松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

学童保育入所者初の100万人突破   

2015年08月24日 | 青少年・子育て
学童保育(放課後児童クラグ)の全国調査で、今年5月1日現在で入所児童数が初めて100万人を超えました。
その一方で、学童保育が無い自治体は全国で130市区町村、校区内に施設がない学校は3284校有りました。
校区内に施設がない学童保育として、綾瀬内の落合小学校が含まれます。
14年の厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、母親が働いている小学校低学年の子どもは約220万人。学童保育に入所している子どもは4割弱です。フルタイム勤務に近い母親を持つ子どもは約133万人とみられ、低学年に限っても「潜在的な待機児童」は40万人と推測されます。
量と質の拡充が急務です。綾瀬市の施設確保は今年度、綾瀬小学校と綾西小学校、来年度以降落合小学校と確保していきます。

綾南の滝で、毎日水遊びをしています

2015年08月07日 | 青少年・子育て
綾瀬市の南部地域にある綾南公園では、広場でグランドゴルフ、炊事棟ではバーベーキュウ、緑の中のアスレチックなど、大人から幼児まで一日中楽しめます。
夏場には、写真の綾南の滝で幼児がたくさん水遊びを楽しんでいます。
午前10時から午後3時までは、水が流れて楽しめます。濡れるので必ず衣服の着替えを用意して下さい。

綾瀬市の公園は、市の担当者が案を作成して業者に発注していましたが、この綾南公園は綾瀬市で初めて、公園に対する計画を地域の代表が話合って作成しました。
地元の市議会議員や子どもから高齢者、自治会代表などが会議室に集まって話合いを行ないました。
最初に市から提示されたのは、公園予定地の地図だけで、参加者からの意見で計画図を作成して、会合毎に意見を取り入れて修正しました。
私も意見を述べましたが、駐車場が不足すると近隣に迷惑になるので増やして欲しいと述べました。
市の担当者は、この公園は近くの人が利用するので中心のため、小学校の横の6台程度で対応出来ると意見が並行線でした。
その後、駐車場の不足が問題になり落合側の広場入口近くに駐車場を設置しました。
その後の公園設置では、計画が更地の段階から関係する地域の皆さんが話し合って具体化する公園作りが行われています。

今日10時から、綾瀬市青少年問題協議会に参加します

2015年07月28日 | 青少年・子育て
今日の議題は、委嘱状交付、委員・職員紹介。副会長の選出。
議題は、綾瀬市青少年健全育成活動指針の見直しについて、いじめ防止対策の連携調整について。
報告は、健全育成事業について、青少年の非行・被害防止全国強調月間実施内容について、
青少年相談室の活動状況について、少年犯罪及び補導状況についてなどが議論されます。

夏休みの学校プール開放、監視員体制で日数減

2015年07月06日 | 青少年・子育て
子どもたちが毎年楽しみにしている、学校プールの一般開放の開催日時がプール監視員の確保が出来なく日数減。
埼玉県のプール事故の後、警備業法が厳しくなって監視員の確保が困難になっています。
以前は、大学生と高校生のチームで各学校のプールの監視を行なっていましたが、警備業法の運用が厳しくなり、高校生の場合は18歳以上しか監視業務に従事出来なくなりました。
殆どの大学では、この時期に試験が行なわれるので人員確保が困難になっています。
今年の一般開放日は、綾瀬小・綾南小・城山中が10日間、綾北小・綾西小・早園小・北の台小・寺尾小が8日間、天台小・落合小・土棚小が7日間で、各校とも半日です。
教育委員会の説明では、業務を行なう業者がみつからないので、苦労して日数削減で折り合いがついたとの説明でした。
各学校の開放日が少なくなりましたので、自分の学校以外の近くの学校を利用して下さい。
日程調整の段階で、隣の学校とは重複しないようにされています。
私から教育委員会にお願いしました。来年からは大学生・高校生のチーム編成に、高齢者で泳ぎがうまく、事前講習会に参加された方も含めたチーム編成を検討して欲しいとお願いそました。

低年齢児対象の保育施設 

2015年06月19日 | 青少年・子育て
低年齢児対象の保育施設が、吉岡地域の綾西幼稚園隣に建物建設の工事が行なわれています。
0~2才児対象の施設で、安心こども交付金として1億1430万1000円が交付されます。
11月末に建物が完成する予定で工事が行なわれています。
新たな園児の募集は行政への手続きなどで、直ぐに行なうのか来年4月以降かは未定です。
入所希望の方は、市のHP等で今後確認して下さい。
もう一カ所の北部地域の施設建設は、関係機関と調整中との説明です。
保育園が不足している北部地域への建設が進み、来年度から開設される事を期待したいものです。
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綾瀬市の学童保育のマンモス化と青少年問題協議会での議論

2015年02月13日 | 青少年・子育て

綾瀬市内の小学校は、10校あります。学童保育施設は、幼稚園が行なっている法人2施設と保護者が運営している施設10施設の合計12施設に、昨年4月時点で357人の児童が利用しています。平均では30人弱ですが、地域的問題からバラツキが有り利用している児童が多い施設は、(わんぱくクラブ)60人、(ひまわりクラブ)50人の大人数の所と、(たんぽぽクラブ)土棚小30人・落合小14人・綾南小1名のように、落合小の子どもは学校を出て自分の家の前を通り過ぎて隣の土棚小の近くを過ぎて、学童保育に通っています。
日本共産党議員団は、40年近く前から学童保育の充実を訴えて、過去には認め印を捺して、市民限定の署名運動に取り組む保護者の方々と一緒に制度充実を訴えて来ました。
他の自治体が、施設確保で前進する中、綾瀬市は保護者と指導員に負担を押し付ける状況で運営されています。
日本共産党議員団は、他市に比較して遅れて綾瀬市の学童保育施設を保護者任せにしないで、市が学校内の用地を使っても建物の確保を行なうよ訴えて来ました。

私も入っている青少年問題協議会で、国の子ども・子育て制度の議論が行なわれる中、新たに委員になられた大学の先生が、他市に比較して遅れている状況を説明して戴く中で、綾瀬市の学童保育の充実が早急に地理組まなければならないとの認識が広まりました。
2月17日(火)に、綾瀬市青少年問題協議会が開催され、学童保育の事業計画として、27年度に綾瀬小学校の改修工事と綾西小学区の「ながぐつ児童館」2階集会室の改修工事を行ない、平成28年1月にNPO法人、社会福祉法人等で運営予定、28年度落合小工事、、29年度に北の台小、30年度に土棚小、31年度に綾南小の学区に公設の学童保育の議案が審議されます。
将来的に児童が減少したら、保護者の皆さんが運営している学童保育は無くして公設学童に移行すると思われます。


青少年問題協議会で放課後児童対策を議論,意見書は

2014年07月30日 | 青少年・子育て
 7月29日(火)午前10時から市役所で、26年度第1回の会議を開催しました。
 議題は、現在パブリックコメントが行なわれている放課後児童対策についてと放課後対策の総合的な推進についてが議論されました。資料の綾瀬市の放課後児童対策について 平成26年度の動向をふまえた最終まとめでは、
 1・平成26年度の放課後児童対策の動向
(1)厚生労働省省令「4月30日放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」(2)子ども・子育て会議・産業競争力会議
(3)中央教育審議会生涯学習分科会、子供たちの豊かな学びのための放課後・土曜日の教   育環境づくり
(4)神奈川県生涯学習審議会「体験活動を重視した放課後の子どもの居場所づくりのため   の、社会教育施設等地域の教育資源の活用のついて答申」 
 2・放課後児童対策の重点課題について
(1)学童保育クラブの公設化とプラザ事業との連携
(2)あやせっ子ふれあいプラザ事業の見直しと学童保育クラブとの連携
 3・放課後児童対策の事業見直しのポイント
(1)学童保育クラブの公設化とプラザ事業の連携
(2)校庭等学校施設と総合型地域スポーツクラブの活用
(3)保護者への活動参加の呼びかけ
(4)有資格者や大学教職課程、高校への呼びかけ・協定
(5)NPOや企業等への呼びかけ 
(6)特別な支援を必要とする児童の受け入れ・対応
(7)同居家族の介護が必要な家庭等、潜在的需要の把握 
 以上の資料を協議会委員の鎌倉女子大学准教授の梨本先生が作成して戴きました。
 委員全員で議案に賛成し、今後は条例策定に向けて作業を行なう事になります。
尚、厚生労働省・文部科学省の放課後対策の総合的な推進についての資料に対して現実的ではないとの意見が多数有りました。
 放課後児童対策のパブリックコメントの提出締切日は7月31日です。急いで提出を