松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

綾瀬市公設学童保育の問題点

2021年07月03日 | 日記

 綾瀬市内の小学校10校に対して,民設民営の学童保育が12か所、公設が4か所の合計16か所が運営されています。
 公設の学童保育4か所の運営について、保護者の方からいろいろなご意見が寄せられていますが、特徴的なのは児童の出入りの管理の問題です。
 これまで幾つもの学童保育を訪問して、指導員の方が出入りしている児童一人ひとりに声をかけて児童の様子を把握されている姿を見て来ました。
 昨年からの新型コロナウイルス感染で、どの学堂保育にも立ち寄っていません。
 今年度から公設学童保育4か所が、教育関連企業が運営を行う事になりました。
 一つの特徴は、児童の出退について、カードを機械に読み込ませる機能になりましたが、指導員が児童の把握をしていないのではないかの疑惑が有ります。
 保護者の方の説明では、お子さんを迎えに行って帰る時に機械にカードを読ませたら、今来たとの表示がされたそうです。
 気になって市に問い合わせたら、学童保育が入所前に保護者に対して児童の出入りの情報をメールで送信するシステムの登録を希望する保護者は事前に登録するシステムを行っているとの報告でした。
 綾瀬小学校学童利用者53人、メール登録33人、登録率62.2%、土棚小学校学童利用者17人、メール登録16人、登録率94.1%、ながぐつ学童利用者46人、メール登録35人、登録率76.1%、落合小学校学童利用者53人、メール登録45人、登録率84.9%、特に綾瀬小学校は3分の2の以下の利用でした。
 保護者が働いているので学童保育にお子さんを預けているので、勤務中にメールの確認が出来ない仕事も多くあると思います。
 学童保育として必要なのは、指導員が一人ひとりの児童を把握して、予定の時間に児童が現れない場合は保護者に電話するなどの対応が必要と思われました。児童が行う機械操作に頼る運営に疑問が出ました。
 


 

 


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