ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

角田山五りん石

2021-05-16 | 山歩
久しぶりの角田山です。
朝から冷え込んで動く気になれず(4月末の話です)、15時過ぎに登り始めるというスロースタートっぷり。


車を城山運動公園に置いて、歩き始めました。
ここからの柿山越しの角田山もいい表情しています。


今回登るのは、はじめてのコースとなる「五倫石コース」です。
登山口に着く前に、コースの名前の由来にもなっているシンボル「五倫石」があります。

松尾芭蕉の一行が、旅の途中休憩のために腰かけたのだそう。
でけーな松尾芭蕉。


これまで「五倫石コース」に来なかったのは、単純に、登山口がよくわからなかったから。
この辺りに来ることがほとんどないんです。
それが2年前に城山運動公園スタートの「角田山一周」のマラソン大会に出て、
ようやくだいたいの目星がついたのですが、
そのあとGoogleのストリートビューとかで見ても、イマイチよくわからず、
なんだかんだしているうちに2年が経過。
今年、ふたたび「角田山一周」に出たことで、さすがに1回チャレンジするかと重い腰を上げたのでした。
入り口がこんなですから、ストリートビューで見ても、そりゃあよくわかりませんね。
ここには一切、標識もないので。


登山口からすぐにある「五倫滝」にも寄り道。
上の岩が落ちてきそうでおっかねーです。


あまりメジャーではない角田山の登山道って感じ。
(どんな感じだ)
広くはありませんが、手が入ってないということもなく、
歩きやすいです。


柿畑の横を通過していく場所もあり、
ここが本当に登山道で合っているのか、疑問に思ったりもしつつ、
登っていきます。


おや、林道と出会いました。
ここにちょっと広いところがあるので、ここを駐車場にして登る人もいるのかも。
道路を渡ってすぐのところに標識があるので、道を見失うことはなさそうです。


激しいアップダウンもなく、ゆるりゆるりと上がっていく感じは、宮前みたいかなーとも。
(宮前はだいぶ前に1回しか登ってないのですが)
しかし、この先、別コースと合流してからがしんどいのは、よく知っているので体力キープで。


このまま緩い感じで、合流まで行くのかなと思ったら、急に牙をむく登山道。
ひたすら階段。
あー、なるほど、ここまで谷の中を進んできて、ここから階段で一気に尾根まであがるってわけね……
ぜいぜい。


「福井ほたるの里コース」との合流まできました。
この先は、何度も登った登山道です。
あれ?「山の神」見落とした。あれ?小さな立て札を見た記憶があるので、合流してからだっけ?


「ほたるの里コース」を合流してからは、階段階段、また階段の急坂が続きます。
ひたすら階段です。
ここを苦も無く登れる脚力があった時期もありましたが、
すっかり細くなった太ももにはしんどいです。


角田山山頂に1時間ほどで登頂することができました。
毎度のことながら、山頂にタッチしたらとっとと移動再開。
「稲島コース」を下っていきます。


「観音堂」に来ました。
ここからの眺めはいつ来てもいいですね~。久しぶり。
だんだんと水の張られた田んぼが増えてきた頃でしたが、水浸しにはちょっと早かったですね。


観音堂にて、あんパン替わりのどら焼きを頬張りつつ、
リニューアルされた「トレッキングガイド」で、見落とした「山の神」の位置を確認。
あれー?あのあたりには特に案内板も見当たらなかったような……あったのかな。

登り始めた時間が遅かったのもあって、そんなにゆっくりはしていられないので、
あんパンを飲み込んだら、とっとと下山開始です。
もちろん、一旦、山頂広場まで登り返して、「五倫石コース」を下山。


林道出会いまで戻ってきました。さっきと同じ写真です。スイマセン。
同じ写真を同じ記事内で2回使うのは、当ブログでは初めてのことです。
あー、とくに案内標識はないのか。


あったあった「山の神」の鳥居。
この鳥居からまた登っていくのですが、久しぶりの登山だったので、
もう登る足がなくてしんどかったです。情けねー。


「山の神」に到着です。


この高さ90センチの小さな鳥居をくぐり山の安全と繁栄を祈願します。

やっと念願叶って鳥居をくぐることができました。

奥につづく道があったので、きっと「ほたるの里コース」に繋がっていて、
前に見た覚えがある「山の神」の標識は、そっちで見たのだと思います。

「山の神」にも来ることができて、思い残すことなく「五倫石コース」を踏破することができました。


佐潟からの角田山。

ようやく角田山に7つある公式登山道をすべて登ることができました。
何年かかってんだか……10年くらい?
登り始めた時間が遅かったので、途中で他の登山者とすれ違うこともなく、
のんびりと山歩を楽しむことができました。
まぁ下山は日暮れとの競争になりましたけど。

【α6500】+【E 10-18mm F4 OSS】【SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary】

【Cyber-shot DSC-RX0】


コメント
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