今から５０年ほど前に民間のボランテイア団体で、約１年間バングラディシュで活動していました。
団体は活動を始めた段階でバングラディシュ政府との契約も無いので、３か月毎に他の国に出国して再入国を繰り返していました。
私が入国して３か月近くなったので、隣国インドに日本人メンバー３人で一度出ることになりました。
それまでのメンバーは飛行機でで移動でしたが、経費削減のために陸路での出国になりました。
国境線にはバングラディシュ側とインド側に、それぞれの手続きで竿竹のゲートがあり、インド側に入国しようとしたら、インド側に入国するビザが無いので入国は出来ないと言われています。
飛行機での移動が出来る人は裕福なのでビザは必要ないが、陸路での移動は貧乏人が移動するのでビザが必要と初めて知りました。 仕方なくバングラディシュ側の近くの空港に向かいましたら、２人分の座席しかないので、メンバーの男女２人が首都のダッカ空港に帰っていきました。
仕方がないので、一人で近くの宿との交渉を行い、次の日の飛行機で買えりました。
相手が言っている言葉は理解出来ませんが、ベンガル語と英語と日本語のミックスで相手に要件を伝えることは出来ました。
その後は、国内の西部地域や南部地域の国内移動を一人で行っていました。
２２歳の若い青年の１年間の活動でした。
１９８５年８月１２日の日航機のジャンボジェット機の墜落事故で、乗員乗客５２４人の内、５２０人が亡くなられた悲惨な事故でした。生存者は４人のみでした。
乗客の中には、元日本共産党の大社町の町会議員の川上さんも家族で搭乗して、中学生の娘さん以外はお亡くなられました。（長男は搭乗せれていません）
事故の原因は、以前飛行機のしりもち事故の修理が酷く、金属疲労事故を起こしたことが明らかになっています。
日米の事故原因の調査で明らかになっても、日本は事故原因を公表しないでアメリカ側の調査でマスコミに情報を伝えています。
ご遺族は、事故の調査資料の公表を求めて裁判を行っています（６月判決との報道があります）