【韓国旅行のおはなし】その４．釜山の夜

今までは大体港に近い南浦洞で遊んだり、夕食をとることが多かったのですが、いつまでも同じでは芸がないと思って西面で夕食にします。

出国前に見ておいた「プサンナビ」でここが安くて腹いっぱい食べられるだろうと見当をつけサンネドゥルという店に入った。

ビルの地下にある店で、だいたい半分くらいしか卓がふさがっていないのに、１人での利用と言うと店員は非常に嫌な顔をした。彼の地では１人で外食するという風習がないというが、混んでいるならいざ知らず空いているのだから快く迎えてほしい。もっとも日本人というのが気に入らないのかもしれぬ。もっとも店員がなにを言おうがさっさと座ってしまうことにしてます。

４，０００ウォンのビビンバを注文してすぐに出てきたけど、可も無く不可もなくといった味。これなら自分で作った方がもっと美味しいものができるのでは？と思うほど。

しかしここはおかずが食べ放題。韓国と言うと何も言わなくてもキムチやおかずが数種類でてくるが、この店では出てくるのはスープだけ。自分で好きな物を好きなだけ食べられるのだ。キムチはもちろんチジミやプルコギ、生野菜サラダやなぜかサンドウィッチまであります。お代わりも自由なので私もしました。

客層は若者ばかりでしたので、味よりも量を重視する人向けのレストランではないでしょうか。

夜はホテルに泊ることも無く、地下鉄で１駅分歩いて釜田へ。ここから?涼里行き〈ムグンファ号〉の夜行列車を利用しました。ＫＴＸなら３時間もかからない釜山～ソウルですが所要時間は８時間を越えており、ぐっすり寝られそうです。もっとも乗車前にファミマで焼酎を買っておいたので尚更です。韓国での酒は「真露」に限ります。