思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

1/16 新潟→大阪 続 急行きたぐに乗車顛末紀

2012-01-21 11:42:38 | 旅行
アルコールが入っているからさすがに寝つきはよく、気づいたのは森本通過中。ほどなく金沢に到着しました。あまり乗り降りはなかったように記憶します。

すぐにまた寝て今度は敦賀を発車したところ。となると電源は再び直流を受けている。大阪まではあと2時間ほど、もう一眠りしたら京都かな?

しかし目を覚ましたのはパン下にいるので、屋根の上からバシュンバシュンという音がしたとき。車内灯は消えている。窓の外は長浜駅。こんなところで交直切り替え試験をやっている意味が分からん。しかもパンタも上げ下げ。だが一向に発車どころか照明すら戻らない。ここって1分停車の駅だよな。こりゃあ何かあったな…。しかし何の放送もないとは。カーテンの向こうで無線機持った車掌が通り過ぎたりする。

トイレに行くと水が流れないので大は無理、外に出ようにもドアが閉まっており缶詰状態だ。こりゃあ長期戦になるなあ…。

「お知らせいたします。ただいま長浜駅に停車しております。車両故障が発生しており発車できませんがまもなく復旧する見込みです。大変申し訳ありませんが米原まで運転の後打ち切りとなります。なお急行料金は払い戻しさせていただきます…」

この時点で6時になったところ。しかし運転できるなら米原といわず京都まで運転しろよって感じ。その後向日町まで回送するんだからさ。そうしてると車内灯も復旧しいよいよ運転再開か!と思ったのも糠喜びで再び停電。その後も「まもなく再開します」と何度もあるがうんともすんともいわず、屋根の上ではパンタを上げ下げしているしこりゃあダメだろう。そろそろ浴衣から着替えておこう。

「当列車はここ長浜で運転打ち切りとします。お手数掛けますが4番ホーム停車中の新快速にお乗換えください」

やっぱりなあ。

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懐中電灯持った車掌が来て荷物まとめて降りるよう指示。この時点で6時50分、2時間近く待たせておいてすぐ降りろってか?しかしまあ、583系の記憶に残る惜別乗車になったわ。それで4番ホームに進むとなんとドアが閉まったところ。若い女の子の車掌が「お客さん乗ります?」なんて言うのでうなづいたらドアを開けるのかと思ったが「こっちから乗ってください」と乗務員室の扉を開けてくれた。こんなのところから列車に乗ったのは人生で二度目である。それにしても故障の理由は不明である。もしかしてうっかりと交直のスイッチを扱ってしまったか?