ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

福島潟夕景

2018-03-24 | ある日、

まだ風が冷たさを残しているものの、ようやく暖かさを感じられるようになり、この冬はすっかり冬眠気味だった俺も、そろそろ動き出そうかという気分になってきました。
物欲にまかせて家を出たものの、途中で振り切って、久しぶりに福島潟へ。
「ビュー福島潟」の年間利用権が期限切れになったまま、だいぶ経ってしまいました・・・・・・


夕日が顔を出すか出さないか、微妙な空の模様でしたので、まぁ散歩している途中でいい光に恵まれたらラッキーくらいな気持ちで、車を降りて散策へ。
夜勤の後に帰宅して、昼寝した後なので、せっかくの暖かい晴天でしたが、動き出したのは夕方です。それでも、ちょっと出てこようと思ったんですから、やはり暖かくなって気分も上がってきたってことでしょう。ま、まぁ家を出たきっかけは物欲でしたが。


冬の渡り鳥たちは北へ帰り、すっかり静かになった福島潟。頭上ではヒバリがやかましく鳴いていました。
五頭山はそれなりに青くなってきましたが、二王子岳はまだまだ雪山が楽しめそうに見えますね。その奥の飯豊はもちろん真っ白ですが、あそこは俺が立ち入れるレベルではないので見るだけ。


やっぱりこんな「絵」を描きたいので超広角は手放せず。
標準ズームだけでは、やはり途中で「もうちょっと・・・」という思いが出てきてしまうので、自分にはレンズ交換式のシステムが必要なんだと思う。


眩い西日が射しこんで、辺りや雪山を赤く染める・・・ような光はありませんでしたが、刻々と表情を変える空にレンズを向けているだけでも楽しい散歩。
歩いた範囲は「ビュー福島潟」から潟沿いに出て、そこから「雁迎火」の範囲までですから、そんなに広くはないですし、日没前に到着し、日没と同時に引き上げましたから、時間としても長くないのですが、久しぶりにカメラからエネルギーを取り込んでいる感覚を得られました。


せっかく暖かくなって出歩けるようになりましたが、冬のクリアな空気はなくなり、春先からはやはりどこかぼんやりとした空に変わってしまいます。


水鳥が立てる波紋が揺れていました。


一面の菜の花畑までもう少し。

地平線と雲のわずかな隙間から、丸く大きな赤い太陽が沈んでいくのが見えました。遮蔽物が多かったうえに望遠レンズを持ってなかったので、こんな感じで。
来週からはだいぶ暖かくなるようです。
菜の花はもちろん桜に梅に。ああ、こうしている間に山は雪割草やカタクリの時期が過ぎてしまう。
ホント、そろそろエンジンかけなおして再起動したいわ。


【NEX-7】+【E 10-18mm F4 OSS】【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】【FE 50mm F2.8 Macro】

コメント
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