【お遍路の動機と年齢って??】
6月18日午前五時半出発しまして、
香川県の善通寺にて巡礼遍路研究会第3回研究発表会兼総会に行ってきました。
昨年9月からのお遍路デビューですので、わからないことも多かったのですが、先達の方々に色々教えていただき、お遍路というものを違った視点で見ることができました。
お遍路に行く動機と年齢というのが、最近のちょっとした疑問だったのですが、今回の講演で現代のお遍路に関することも触れられておりました。
年齢別では20>30>60>50>40>70代となっており、若い方ですと仕事をやめてからや、自分探しなどが多く、年齢を重ねるとその大半が家族の供養のようでした。
ライフイベントによって自身の生活パターンや人生のパターンが大きく変化する傾向、それによって起こる心理的揺らぎによってお遍路に行くのではないかとも考えられます。
樫原禅澄善通寺管長猊下の記念講演「生きることを学ぶ」のほか、研究発表として加藤俊生・石手寺住職「衛門三郎伝説の考察―特に三教指帰との関連において」、巡礼研究家の村上昭彦氏による「写し霊場巡礼者の研究―その展望と課題」、東近伸・土佐清水市文化財審議会委員「真念庵の調査」がありました。
勉強不足ということもあり、わからないことだらけでした。来年はついて行けるようにしていきたいと思います。