約40年前に建設された地元の春日台中学校が、建設されて10年を過ぎた時期に、建物から無数の針金が校舎の壁から出ているのを見つけました。
市から建設業者に補修を求めましたが補償期間を過ぎているとの回答で、市では建設業者の責任は求めないで綾瀬市負担の補修工事を検討するとの回答でした。
私は議会で経年劣化の場合は、綾瀬市の費用負担での工事になるが、壁一面から針金が飛び出すのは中の鉄筋が結束されていないと思われるので非破壊検査を求めました。
検査結果と建設会社の調査で明らかになったのは、3階建ての建物の壁一面の鉄筋が結束されていない事が明らかになりました。
補修費用は建設業者の全額負担で工事が行なわれました。
トルコ・シリアの地震で被害に会われた方にお悔やみ申し上げます。
今回の地震被害の報道を見ていて、コンクリート建物の崩壊で中に入っている鉄筋とコンクリートの画面を見ていて違和感がありました。
報道では、今回の地震によりトルコ国内で最も深刻な被害が出ているとみられる南部ハタイ県の中でも、エルジン地区ではほとんど被害が出なかったといいます。同地区のエルマスオール区長は地元メディアに、「私は一切の違法建築を認めず、ばか正直だと業者の怒りを買った。いま良心に従って本当に良かったと思う」と述べています。
(しんぶん赤旗2月15日付けの一部掲載)