20年程前に、綾瀬市深谷上地域に、飲料水メーカーのサントリーの工事建設が明らかになりました。議会で取上げ、工場建設の前に綾瀬市の地下水について調査を求めました。
企業の当初計画では、地下水をくみ上げて、飲料水に充填し機械の冷却に使用するとの事でした。企業では事前に地下水を汲み上げるを井戸数本と水位調査の井戸1本を掘り、約1か月水をくみ上げたら水位が低下して戻らないので、工場で使用する水は県営水道を使用する事になりました。
当初計画では、冷却に使用した水は用水路に放出する計画でしたので、下流域で水田を耕作する農家が利用出来ると期待しましたが、工場で使用する水が地下水から県営水道水に変更したので、水の有効利用を行い外部への放出は確認出来ない程度です。
リニアー新幹線トンネル工事で、周辺のため池などが水が枯渇していますが、サントリー工場と同じように汲み上げ井戸を多数掘って調査すれば事前に予測出来たと思います。
リニアー新幹線工事では、残土の危険物の調査など、安全対策が行われなく工事の進捗を優先していると思います。
サントリーが原価が安い地下水での使用でなく、高価な県営水道水での製造に心配しましたが、流通網での経費削減のメリットが大きいとの説明でした。
地下水利用では、水の安全性の確認が24時間必要ですが、県営水道を使用すると県企業庁が24時間検査をして貰える利便性があります。水の安産性は県が調査して、企業でも調査すれば安全が守られます。
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