松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

豪雨災害の被害者の方は、保険証が無くとも受診できます。

2020年07月18日 | 災害

 豪雨によって健康保険証を紛失したり、自宅に残して避難している人に対して、保険証がなくても窓口で申し出て診察が受けれます。
 窓口で伝える内容は、①住所 ②生年月日 ③連絡先 ④加入している医療保険者がわかる情報(被用者保険の場合は事業所名、国民健康保険の場合は住所及び組合名、後期高齢者医療制度の場合は住所)。
 災害救助法が適用された自治体は、自宅が全壊、床上浸水、主たる生計維持者が死亡などの場合は、被災者に対して協会けんぽ、一部の市町村国保、高齢者広域連合は、それぞれの判断で窓口負担の免除が行えます。
 7月14日の厚生労働省の事務連絡で、国が財政支援を行う予定です。


島根・江の川氾濫にお見舞い申し上げます

2020年07月15日 | 災害

 島根県江の川の氾濫記事を見て、30年ほど前に市議会議員の視察で、広島県内の施設の次は島根県出雲市に向かう道が江の川に沿った道でした。静かな農村地帯の思い出があります。
 その後、江の川周辺は過疎化が進んで、お寺の檀家が少なくなって、お寺のじまいが行われている報道で関心が有りました。


雨が強く降ると港北区の道路陥没が心配です。

2020年07月14日 | 災害

 九州地方など全国で、大雨による被害が起きて心配ですが、横浜市の港北区の道路陥没地域が心配です。
 新横浜駅方面で、道路陥没が2か所発生しています。この間、連日雨が降り続いています。地上に降った雨水が地下の隙間を伝わって空洞が出来ている箇所に流れて行く過程で、土砂も一緒に空洞に向かいます。
 このように長雨が続くときには、地面の下の空洞を測定する自動車で定期的に測定する必要があると思います。
 地面の下の空洞を放置すると、振動等で陥没する危険性が高いので、測定をすることをお勧めします。
 測定機械の投入が出来ない場合、運動靴を履いて同じ箇所を数回飛び跳ねると、地面に近い空洞の場合は違和感がかすかに感じる場合もあります。
 靴の下で違和感を感じたら、直ぐにその場を離れて下さい。


熊本豪雨被害で、姉の住まいは腰まで濁流に浸かったとの情報

2020年07月07日 | 災害

 熊本県芦北町方面を襲った集中豪雨で、私の姉家族が住む住宅が家の中で腰や胸まで浸かったとの情報が、兄弟を通じて確認できました。
 姉の家に電話をしても回線が通じません。姉の住まいは洪水被害が報道されている佐敷川の下流方面で、災害映像でもその一帯が冠水した地域です。姉家族に身体的被害はないが、住まいは大変なようです。
 今日は、甥っ子が軽トラックで家の片づけに向かうそうです。
 これまでの被害は、私の実家の嘉島町では例年の洪水被害、熊本地震など(震源地は隣の益城町)などが起きていますが、佐敷町の被害の報告は初めてです。


感電ブレーカーが届きました

2020年06月25日 | 災害

地震時に自動的にブラーカーの電源を落とす感電ブレーカーが今日届きました。
綾瀬市では、人口密集地で希望する家庭に無料で配布しています。落合地区は昨年度配布予定でしたが、取り付け希望者が多く、今年度になりました。

 


全員協議会で、市内の台風被害状況をHPに掲載して欲しいと松本が要求。

2019年10月26日 | 災害

 10月20日の議会全員協議会で、台風19号の被害状況を市のHPに掲載して欲しいと松本が要求しました。
 市民が200人以上避難所に避難しているので、綾瀬市の対応を知らせて欲しいと要求しました。
 台風15号は9月に掲載され、台風19号は10月21日に掲載されました。
 19号で市が把握している被害状況は合計101件、避難者合計は224人【大上自治会館21名・寺尾天台自治会館16名・寺尾南自治会館10名・小園児童館11名・中村自治会館10名・吉岡地区センター11名・落合自治会館22名・南部ふれあい会館52名・上土棚自治会館2名・高齢者福祉会館69名】

 詳しくは、綾瀬市のHPを見て下さい。
 上土棚地域では蓼川を挟んで、右岸側の南部ふれあい会館に52名、左岸側の上土棚自治会館に2名と避難者が大きく違っています。どちらも高台に有りますが、駐車出来る台数と建物の大きさの違いが考えられます。
 蓼川の被害を大きく受けるのは、左岸側で今回も下水道の逆止弁が作動したのも左岸側です。
 追加で開設された、高齢者福祉会館は自動車で全市から非難されたと思われます。
 高齢者福祉会館は、日常昼間施設内でお風呂を沸かして無料で入浴できるので、高齢者が安心して利用できます。(今回の開設時間ではお風呂は)ないと思います
 2階の大広間は和室、一階もカーペットがひかれているので何処でも横になれ、駐車場も数百台が停めれます。
 台風時の避難場の開設では、施設内や近くの駐車場の確保が課題が求められるようです。
 

 道路冠水2件、住家一部破損2件、学校被害13件、学校以外の公共施設2件などが被害を受けています。
 地震等の災害時に避難所として使用される、学校の被害の多さに驚きました。
 


綾瀬市が購入した、災害時の風呂設備を展示

2019年10月22日 | 災害

 綾瀬市は、災害時に屋外で使用出来るお風呂の機材を購入しています。
 男性と女性が同時に利用できるよう2セットを購入しています。
 市が購入した機材を、多くの市民に知っても貰う目的で、市役所1階に機材を組み立て今週中展示しています。
 発電機で電気を起こし、ボイラーでお湯を沸かして、浴槽のお湯は循環式、シャワーはかけ流しです。
 災害時に機材を設置する場所は、その施設に井戸水が確保出来る場所を、市では2~3ヵ所を候補地に検討しています。
 開設場所は、井戸水の他に使用したお湯の排水が出来て、床面が安定するなどの条件が求められます。
 現在の想定では、1セットで浴槽に6人程度、シャワーに6人が同時に使用を想定しています。
 浴槽の淵が高くないと中で肩まで浸からないが出入りには高いなど、いくつもの対策が今後求められます。
 業者の方の説明では、都県レベルの購入が主で地方自治体での導入はこれからのようです。
 他の自治体の方も見学にお出で下さい。今週中は市役所1階に展示され、業者の方や職員が説明しています。
 同時に、災害時のトイレの展示も行われています。

 


災害救助法適用が315自治体の大きさ

2019年10月16日 | 災害

 神奈川県(19)、岩手県(14)、宮城県(35)、福島県(50)、茨城県(23)、栃木県(14)、群馬県(26)、埼玉県(40)、東京都(25)、新潟県(3)、山梨県(20)、長野県(44)、静岡県(2)の自治体が被害を受けています。
 
 綾瀬市は災害救助法の適用は有りませんが、隣接市の海老名市、綾瀬市から50mの近さの座間市、1300mの距離の寒川町が被害を災害救助法受けています。
 台風の風や大雨が東に、数キロ広がっていたら綾瀬市も災害救助法の適用自治体になっていた可能性があります。

 今回の台風で災害被害に対する対応で、2つの問題が報道されています。①自民党の二階幹事長の発言「まずまずに収まった」の発言です。

 現時点で亡くなられた方71人、決壊河川52河川、約5000人が避難生活されています。そんな事態に対して自民党ナンバー2の幹事長の発言に驚きました。

 ②東京都台東区の職員が、区が設置した避難所に来た人2人に対して、台東区民以外は受け入れないと追い返しました。現在、帰宅困難者の対策として、誰だもどこでも受け入れる対策が取られています、それと逆行する対応に驚きました。

  他の自治体が開設した避難所に対して、台東区民20万人が使用することを考えなかったのでしょうか。
 台東区の区民が、すべて台東区で就労・修学していなく他の自治体に出ています、その人たちはどうなるのでしょか。
 他の自治体から来て台東区内で働いている人たちは、災害時には避難所は利用できないと言われたら困ってしまいます。

 もしかしたら、ホームレスの人たちだから、避難所での安全確保は行わないと考えたのかと思います。
 
 


河川と洪水対策

2019年10月15日 | 災害

 議員生活37年目です、身近な事例から洪水対策を考えます。
 綾瀬市内を流れる準用河川の比留川、落合地域の新幹線下を流れていますが、川幅が狭く新幹線上流部で溢れて田圃や人家に流れ込んでいました。
 比留川は下流部で、2級河川の蓼川に合流しますが、この地域でも川を超えて人家に流れ込んでいました。
 また、蓼川の下流部で、大和市と藤沢市から来ている引地川に合流しますが、合流地域に近い蓼川で洪水が起きていました。

①蓼川については、狭い河川の拡幅工事を要求して、ようやく拡幅工事が終わろうとしています。
②比留川については、新幹線南側の河床の掘り下げや上流部の護岸の嵩上げ工事を提案して来ましたが、数年過ぎると流れる水量が増えて洪水が起きました。
③洪水被害を無くすため、新幹線の土台部分に新たなバイパス管の掘削を求め、4年の工期で直径5mのバイパス工事が行われました。
 新幹線上流で溢れていた雨水がバイパス菅から下流域に流れると、蓼川との合流部が溢れるので蓼川の拡幅工事を求めました。当時の市の答弁は新幹線バイパス工事の終了までには蓼川の拡幅工事が終了すると県から聞いているとの説明でした。
 新幹線バイパス工事が完了しても河川の拡幅工事が進まず、比留川と蓼川の合流地域の人たちからバイパス菅の閉鎖を求める意見が多く寄せられ、比留川の上流と下流の人たちに対して綾瀬市が呼び掛けて、落合自治会館で話し合いが行われました。
 同じ自治会に人たちが、バイパスを新幹線部分で閉鎖して欲し、バイパス菅は閉鎖しないで欲しいとの要求が出され、市の担当者から矢板1枚分を空けて、残りは下流の拡幅工事に合わせて外していくことに決まりましたが、県の工事が遅れて現在も殆ど塞がれています。
 県の説明では、引地川に近くに造っている遊水地工事に合わせて、矢板を少し外す予定です。
 県や国の工事が遅れているので、市で新幹線上流に調整地の設置を求めて、昨年工事が完成して、今年の大雨て調整地に雨水が流れ込みました。
 

 20年程度前の大雨時に、蓼川の水位が多いので調査したら、厚木基地内の雨水が大和市側でなく、綾瀬市側に流れていました。
 国に対して、厚木基地内に雨水調整池の設置をくり返し求めて、ようやく左岸側の工事が2018年に一部完成して、来年3月に完成予定です。
 右岸側は2年後に調整池が出来上がりますが、排水設備は来年3月に実施設計が出来。工事着手時期は未定です。

 同じように洪水対策に取り組みのに、綾瀬市は数年以内に取り組むのに、国や県は完成までに、20年~30年先になっています。
 緊急を要する洪水対策に、住民は長年被害を受けています。開発優先のお金の使い方を見直すことが求められます。

 

 

 

 

 


ダムの緊急放流について考えます

2019年10月14日 | 災害

 ダムの緊急放流が今回の台風19号でも相模川など関東各地の河川に対して行われました。
 ダム管理者の説明は、ダムに流入してくる雨量を蓄えないで、そのまま下流の河川に流していると説明されますが、多くの市民は疑問があります。
 ダム建設の目的の中に、洪水被害の防止の説明があります。
 各地の緊急放流の報道は、下流の河川が増水した時間帯にダムの緊急放流の通告が行われています。

 台風の進路予測がほぼ正確な時代になっています。ダムに流入する雨量の予測も出来る時代です。
 河川に流入する水量が増えていない時間帯に、ダムから放流する水量を増やして、ダムの貯留量を減らす対策が今後必要です。
 放流に当たっては、下流域の広報活動や水量を徐々に増やして、河川内にいる人が避難できるように、調整しながら水量を増やしていくことが大切です。
 
 


綾瀬市内の台風15号被害で電線に倒木が引っかかっています

2019年09月26日 | 災害

 台風15号の影響で枝が折れて電線に引っかかっています。
 地主さんが東電に電話したら、他の災害対応に追われています。
 断線なら対応しますが、架線が切れていないなら待って下さいとの返事だったとの情報が寄せられています。
 このお宅に行くと、高い場所の折れた枝が変色しています。
 大規模停電の千葉県の工事が終了した後で、綾瀬市の工事が行われると思われます、