ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

弥彦山

2020-11-16 | 山歩
久しぶりの弥彦山登山です。
あまり乗り気でもなかったのですが、この日を逃すといつ行けるかわからないし、
午前中に5年ぶりに登山靴兼冬の普段履きを新調したので、その試し履きのためにやってきました。
他の山にも行きたかったのだけど、弥彦山は俺にとって「基準」なので、結局、弥彦。


来る途中はどんよりと空が曇っていて、これは紅葉見物は諦めだなーと、
バックパックに【NEX-5T】を突っ込んで、歩き出しましたら、
彌彦神社の拝殿に着いた頃、山に陽が射しました。
山頂も明るく、紅葉も見ごろのように見えます。
これはラッキーと、歩き出したのですが、すぐに日差しはなくなってしまいました。


暗い登山道。
紅葉している木はあるものの、光がないので、紅葉を見ている気がしない。


4合目の展望場所。
暗かったので、DROをLv5で使用。
肉眼で見ているより、かなり明るく見え、弥彦山の紅葉は今が見ごろだという風に見える。

Dレンジオプティマイザーって、【α700】とかの頃、使うとノイズがひどくて、とても使う気になれず、
今でも基本的に使用しないのですが、久しぶりに使ってみたら、結構イケますね。
等倍で見なければ全然OKです。
肉眼で見るよりキレイというのが、なんともですが。


新しい靴が軽い。
前の靴と比べて200gほど軽くなったら、軽いから足が上がる、足が上がるからペースが上がるという罠で、
めっちゃしんどい。
一応、トレッキングシューズという括りだけど、軽いトレランならいけるかも。
……前の靴で、スノーシューカップ走ったりしてたけど。


これまでモンベルの「ラップランドブーツ」のワイドモデルを履いていたのですが、
しばらく高い山は登りそうにないので、ミッドカットはやめて、ローカットモデルの「ラップランドストライダー」にしました。
前の靴は、モンベルの靴ってどうなん?というところからのスタートでしたが、
5年ほど山と冬場の普段履きとして使用してみて、「トレールグリッパー」のグリップ力とか、
かなり信頼しています。
ちょっと硬い感じはあるので、長距離だと靴下などで工夫をする必要性は感じていますが。
ワイドモデルをやめようかと思ったのですが、サイズ違いも含めて、色々と履き比べてみて、
結局、ラクだったので今回もワイドで。
トレランシューズとも悩みましたが、スノーシューの取り付けも考慮して、トレッキングシューズにしました。
(高い山には行かないのにスノーシューの取り付けは考慮すんのか?)


登り始めた頃、カメラのバッテリーが48%だったのは確認していて、まぁ軽く登るだけだから大丈夫だろうと考え、
予備バッテリーも持たなかったら、DRO使ったり、セルフタイマー使ったりが響くのか、
「電池が無くなりました」表示。
んなバカな。差しなおすと回復。
うーん、残量が半分きると不安定だな。一番古いやつだと10年使っていることになるからなぁ。
劣化が進んでいるのかもしれない。
でも、どれがどれだかわからないんだけど。


紅葉は楽しめないし、カメラのバッテリーは不安定で、
どうにも楽しめない。
うむむ。


9合目にある「お帰りはロープウェイをご利用ください」という悪魔のささやき。
まぁ、それで使ったことないけど。
最後にロープウェイに乗ったのはいつだろう?


9合目の石柱の右横の茂みの中に隠れている古い道案内の石柱。
「右 十寶」と書かれています。
「十寶」というのは、「多宝山」の古い呼び名というか、別名。
この茂みの奥に、現在はほとんど使われていない登山道があります。
地図にも載っていますが、茂みになっている通り、使う人はマレ。
田ノ浦から登ってきた場合、ここを上がってきて山頂ということになるんでしょうけど。
薮が枯れてきた頃になると、のぞき込むと道があることが確認できます。


9合目からの稜線まで来ると、落葉がかなり進んでいました。


奥宮社務所前からの、多宝山越しの新潟平野。
弥彦と多宝山は標高がほぼ同じなので、山肌の紅葉具合も同様です。


彌彦神社奥宮に登頂です。
以前登った時に身一つで来たら、「あんぱんは?」と聞かれたので、
俺がいつも山頂であんぱんを喰うことは、そこまで浸透していたのか……と、
ご期待にお答えして、持参してきました。
缶コーヒーは、今回、ガスもボトルも持ってこなかったので、
9合目の自販機に寄り道して購入しました。


スッキリと晴れているわけではありませんが、米山の向こうに上越の山並みも見えたので、
満足することができる眺めでした。

靴を買いに行ってから登りに来たので、遅いスタートになり、下山は日没との競争でした。
表参道は山の東側なので、暗くなるのも早いんですよね。いい運動でした。
これまでの登山靴は5年履いたので、新しい靴もそのくらい使っていきたいと思います。

しっかし、近年、弥彦山しか登ってないな……
やっぱり「基準」なので、1回目は弥彦だし、現状を把握しようと思うと弥彦に来てしまう。
それと今年は、ひとりで熊のいる山に入る気分になれないです。

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


コメント
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