松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

有機フッ素化合物の暫定測定値をアメリカが強化しました

2022年07月17日 | 有機フッ素化合物

 米環境保護庁が水道水中濃度に関する安全性の暫定勧告値を大幅に強化する新たなガイドラインを発表しました。
 今年6月15日の改定で、PFOSは0.02ナノグラム、PFOAは0.004ナノグラム以下に変更しました。
 米環境保護庁が規制強化に踏み切った理由として、16年の解析で規定した数値よりはルカにわずかな量でも人体に悪影響を及ぼすことが明らかになってきたと主張。免疫力、心臓血管、低体重児出産、がんなどとの関連性に言及し、ゼロに近い量でも、健康への一定の悪影響がある可能性を指摘しています。
 厚木基地の西側を流れる蓼川の測定では、厚木基地より上流では、5~17ナノグラムに対し基地からの排水が流れ込み位置では120~340ナノグラムと高い数値が検出されています。
 厚木基地と河川の蓼川に間の地域、本蓼川地域の井戸水からは、1300~2600ナノグラムの高い数値が検出されましたが、測定場所が非公開のため原因は厚木基地か工場からの流出なのか特定出来ま出来ませんが、アメリカの0.004と日本で測定された2600ナノグラムの違いについて、国も県も基地外で測定は行っても基地内に入って調査を行いません。