思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

リバイバル特急の嚆矢?思い出のはつかり号

2013-04-24 00:31:11 | 鉄道
今から10年ほど前、JR各社でリバイバル列車が走っていました。

丁度、国鉄型車両の引退時期と重なったこともあったからでしょう。最近ではあまり聞かなくなりました。ネタが出尽くしたのもあるでしょう。

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2001年4月29日の運転された〈思い出の583系はつかり号〉。これこそが最初の成功であり、最高の列車ではなかったと思います。

私が知ったのは3月に廃止された下北交通に乗るべく青森に行ったときに、駅に貼られたポスターから。すぐに食指が沸きました。だってね、真昼間に上野から青森まで10時間以上も583系の座席に座れるんですからね。しかも青森まで来た人のために、青森→盛岡でお座敷列車を設定したりと至れり尽くせりな内容でした。私は北海道へ向かったから関係ありませんが。最初は9両編成で運転でしたが、即完売したので増結ユニットを入れて12両での運転となりました。

切符は勿論1ヶ月前に岩見沢駅へ。若い駅員に希望を伝え10時丁度に打ってもらうと無事確保。しかし金額を聞くと1万何某、とんでもなく高い。で聞きなおすと「乗車券込みです」と一葉券。ってさっきあなたが「乗車券は必要ですか」と聞いたので不要と言ったばかりだろ。それで「乗車券はいらないと言った筈ですが。特急券だけにしてください」と言い発券しなおさせましたが、事もあろうに取れた切符をマルスに挿し自動控除しやがった!!当然、その座席はどこかで取られてしまい、折角確保できたのにパー。その時は本気で駅で怒鳴りましたね。列車が列車だけに。駅の上役も出てきて謝るが、座席番号を保持したまま発行直す機能もあるはずで、それが出来ないなら座席番号を補充券に書き写して手書きで発行しろと。とはいえ怒鳴った所で座席が復活するはずも無くキャンセル待ちを最優先で、遅くても1週間前までには確保の如何を問わず連絡しますというのでそこは引き下がった。

しかしだ、半月後に別件で切符を買いに行ったら同じ若い駅員。先日のやり取り忘れたわけでもないだろうし「先日はご迷惑おかけしました」といえばいいものを、確か定期購入だったと思うが普段聞かないようなとんちんかんな事を聞いてきたり。結局駅からは一度も連絡無く、駅の上役も場を納めるだけに適当なことを言った様に思えてきて、本社にメールでクレーム。10日くらい経ってよう返事があって、駅に確認したらそういう事例があったことを認めた、駅には対策を兼ねた勉強会を開かせ内容を本社に報告させた、当該駅員は窓口業務から外させたとのこと。確かに以降は窓口で見かけることはなくなりましたね。本人に悪いかもしれないがスキル不足なんだよ。

#それからは暫くの間、上幌向で購入する事が多くなった。委託駅だが元々岩見沢駅で出札していた熟年社員が出向・再雇用されていることもありスキルは高いし窓口で並ぶことも無い。それにその駅員でさえ「最近の岩見沢は若い奴ばっかりでスキルは低い」と。

それでこに切符は当時JR東海ツアーズに勤めていた知人に依頼し購入。窓口業務だったので、手が空いた時に適当に操作したら確保できたが当初は仙台→青森だけ。それでも仕方ないか、その代わり仙台までは200系で、当時残っていたビュッフェでカレー食べるのもいいかなって思ってたら、2日前になってようやくキャンセルが出た。しかも窓側。いやあ喜びましたね。車両も9号車と言うのは普段は使わないサハネ581という形式で、しかもリニューアルが全くされていなく国鉄原型のまま。おかげでリバイバルらしさが一層増しました、青森までの道中も疲れることなく、583系はボックス席といえ特急用なので席が深く座り心地はいいと思います。ただ、仙台まで5時間掛かったのにはじれったくなりましたが。