松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

本郷ふれあい公園の井戸、シリンダの取り付けで問題が

2020年01月19日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 本来必要のない浅井戸に、手押しポンプにシリンダを取り付けたため、地下水を汲み上げる揚水管の材料を鉄管で施工しなければならなくなりました。
 一般的に手押しポンプの揚水管は塩ビ管で施工しますが、地下にシリンダを取り付けたため、シリンダを動かすために、地上部分の川本製の手押しポンプの中身を取り外して、地下のシリンダに鉄の棒でつないで汲み上げます。揚水管が塩ビ管なら、すり減るので揚水管も鉄管になります。
 今回、井戸を掘った場所は新幹線の線路に近いので,電食や電磁波の影響を受けやすくなります。
 塩ビ管の場合は電食で揚水管に穴はあきませんが、鉄管の場合は電車の線路の近くでは、地下の鉄管に穴があきやすくなります。また、磁場の問題も懸念されます。
 本来必要のないシリンダを地下に挿入することで、今後の補修工事が必要になる可能性が増えます。
 線路の近くでは、井戸に鉄管を使用すると問題が起きる可能性があるので、出来るだけ被害が出にくい塩ビ管を使用します。

 


本郷ふれあい公園の井戸内の水中ポンプとシリンダーの疑問

2020年01月18日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 100mの深さの井戸内に、口径125mmか150mmのケーシング管が埋められて、その管中に電気で汲み上げる水中ポンプと手押しポンプの2種類の揚水管が入れられています。
 そのケーシング管内の深い位置に動力で汲み上げる、ポンプメーカーの川本製UF2-600S(最大径97・5mm)が配置され、地上には手押しポンプ(HDSー25)が取り付けられて水中部分には、ポンプメーカ岡本製のシリンダ(DWC-4Ⅲ)が取り付けられています。
 ここで疑問があります。公表された資料では、自然水位4・7m、揚水水位5・9mと表示されています。
 手押しポンプのHDS-25のカタログには、吸込条件は-8m以内、押上げ揚程15mと表示されていますので、シリンダは必要なかったのではないかと思われます。
 情報公開で出されて資料には、手押しポンプや水中ポンプのメーカーの資料が付けられていますが、水を汲み上げるシリンダの資料は提出されていません。
 井戸の自然水位、揚水水位から考えて、シリンダをなぜ設置したのかを職員に確認します。
 私の手元にある岡本のカタログにはⅢは記載されていませんが、DWC-4Ⅲの場合は、シリンダー口径は80mm、水中ポンプが口径97・5mm、シリンダーが80mmです。、情報公開請求の修正作業で消えた資料を隠さないで出して下さい。
 水中ポンプは、水を汲み上げる羽がすり減ったり、水垢等が付いて修理が必要になりますが、シリンダーとケーシング管の合計は177・5mですので深い位置の水中ポンプだけでの修理は出来ないので両方取り外すようになります。
 水中ポンプに揚水管を取り付けると、残りの隙間に口径80mmのシリンダがまっすぐ入るのでしょうか?。
 他のメーカーの機械を設置する場合、資料として提出すべきです。
 私の場合、水中ポンプの各メーカーについて、これまで調査を繰り返していたので、すぐに岡本の製品にたどり着きましたが、製品のメーカー名を記載しないと特定するのに時間がかかります。
今回、なぜシリンダーを取り付けて複雑にしたのか、シリンダがなぜ必要なのかを、情報公開開示時に説明すべきと思います。
 

 

 

 

 

 

 

 

 


本郷ふれあい公園の井戸の径で疑問が出ました

2020年01月17日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 情報公開で得た資料を見て疑問があります。A4サイズ1枚の用紙に、①取水井の設置年月日 平成31年4月17日、③井戸の種類 径125mm 深 100mと表示されています。井戸工事中の写真を見ると井戸の中に入れたケーシング管の大きさは、150mmの大きさに見えますので、おかしいと思い調べていたら、地質柱状図の資料の中に、掘削口径311mm 掘削延長100m ケーシング口径150mmの記載が有りました。
 口径の表示で、311mm,150mm,125mmの3種類が書かれているので、昨日1月16日に高座清掃施設組合に出向いて、井戸のケーシング管の大きさを調査したので見せて欲しいとお願いしました。
 公園内に設置されている防災用井戸の周囲はフエンスで囲まれ、錠がかけられて立ち入れない状況のため、カギを持って一緒に確認をお願いしたら、職員の説明はフエンス内の井戸の箇所は、蓋がしてありケーシング管の上には機械があるので、今日は開けれないとの回答。高座の職員で確認するので待って欲しいとの話になりました。

 今回の3種類の口径問題では、幾つかの可能性を考えました。
①井戸の掘削は、311mmで掘って150mmのケーシング管を入れた。125mmの表記は間違いだった。
②水中ポンプを入れた深さ19mの所より少し深くまでは311mmで掘削して、それより深い場所は口径の小さな機械で掘って、上部のケーシング管150mm、それより深い所は125mm。
③ストレーナーを入れた、56mまで150mmでそれより深い場所は125mmのケーシング管などいろいろな可能性が考えられます。
 松本は、①が濃厚と考えますが、必用のない125mmなのかの検証は必要です。
現在、情報公開請求で業者の報告書だけでなく、高座清掃施設組合の担当職員の現場立会いの日報を請求しているので、職員が記録した資料が提出されると明確になります。
 地上で見れる箇所はいつでも確認出来ますが、地下に潜る箇所は後日の確認は困難なので必ず職員が記録していると思います。
 井戸の立会いでは、工事期間中の電気検層とケーシング管の埋設の時間帯は、必ず現場に出向いて、高座の職員が独自に数値を記録してあると思いますので、高座の職員の記録と比較すると、どうして不思議な数字が表記されているのか検証出来ます。
 口径問題は、高座の職員の日報等の資料が提出された時点で書きます。
 明日は、口径以外の疑問について、今日調査して明日のブログで明らかにします。

 

 


 

 

 


本郷ふれあい公園の井戸の深さの問題

2020年01月16日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 本郷ふれあい公園内に災害時の生活用水確保のために井戸を新たに掘りました。
 今回、公園を造成した場所は目久尻川の近くで、地下水の深さも30m~40m程度の浅い場所が取水位置と思われます。
 昨年暮れ、職員に井戸の掘削の深さを質問したら、100mの深さまで掘ったとの回答でした。
 松本から公園の場所は、深さ30m~40m程度が地下水が豊富で、それより深く掘っても地下水が流れていないので無意味だと話しました。
 松本の指摘を受けてから、職員が最初に示していた資料(県への届け出の条例)、大量に汲み出すので(県への届け出)、100mの深さまで掘ったと主張しました。
 情報公開で請求した資料の一部だけが出されましたが、殆どの資料は隠されていると思います。
 新たに見せられた資料は、公園の第二期工事個所に新たに2か所の井戸を掘るので、今回井戸が出来ている個所と第二期工事の2か所の井戸の汲み出す能力の合計が、県の許可の水量になるので、今回100mの井戸を掘ったと自信を持って職員が説明されました。
 そこで松本が指摘しました。神奈川県が発行している地下水を採取する事業者のみなさまへの文面、(許可の基準)第68条(2)揚水機を設置する井戸のストレーナーの地表面からの位置が100メートルより深いものであること。と明示されています。
 情報公開で出された井戸の深さは100m。ストレーナーの深さは20m~56mと表示されていますので、今後の2本の井戸を掘って水量を確保すると、神奈川県の条例違反になると思われます。
 条例違反を避けるには、汲み出す水量を減らすことになりますが、高座の職員が松本に説明した、100m深さの必要性の根拠がなくなります。
 公開された資料では、井戸の深さは100mで、ケーシング管が入れて有ります。県の条例の許可の場合、100mより深い位置にストレーナーが必要です。水中ポンプ等の設置を考えると120m~130mの井戸を掘ることになります。
 地下水を汲み上げる揚水管は小さいので入りますが、井戸を保護するケーシング管は直径150mmの大きさで、100mの深さから引き抜く事は出来ません。
 組合職員、公園造成業者、井戸工事を行った業者の、3者とも必要のない深さの工事であることは、井戸の掘削中に電気検層測定を行っていると思いますので、掘る必要のない深さまで掘った(掘ったこと?)になったのでしょか。
 情報公開請求に対して、電気検層(電気の抵抗値で地下水の位置の判断)の資料が提出されません。
 昨年、情報公開の請求を口頭で伝えたら、井戸は完成したが公園工事全体が終わっていないので、業者から提出されていないのとの説明。
 暮れに情報公開の請求を口頭で伝えたら、松本に連絡をしないで業者に書類の修正作業を行わせるため、業者に渡したと説明。
 工事関係の書類が、松本に見せない期間に修正作業が行われたのが残念です。
 これまで情報公開請求で問題点を見つけて来ましたが、情報公開請求に業者か書類が来てないとの理由で申請を受け付けないで、公園が完成したので公開請求を申し入れたら、その前に業者に修正作業を行わせているので、書類が存在しないとして受け付けない新たな手口で苦労しています。
 同じような手口が再発しないように、今後、情報公開審査会などで問題点を明らかにしていきます。