松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

橋の欄干の安全対策について

2019年03月17日 | 議会

 3月15日の松本の一般質問。
(質問)目久尻川に架る中野橋の欄干の隙間から、幼児の頭が橋の外側に出ているのを見かけました。落下する危険性があるが、市が管理する市内全ての橋りょうの安全確認と対策を講じないかお聞きします。
(答弁)市が維持管理している橋りょうは86橋ある。橋の安全確認と対策については、全橋りょうを5年に1回、専門業者に委託し、健全度の診断を行い、不良個所については、計画的に修繕を行なっている。
 橋の高欄部については、破損状況等の確認はしているが、桟間隔については、点検項目にないことから、実施していない状況である。今後、市職員により調査を行い、転落の恐れがある箇所については、是正し安全確保を図っていく。
(質問)橋の欄干の桟間隔の基準は
(答弁)防護柵設置基準(昭和61年制定・国土交通省)では、桟間隔は15センチ以下にすることが望ましいとされている。この基準は、昭和61年に制定されとものである。
(質問)基準制定以前の橋は、河川ごとに何橋あるのか。
(答弁)基準日(昭和61年以前)以前の橋は、目久尻川は17橋中12橋、蓼川は10橋中6橋、比留川は20橋中15橋。
(質問)設計上の間隔についてお聞きします。
(答弁)高欄の仕様によって異なるが、現在は、桟の内側で15センチ以下にしているものが採用されている。また、設計図書等には、桟間隔を含めた構造寸法や材質等の仕様を明記している。
(質問)橋の検査時には、隙間の確認を行っているのか。
(答弁)施工図等による書面検査や現地における出来形の実測により、設置基準や仕様書に適合しているかの確認を行っいる。なお、抜き取りによる検査のため、すべての隙間を検査していない。
(質問)安全点検は、いつから行うのか。
(答弁)早急に調査を完了させる。
(質問)幼児が橋の欄干から落ちない対策は
(答弁)基準に対して、桟の間隔が広い箇所については、利用状況に応じて、アクリル板の設置や格子を増やすなどの対策を行っていく。
(質問)間隔が広い箇所については、仮対応としてネット等の設置は出来ないか
(答弁)調査の結果、桟間隔が広く歩行者の交通が多いなど、転落の恐れがあると判断できる箇所については、ネット等で仮対応を行って行く