豊橋鉄道完乗とさくら水産栄店

伊良湖岬で大アサリの浜焼きを堪能した後は再び移動に戻ります。



13時35分発の豊橋行きの豊鉄バスに乗車、ここから乗ったのはわずかに3人のみ。道中所々で乗ったり降りたりはあるものの10人は超えなかったと思う。食後のバス＆ビールも飲んだこともあってウトウト。だけど景色がいい感じののどかだなあと言うのは覚えている。1時間ほどで三河田原駅に到着。今回利用した切符はこのまま豊橋まで乗り通してもいいですが豊橋鉄道に乗り換えることも可能です。鉄ちゃんなら勿論後者、そうでなくても後者をおすすめします。鉄道のほうが所要時間が短いです。



田舎の中小私鉄のローカル然とした駅舎を想像していたらなんと立派なことでしょう！さすが「地方交付税交付金不交付団体」の田原市の駅だけありますね。駅周辺だけ都会的な感じもあって、トヨタ自動車の工場がある街は違いますねえ。豊橋鉄道も15分ヘッドでの運転でＩＣ乗車券も使える、地元の三岐鉄道より立派ですよ、三岐は今でも硬券ですからね。





電車に乗ると京都～豊橋2,500円の高速バスのポスターが耳なし芳一状態で、ちょっとしつこすぎやしないかい？乗ってしまえば景色はローカル線という感じで行き違い駅の有効長も短め、三岐は貨物鉄道のようなものだからかなり長いのとは対照的。



新豊橋まで乗り通せば豊橋鉄道は完乗です。路面電車は去年乗っているので全線完乗となりますね。鳥羽から船とバス・鉄道と乗り継いでのミニトリップは変化もあったので大変面白かったです。しかし次はないかなあ？



ＪＲ豊橋駅に入ると改札口が大行列、何事かと思ったらみな払い戻しを受けています。本来12時31分に着く〈伊那路2号〉が飯田線大雨による運転抑止を喰らって（中央道で土砂崩れのあった日です）3時間近く遅れて着いた様子。お腹も空かせているでしょうしお疲れ様です。実は私も”イセイチ”ではなく飯田線を乗り通して苦行をしてみようかなと昨晩思っていただけに乗らないで正解でした。

折角の豊橋ですので駅前にある「アサクラ」というスマートボール屋に行きたいと思います。いま日本に3軒しか存在しないスマートボール屋があるんです、ほかの2か所は浅草と新世界。新世界は「酒の穴」で飲んだ後はいつも行きます。なので楽しみにしていたのですが看板が消えているが店内は明るい。そういう店なのかと思ったが雰囲気が違う、窓から覗くとテレビのロケを行っている。珍しい店ですからね、これは仕方ありません。新快速に乗って金山へ移動し名城線で栄へ。



久しぶりに「さくら水産」に寄ったら入口の雰囲気が変わっている。店内も軽く改装した感じ。



サッポロ黒ラベルの大瓶を頼もうとしたらメニューが変わっていてエビスビールの大瓶に変わって値上げされている。全体的に微妙に値上げされているしお通しも一度無くなったのに復活していた。仕方ないので中ジョッキの黒ラベルを頼む、お通しはきゅうりの酢の物でした。



刺身盛は2人～3人前の980円しかなかったものが、480円のひとり向けの盛り合わせができていたのだけは評価したい。マグロもトロのようで脂がありました。ほかに鯖の塩焼きを頼んで飲みます。ネットで「さくら水産」と検索すると「さくら水産　まずい」という候補が確実に出てくるんだけど、不味いなんて一度も思ったことないけどなあ、ただし微妙に値上げしているから昔ほどの値ごろ感は薄らいだのは確か。それでもよそよりは安いかなあ。あとこの店に限って言えば雰囲気がよくなったと感じる。以前はカタコト日本語の中国人やベトナム人のバイトばかりだったのが日本人ばっかりに。オバサンの店員が元気よく応対しているのは気持ちいい。会計の際に応対したのだが名札を見ると店長だった、以前は男の店長だったので改装してトップを変えて雰囲気一新ということですかね。

これで飲み終えるはずもなく、このあともう一軒ハシゴしたのは言うまでもない。