけてゴミを収集しましたが、継続した活動にはなっていません。
 16日からは、熊本市が約10台の収集車を派遣していますが、ゴミの量が多くてゴミが空き地に大量に残っています。

 国が財政支援を行って、九州各県に応援要請を急いで行うことが必要です。