松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

綾瀬市の介護保険料が安いのは

2015年08月02日 | 福祉政策
6月19日のブログに綾瀬市の介護保険料が、全国の自治体で低い方から17番目、市レベルで3番目と書きましたら、利用制限などが行なわれているのではないかとの問合せが有りました。7月31日に、茅ヶ崎市でケーアマネジャーをしていた方に、綾瀬市に来て貰い調査を行ないました。
介護保険は、65~74歳までの前期と、75歳以上の後期では、後期の人が多いほど介護保険制度を利用する機会が増えるので支払う金額が増える傾向があるそうです。
綾瀬市の前期被保険者数は1万2976人、後期は8177人ですので比較すると63%です。
神奈川県全体では前期116万6273人,後期は95万1613人で比較すると81%で、神奈川県全体と綾瀬市では18%の開きが有りました。
次に、保険料を押さえるための、綾瀬市の準備基金残高は平成26年度末で4億8183万円が有り、平成27年から29年までの3年間取り崩す予定は、3億6137万円を投入予定です。人口が約3倍の23万人の茅ヶ崎市の取り崩し予定は、約6億円と聞いていますので、人口比でも綾瀬市が投入する金額が多いかわかります。
高齢者が介護制度を出来るだけ利用しないための、健康維持の予防事業は高齢者福祉会館(週4日お風呂に無料で入浴)したり、地域のいこいの家などの予防対策が行なわれています。
グランドゴルフなどの屋外スポーツも盛んに行なわれています。
国が介護保険制度を大改悪を行なって、利用し難い状況が生まれています。
困った事が有りましたら、具体的事例を持って、市の担当者と協議していきますので、、ご連絡をお願いします。、



知的障がい者施設への対応について

2015年06月12日 | 福祉政策
昨日、綾瀬市障がい福祉課に知的障がい者施設での暴力行為等の通報が有った場合の綾瀬市の対応マニアルについてお聞きしました。
市は、国が作成したA4サイズ3枚の「障害者施設従事者等による障害者虐待への対応」に基づき、市町村と都道府県での対応、市町村の対応、市町村・都道府県・都道府県労働局の対応マニアルの3枚で対応するとの回答が有りました。
通報や届出、市町村障害者虐待防止センター受付記録の作成、緊急性の判断、事実確認・訪問調査、ケース会議の開催、虐待防止・障害者保護を図るため各法による権限の行使、従事者等による虐待の状況等の報告、法による権限の適切な行使、従事者等による虐待の状況等の公表の流れで対応します。

市として、通報を受けた場合は査察としての調査は困難な事があるが、職員と障がい者の双方から別々に話を聴いて確認したい。
施設には日常的に訪問して状況把握を行ない、通報等があれば日常の訪問として行動してい行きたいとの説明が有りました。
私も市内の障がい者施設関連の情報を把握するよう,いくつかの施設利用者の方々と話していますが、おかしな話は起きていません。
下関と同じような状況が有りましたら連絡をお願いします。
障がい者施設の作業は、本人の特性も有り無理なノルマでの効率化を求めるのは論外です。
下関の働く施設職員と施設責任者に疑問を持ちました。

私が小学低学年のころ、近所の農家に知的障がい者の方を労働力として使っている引揚者の農家が1軒有りました。具体的には書けませんが酷い対応でした、 
自分の親におかしいのでないかと言いましたが無視されました。
自分が大きくなったら、何とか出来るのではないかと、その時は考えました。
私が、青年時代にボランティア活動に参加したのも子どもの頃の影響かも。


下関の作業所で、職員が暴行を働く

2015年06月11日 | 福祉政策
連日報道されている、障がい者作業所で職員が施設利用者を叩いたり・足で蹴っている場面が繰り返し報道されています。
施設関係者がカメラを置いて撮影され、匿名で下関市に通報したと報道されています。
下関市の職員は、暴行を行なった職員に確認したが否定された述べています。
一方的な暴行の場合、加害者と被害者を分けて、別々に聞き取り調査が必要だったと思います。
市の福祉担当部署の職員が、事前に施設に 対して訪問する事を伝える行為は一般的な訪問なら理解できますが、虐待の連絡を受けての調査なら最低でも抜き打ち調査が必要だった思います。
事前連絡は、調査するので事件が発覚する物を隠しておくように指示するのと同じ事になると思います。

被害者の立場になってもっと調査すべきだったと思われます。
報道だけでなく、下関市のHPを見ましたが事件の箇所が見つかりませんので、もっと詳しく調べてもます。
綾瀬市内にも、各種施設が運営されていますので、対応を確認していきます。