松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

井戸の検査で、横浜市はケーシング管挿入と揚水試験に立ち会う

2020年02月12日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 神奈川県内の深井戸の許可は、政令市と神奈川県が対応しています。
 政令市以外を管轄としている神奈川県は、井戸の深さを確認するケーシング管挿入時や水中ポンプの揚水能力を調べるための立会い検査は、県庁で統一した基準はなく、各地の出先機関が個別に判断するとの回答がありました。
 海老名市域を管轄とする県央地域県政総合センターの担当者に確認したら、本郷ふれあい公園内の井戸に関しては、事前の相談(コンサル)のみで許可の申請はされていないので、許可の申請時に判断するとの回答でした。

 横浜市の対応を市議会議員経由で確認したら、ケーシング管挿入時と揚水試験は原則的には立ち会っているが、都合がつかない場合は書類で判断する場合もあるとの回答でした。
 他の政令市の情報の確認と、平塚市・茅ケ崎市・寒川町を管轄している地域の県政総合センターにも確認していきます。

 県や政令市が許可を出すに2回掘削現場に立会いが必要なのは、①条例でストレーナーの位置は100mより深い位置に設置を求めていますので、ケーシング管やストレーナーの取り付け時に立会いが必要です。写真では判断は困難です。 ②揚水試験時の立会いは、許可申請時に記入された汲み上げ能力の違反がないかの調査に必要なので、許可を出すのに立会いが必要と思います。


情報公開請求で、海老名市の対応に疑問

2020年02月11日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 

 本郷ふれあい公園内の井戸の掘削の届け出が、海老名市に出されていない件で、海老名市に対して私が1月28日付けで情報公開請求を行い、その後決定通知書が届きました。
 請求項目は、①条例、施行規則以外で井戸を規定する文書(防災井戸に関係するものを除く) ②高座清掃施設組合から、本郷ふれあい公園に関する、市に提出された届もしくは許可申請書類。 ③市と高座清掃施設組合が、本郷ふれあい公園の井戸について協議した文書の3点について公開を求めました。
 

 海老名市からの回答は、公開しない理由 公開請求に係る行政文書が存在しないため。
 この海老名市の回答で疑問があります。①②は、要項や、申請・許可の届け出はないのは理解します。
 ③の井戸について協議した文書が存在しないのは疑問です。
 高座清掃施設組合の説明では、昨年12月頃から海老名市の担当課と届け出の違反行為について協議を続けているが、1月28日時点でも届け出はされていないと述べています。
 更に1月27日に、私が海老名市の担当者に説明を求めた時に、海老名市の担当者の説明では、今回の本郷ふれあい公園の井戸の許可は、高座清掃施設組合が県の許可を求める行為で海老名市の届け出は必要ないと何回も述べています。(1月28日には届け出が必要と認めました) 
 更に、文書が存在しないとの決定通知書に対して、私から電話で担当者に、情報公開請求時から届け出はされていないが、高座清掃施設組合は海老名市と対応を協議していると述べているので、協議した事実が判る文書の公開を求めているのに文書が存在しないのはおかしいと指摘したら、メモは残っていると回答しました。
 お互いに文書が存在することを口頭で認めているのに、情報公開請求に対しては文書が存在しないとする行政対応に驚いています。
 海老名市が文章を隠すなら不服申し立てで審査請求を行うが、情報公開審査会では文書の存在を認める事になるので、事前に対応を検討してほしいと伝えました。
 市民が市の条例に違反(罰金5万円)して困って対応を求めてきたときに口頭で話しを聞いて、記録も残さずに放置する対応に驚きました。


 

 


本郷ふれあい公園の井戸の揚水試験データーの訂正を行います

2020年02月10日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 本郷ふれあい公園の井戸の揚水試験の記事で、一部訂正を行います。
 試験用水中ポンプの能力で、ポンプメーカーの川本製作所のポンプのカタログ(433ページ)に掲載されている機種の性能曲線では、1分間に100リットルしか地下水を汲み上げる能力がないと記載され、川本サービス株式会社の地元営業所の担当者に確認しましたが、1分間に120リットルは汲み上げないとの説明がありました。
 今回、公園の受注業者から、1分間に120リットルの地下水を汲み上げるメーカーの能力試験データーが提出されました。
 メーカーに確認したら、200ボルトの電圧でモーターを回すと、ばらつきはあるが120リットルの地下水が出る場合もあるとの説明がありました。
 メーカーの総合カタログでは、1分間に100リットルしか汲み上げることが出来ないと示して、別資料では120リットルの資料が出ました。
 本郷ふれあい公園には、100ボルトの電気の配線しか行われていませんが、揚水試験は200ボルトでモーターを回したそうです。。
 揚水試験時の写真を見て下さい。このホースの勢いで、1分間に120リットル(ドラム缶の60%の量)の地下水が出ているとは思われません。
 揚水試験には、職員が立ち会っていませんので、確実な事は言えませんが、ホースから出ている地下水の量から見て疑問です。


本郷ふれあい公園の電気検層図の数値に疑問

2020年02月05日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 高座清掃施設組合が公園内に掘削した井戸の、電気検層図の数値に疑問が有りましたが、2月3日に公開された協議事項の内容で新たな仮説を考えました。
 1月14日に公開された図面には、地下水をケーシング管内に入れるために穴の開いたストレーナーが5か所、電気検層図がないので資料を要求。
 その後、施設組合から新たに公開された孔内状況図には、ストレーナーが下部に2か所増えて合計で7本に変わりました。一緒に提出された電気検層図が孔内状況図と合致しないおかしな状態です。 新たに図面に追加された、70m・80m付近にストレーナーが増えていますが、その位置の電気検層図には変化が見えません。
 地下水が多くない場所にストレーナーを増やしたのか謎でした。
 2月3日に公開された、昨年3月26日の工事打合せ簿に、75m付近から水が湧いてきたため100mの井戸に変更すると記入されます。
 この会議の前日には、掘削業者以外の茅ケ崎市の井戸業者から100mの見積書が組合に提出されています。
 掘った井戸に地下水を導入するストレーナーの位置を決める電気検層が4月11日に行われている事になっています。
 井戸を掘ったら素早く、ケーシング管を入れないと井戸が崩壊する危険性が増えますので、一般的には掘り終わったら電気検層を行い、ケーシング管を挿入すると思います。

 

 ①データーから見て、電気検層を本当に実施したのか疑問です。解明するため写真の提供が必要です。

 ②4~5日で、75mまで掘削して残りの25mの掘削に、20日間近くの掘削工事の資料が存在しないのが疑問です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

か所の設置でした。電気検層図が添付されていないので資料を要求して提供されました。
 

 

 

1月29日の私のブログに、両方の写真を掲載しています。


本郷ふれあい公園の作業日程で疑問

2020年02月04日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 昨日2月3日に、高座清掃施設組合から情報公開資料の一部公開されました。
 資料を比較して新たな疑問が出ました、過去に公開された書類を含めて時系列で紹介します。
①平成30年3月27日 茅ケ崎市内の井戸業者D社から高座清掃施設組合宛てに、井戸新設工事見積書(2170万円)提出。
②平成30年6月20日 井戸工事を含めた公園全体の工事費約3億8300万円(議会承認)
③平成31年3月19日 愛川町の井戸業者C社が井戸掘削工事深さ150mをスタート
④     日時不明  井戸工事75m付近から水が涌く
⑤平成31年3月25日 茅ケ崎市の井戸業者D社から、組合宛てに、深さ100mの見積書提出
⑥平成31年3月26日 工事打合せ。井戸の深さを150mから100mに変更協議、出席者は組合職員1    名・管理者2名・請負者2名の合計5名。変更理由は設計では削孔長150mで施工ですが、約75m付近から水が涌いてきたため、削孔長を100m.(県道22号線拡幅工事を考慮した削孔長さで止めることを協議願います)
⑦平成31年4月11日 掘削工事100mの最終日、ケーシング管長さ100m以上を挿入作業。

 

 時系列に並べて見たら、井戸工事の見積は2回とも茅ケ崎市の業者が組合に提出していますが、井戸の掘削工事は愛川町の業者が工事をしています。
 3月19日の掘削工事開始から75mの深さまでは、25日のD社提出の見積書より以前に到達せているので、残りの25mの掘削は完了して、組合との協議前に100mに到達していると思われます。
 情報公開で請求している作業日報が提出されるとその疑問が解決します。
 3月25日以前に、75mまで掘削されているのに、掘削工事の最終日は4月11日まで続いていました。この疑問に対して、組合からは途中でトラブルが発生したとの説明がありましたが、工事写真は3月19日と4月11日のみて、その間の写真は並んでいるパイプだけです。
 トラブルが起きていたら、その写真を残すべきです。


 
 

 


  
 

 

 


本郷ふれあい公園井戸の砂利投入の目的は

2020年02月03日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 地下水を汲み上げる井戸の場合、手押しのポンプは汲み上げる水量が少なく、周りの地層から砂を汲み上げる事は殆どありません。
 電気式の水中ポンプの場合は、短時間に大量の地下水を汲み上げるため水と一緒に砂を汲み上げる可能性があります。
 高速で砂を吹き付けると金属板も削れてしまいます。

  地下水を汲み上げる水中ポンプも、地下水と一緒に砂を汲み上げると中の羽が傷んで水の汲み上げが困難になりますので、井戸の中に出来るだけ砂が入らないように井戸の穴とストレーナーやケーシング管の間に小さな砂利を充墳してフィルターの役目をします。
 掘られた井戸とケーシング管の隙間の容積は、業者の資料によると深さ100m~20mは4・15立米と書かれていますが、砂利の添付写真では1立米程度しか写されていません。
 砂利納入業者から井戸業者に提出されている納品伝票の写しで早く確認したいです。
 また、地上から20mの深さまで遮水で使われた、約1立米の品物の写真が添付されていないので、その品物の伝票も提出されると思います。 
 井戸内に砂の侵入を防ぐフィルターの役目をする砂利の大きさの疑問があります。
 平成15年に高座清掃施設組合が敷地内に、ダイオキシン測定用の井戸を掘りましたが、測定回数も少なく汲み上げる地下水も少量ですが、充墳した砂利の大きさは6ミリ程度の大きさを投入しています。
 今回の井戸は公園内の散水にも使用しますので、大量に水中ポンプで汲み上げる予定です。
 フィルターの役目をする砂利の大きさは、9ミリ程度となっています。
 なぜ前回より大きい砂にしたのかが判断できる、資料が公開されることを期待しています。


 
 

 

 

 


井戸の充墳砂利の少なさに驚き

2020年02月01日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 本郷ふれあい公園内に設置した井戸工事の写真を見て、砂利の量の少なさに驚きました。(4月12日の写真)
 
 充墳砂利の容量を前回と今回の井戸の容積で比較すると、16年程度前の前回は掘削口径219ミリ、ケーシング管100ミリですので、その口径の差の場所に深さ20メートルの深さで入れています。
 今回の井戸は、掘削口径311ミリ、ケーシング管150ミリですので、その口径の差に100メートルの深さまで投入されると思います。
 ドーナツに例えれば、ドーナツの外側が穴の掘削径、ドーナツの内側がケーシング管の大きさ(ケーシング管の厚さは同程度)ですので、大きさの違いに、深さ20メートルと100メートルをそれぞれ計算すると容積が大きく違っています。
 写真の充墳砂利の少なさを指摘したら、職員の説明では業者に確認したら写真は入れた砂利の量の半分で、残り半分は写真がないと言われたそうです。私から指摘しました、本来連続して入れている砂利の写真が無いのは問題があるので、写真が不足しているのであれば、確認のため現場に砂利を届けた砂利業者の納品伝票の提出を求めました。(一番下の袋から直接落としているのは平成14年の工事写真)

 


 


本郷ふれあい公園井戸の揚水試験で不可能なデーター

2020年01月31日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター


 ホースを手にしている男性の写真、地下水の揚水試験で水量が1分間に100リッター出ていると書かれています。
 別のページには、測定日 平成31年4月17日 揚水量1分間に120リッターと記載されていますので職員に確認したら1分間に120リッターの地下水を汲み上げたとの説明でした。
 写真の細いホースから水が放物線を描いて出ていますが、計算すると一升瓶を0・9秒で満杯にする計算になるので写真の方法は無理と判断しました。
施設組合から業者に揚水試験で使用したポンプの資料を求め、カタログで能力を確認し水中ポンプのメーカーにも確認しましたが、1分間に最高でも100リッターしか出せないことが明らかになりました。
 それも、パイプで直接接続した場合での数値です。写真のように弛んだホースで1分間に120リッタ―は出ないと思います。
 井戸の能力を確認する、揚水試験のデーターが信用できないことが明らかになりました。

 


本郷ふれあい公園の井戸工事で、海老名市の環境保全条例に違反

2020年01月30日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 私の指摘に対して、1月27日と28日の両日、高座清掃施設組合と海老名市が条例違反行為を認めました。
 高座清掃施設組合は、組合長が海老名市長・副組合長が座間市長と綾瀬市長で構成されています。
 今回の違反行為は、高座清掃施設組合が焼却施設の近くに地域住民の方が楽しめる「本郷ふれあい公園」を建設して、公園内に100mの深さの井戸を掘って、水中ポンプと手押しポンプの両方が使用出来る揚水施設を設置しました。
 海老名市の環境保全条例では、第27条(地下水の使用制限)地下水を取水し、業務用及び家庭用に利用しようとする者は、取水量その他の規則で定める事項を市長に届け出なければならない。第42条 次の各号のいずれかに該当する者は、50000円以下の罰金に処する。(2)第27条第1項及び第2項の規定による届出をせず、若しくは虚偽の届出をした者又は同条第3項の命令に違反した者。
 施行規則では、(地下水の取水の届出)第21条 条例第27条第1項の規定による規則で定める事項は、次に掲げるものとし、当該事項の届出は、地下水取水施設を設置しようとする日の30日前までに地下水取水届、(第14号様式)に関係図書を添えて行うものとする。

 今回の問題では、昨年11月に私が本郷ふれあい公園の井戸に関する情報公開を求めた後に、高座清掃施設組合職員と海老名の担当職員が届出がされていないことの対策協議を行っていたそうです。
 今月28日時点でも、海老名市に届出がされていません。
 

 

 

 

 


情報公開制度で、文書が隠されていました

2020年01月29日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 昨日、以前私が提出を求めていた本郷ふれあい公園内の井戸の揚水試験データー7枚が公開されました。
 そのデーターを見て内容がおかしい事に気づきました。1月14日に私に公開されたA4サイズ30ページの文書(その内の20ページは工事写真)の内容と一致しないことに気づきました。
 新たに公開されたデーターと高座が保管している写真を比較したら、14日に私に公開された写真と違う写真が含まれています。
 14日に情報公開された写真と、高座の職員が持っている写真を比較して、全体ではA4サイズ40ページが保管されています、14日に私に提出された工事写真は20ページ程度の違いです。
 工事写真の半分は隠されて、公開されていませんでした。
 可能性を考えるとコピー作業のミスと思いますが、用紙20枚と40枚では直ぐに違いに気づくと思います。
 14日に公開された30ページの文書の問題は、最初の11月からおかしな動きでした。
 情報公開を求めた時に、井戸の書類は業者が保管して、高座では保管していないと驚くような説明でスタートし、12月末の情報公開請求では、工事が完了して業者から提出された文書を、情報公開を求めている私に連絡しないで、修正作業のため業者に渡したので、高座には文書が存在しないとの説明がされました。1月に発覚した工事写真は半分の枚数しか公開されていない問題にあきれるばかりです。

 


 


 
 


本郷ふれあい公園の井戸の問題点について(手押しポンプ)

2020年01月28日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 一時中断した井戸の問題点の記事を再開します。
 10日ほど前にフェンス内の井戸を確認したとき、掘られた井戸の近くの手押しポンプを動かしましたが水が出ません。
 公園がオープンしたのは12月1日です。公園の引き渡しの11月末までは、公園施工業者が管理をしていましたので、引き渡しから50日程度で水が汲み上げられない状態になっています
 維持管理の問題では、井戸がフェンスに囲まれてカギがかかっていると、市民が日常的に水を汲み出すことが出来なく災害時の使用に支障が出る可能性があると指摘しました。
 私の指摘に対して職員からは、管理は職員が週1回定期的に手押しポンプを動かして地下水を汲み出しているので、災害時に使用出来るよう維持管理を行っていると説明。
 井戸が引き渡されて、50日で手押しポンプから地下水が出ないこと驚きました。
 
 私の予測では、本来手押しポンプは井戸の上に設置して揚水管はまっすぐ真下に伸びるのでパイプ内は真空状態が維持できるが、今回の工事では手押しポンプと井戸が直線でなく、パイプをクランクにしたために空気が入ってためと思います。
 職員には、早急に原因を調査して対策を要請しました。
 
 もう一つの問題は、一般的に使用されている手押しポンプは取っ手を動かして地下水を汲み上げる時に安全対策として、取っ手と本体にの間に手が挟まれないなうにストッパー機能がありますが、今回公園内に設置された手押しポンプにはストッパー機能がないので、災害時に手押しポンプを動かして指を挟む危険性が心配です。

 写真は,ストッパー機能の手押しポンプと今回設置された手押しポンプです。

 

 

 

 


 
 

 


本郷ふれあい公園の井戸、新たに10か所弱の問題点が

2020年01月24日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 高座清掃施設組合が掘削した井戸の問題では連日ブログにて問題点を明らかにして来ましたが問題点が多すぎるので、昨日、組合職員に工事方法や井戸の成績試験データの矛盾点など、新たに10件弱の問題についてお知らせしました
 松本の10件弱の指摘に対して組合職員の方からの反論はなく、今後対応出来る箇所については対応していきたいとの回答がありましたので、井戸の問題でのブログ記事は停止します。


架空工事を認めました、高座清掃施設組合の井戸工事の一部

2020年01月23日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 昨年12月1日から利用が開始された本郷ふれあい公園、フエンスで囲まれて近くに立ち寄れない井戸についてカギを開けて見せて欲しいと要請しても、職員で確認するので結果は報告しますとの回答が続きました。
 いつまで待って返事が来ないので、昨日職員にフエンスを開いて井戸を見せるように再度要求しました。
 設計図では手押しポンプの下に井戸が掘られていることになっているが、地面がアスファルトで舗装がされていますので、近くのマンホールの蓋を開けてもらったら、井戸が出てきました。
 手押しポンプから塩ビ管が横に延びて、井戸内に入っている揚水管に接続されていました。
 高額の費用の根拠になるシリンダは、設置されていないことが判明しました。
 井戸の位置も図面と違う場所で有ることが判明しました。
 疑問があるので、井戸とマンホールを見せて欲しいとお願いした時点で、現場の問題を明らかにしていれば簡単なことでした。
 隠された井戸が低いマンホール内に設置したことによる、新たな問題点については明日から明らかにしていきます。


本郷ふれあい公園の井戸はどこに掘られているの?

2020年01月22日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 昨年11月に井戸の場所を確認したら、左側から手押しポンプ、450mmのマンホール、地上のポンプ、受水槽タンクが並んでいました。
 一般的には、手押しポンプは井戸の上に設置され、モーターで汲み上げる水中ポンプも同じ場所に取り付けられています。
 手押しポンプの下の地面はコンクリートかアスファルトで覆われています。これでは地下に設置した水中ポンプのメンテナンスが困難なので、近くに設置されたマンホールの場所が井戸の場所と判断しました。
 1月14日に公開された工事の図面を見ると、手押しポンプにシリンダが取り付けらていますので、井戸は手押しポンプの下しか不可能と判断しました。地上の手押しポンプから長さ12mの大きな金属棒を上下させて水中のシリンダを動かして、地上に地下水を押し上げる機能のため、部品代より加工の手間と強度が求められ大変な作業のため費用も大きく膨らむと予想されます。
 
 先週、高座清掃施設組合の職員に、1月14日に公開された資料では井戸内に入っているケーシング管の大きさが150mmと125mmの両方が記載されているので、確認をしたいとお願いしたら、職員が確認して連絡をよこすとなっていましたが回答がないので、今日公園で確認をします。
 井戸の位置は、手押しポンプの下か、マンホールの下か、それとも2本の井戸が掘られてのか調べます。
 本来、手押しポンプにシリンダを取り付けたことで、加工が複雑でさらに強度が求められ、工事費を高額にしたシリンダの必要性はないと思われます。
 自然水位が4・7mしかないので、簡単で安価な手押しポンプで十分と思います。


本郷ふれあい公園の生活用水

2020年01月20日 | 高座清掃施設組合・高座クリーンセンター

 公園計画時に議員に配布された、(仮称)本郷公園(第一工区)実施設計概要には、北西側に井戸(災害時の生活用水)及び防災トイレを配置と書かれていますので、災害時に市民が避難する場所と思いました。
 生活用水の定義では、国土交通省のHPでは、生活用水の使用量の項目で、調理、洗濯、風呂、掃除、水洗トイレ等の家庭で使用される「家庭用水」、オフイス、飲食店、ホテル等で使用される水を「都市活動用水」と呼び、これらを併せて「生活用水」と呼んでいます。
 国の説明でも、生活用水の最初に調理と書かれていますので、飲用水を想定した井戸と考えていました。
 今回、本郷ふれあい公園の井戸に関する情報公開請求で、保健所に提出された地下水の水質検査の資料が添付されていないと指摘したら、今回の井戸は飲料はさせないで、災害時のトイレと散水に使用すると、新たな説明が行いました。
 公園計画では、災害時に市民が公園に避難するので、生活用水確保のために井戸を掘ると説明して井戸が完成したら、災害時にトイレに流すためとの新たな方向で説明が始まりました。
 災害時に、公園トイレに流す水なら井戸を掘るより、タンクを設置する方法が安価に出来ます。
 公園に散水の説明については、明日以降にブログに書きます。