思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

北の蕎麦処 新得町で新そばを天ざるで みなとや

2022-10-08 07:52:15 | 2022年の旅行記(国内旅行)
トマムでは車内の半数近くが下車、スキーシーズンでもないけども星野リゾートの人気は絶大だ。個人的には高すぎるのと社長があまり好かないから行かないけどね。マイクロツーリズムの提唱とか見たけども、それは儲かっている会社だから言える意見なわけで。発車後は車掌が空席をチェックしてた、恐らくは私と同様で帯広までの割引切符を買って前途放棄した人が多いのではないかな。上落合信号場で”形式上”根室本線と合流し、雄大なS字カーブを下って新得へ。





ここで〈とかち3号〉を降ります。構内を見るとキハ40は無くなってH100ばかりが見える。H100のおかげで夏は冷房が効いて速度も上がったけども座席数は減っているんだよなあ。



広瀬すずの「なつぞら」は共感できるところがあって見てた。母方の婆さんは十勝の開拓酪農家の生まれでね。だけどちむどんどんは心がちむどんどんしなかったので見てない。新得駅はあまり変わってないように見えるけども窓口が減った。かつては冬のスキー客対応なのか2窓あったが1窓。近距離切符が出てくる指定席券売機が設置。その昔は改札横に券売機があったが、なぜかオレンジカード専用券売機。そのため隣の駅でも窓口で購入し当然稼働率は低かったと見え撤去。

新得と言えば北の蕎麦処だ。隣の鹿追と合わせて一大産地。当然そば屋は多い。



駅から近いのは「せきぐち」、構内の立ち食いそば屋をやっているのもここで何度も入ったことある。なので今日は新しい店を開拓、というかネットでいい雰囲気の店見つけちゃいました!



十勝晴れの下を歩くこと数分、やって来たのは「十箱」。十を名乗るだけあって十割そばの店。それでいてお高くないのが気に入ったのですが。



無情にも「本日終了」。店内には客が、厨房には従業員が見えるのでおそらくはほんのさっきに今日の分を完売してしまったのでしょう。ならばあそこしかなくなった。



「みなとや」です。ここの店は入ったことなかったなあ、駐車場は埋まっててバイクも停まっている。人気店なんでしょうね。店先には「新そば出ました」と貼り紙。スマホでさくっと検索するとつい先日、9月25日に新そば祭りもあったそうで、これは期待が高まりますね。引き戸を開けると13時過ぎたが満席、ウェイティングの丸椅子に座ったら「お客さんはおひとり?こちらでもいですか」と案内されたのは母屋。



ひとりなのだからカウンター空くのを待つのに悪い気分、母屋の一室にテーブルが2卓、小さなテーブルにお茶のポット。テレビでは安倍元総理の国葬のニュースが流れている。国葬の一般の参列者の列は長くなっていると報道。私も北海道に来てなかったら行ったかもなあ。とにかく日本を、自民党を貶したい人々もいるけどもまだまま捨てたものではない。もっとも批判している人は8割ではないにしろ大陸や半島の人か由来のある人だろうしね。日本には日本人のふりをした人が多すぎる。そして政権を批判する割には自民党のおかげで実現したことをどっぷりと享受してたりとか。そしてすぐに爺さんと娘の2人組が隣の卓に収まる。



せっかくなので天ざるにしましょう。この時期は冷たい蕎麦に限りますね。隣の卓は冷やしたぬきを注文したが、軽井沢のそば屋がどうのとか、先週行った銀座の店はとか話をしててなんだ旅行者かと。そのへんの人とばかり。



そばは100円増しで大盛りです。蕎麦ちょこの中にあらかじめ薬味が入ってて、天ぷら用のつゆの用意はありません。私はそれでいいし、つけ汁に浸せばいいと思うけども、天ざる頼んだのに天つゆがない、そばと一緒にしたら油が浮いて…とか文句言う人は見たことあります。

それで肝心の味ですが、そばは確かに風味がある。蕎麦の香りをきちんと感じる、コシもよい。天ぷらはサクサク、十勝だから衣にコーンスターチ混ぜているのかも。海老が2匹に大葉にイカに海苔。あとからメニュー見て気づいたが、200円足せばかしわ抜きも付けることができました。かしわそばの蕎麦抜き、北海道のとくに道東はかしわそばが多い印象で1月にも食べた。

隣の客は冷やしたぬきを食べ、国葬のニュースを話題に会話。湯飲みの茶が無くなったようでポットから注いだのはいいが、爺さんが私に「お客さんはお茶いる?」だってさ。

アンタもお客さんなんだけどね!!



お会計は1,550円で「ほっかいどう認証店応援クーポン」に契約しているのがわかったので、クーポン3枚と50円でお会計しました。まだクーポン券残っているなあ。





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