思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

【2017夏北部九州乗り歩き】博多うどんの名店 牧のうどんと コンビニポプラといえば「ポプ弁」

2017-07-30 08:11:26 | 2017年の旅行記
21時16分に博多に帰ってきました。今夜の宿に向かう前に夕食にしますが食べるものは決めてました。博多うどんです。博多うどんと言えば「牧のうどん」でしょうか。

とはいうのものの実は博多うどんは好きなうどんではありません。初めて博多駅に降りた20年前に地下街のうどん屋で予備知識なしで食べたのですが麺を持ち上げれば柔らかすぎてプツプツ切れるし食べればフニャフニャだし汁は薄い。うどんはコシのある固いのが好き、讃岐は勿論吉田のうどんが最高と思っている私にとっては食べて悲しくなる食べ物で以来一度も手を出してはいませんでした。しかし20年も経ってオッサンになった今なら好きになれるかもしれない!そういう思いが募ってきたんですね。



店に行くと遅い時間だけど場所がいいからか盛況だ。食券自販機でごぼう天うどんを選び(肉うどんも捨てがたかった。でも具をダブルはいいかな)、うどんの付き物ともいえるかしわめしも一緒に。久しく炊き込みご飯を食べていなかったしね。空いたカウンター席の隅に座り麺の硬さを聞かれたので、もうここは「やわ」をお願いします。どうせならやわやわと食べちゃいましょう。



5分ほどで運ばれたうどんは一目見て「こりゃあ太いな」。伊勢うどんも太くて柔らかいがそれ以上だと思う。レンゲが添えられていてネギは卓上にあって入れ放題。一緒にやかんも運ばれました。まず汁をすすってみますとなかなかいいお出汁。うどんの本場大阪でも通用するいい味わいです。これは私好み。そして肝心の麺ですけど、箸で持ち上げてもプツプツ切れることは無い。昔食べたうどんは大したこと無かったのかと思い口に入れるとなんて柔らかいんだ!これって本当にうどんですか?だって口に入れただけで溶けるんですよ。溶けるうどんなんて他じゃ、というか今までに経験がありません。胃が弱っているときに粥代わりにもってこいじゃないかって思ったほどですが、この麺が出汁をたっぷり吸ってしまっているために、まるでゼラチンで固まった煮凝りが溶けるみたいに口に出汁が広がる。これは新鮮な体験です。かしわめし油がそれなりに入っているのかな?テカっているしかなりボロボロ感がありましたが味付けはいいですね。

それにしても食べても食べても丼の中身は減らない感じで、それもそのはずで麺は汁を吸うことが進行中で殆ど汁が無くなっちゃった。そこで必要なのはやかん。中に入っているだし汁を追加して再びヒタヒタにして食べます。この食べ方も斬新ですよ。20年前に食べたのが悪かったのかすっかり嫌いになっていた博多のうどん。でもこのチェーンのうどんはこれはこれで十分ありです。完食したら相当腹がパンパンになりました。

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宿泊したのはホテルニューガイアイン中洲東という簡易宿。



いつも利用するウェルビー福岡店の斜め向かい。ウェルビーは古いけどそれを補って余るほどのサービスが好きですが、たまには新規宿を開拓してみるかという気に。こちらはキャビン型カプセルと言いますか、二段ベッドを互い違いに配置している簡易宿で個人専有面積は広いし大浴場も立派なものの、なんだか「きれいなドヤ」という感じでつまらなかったです。次回からは再びウェルビーを利用することでしょう。今日は夜21時の飛行機で羽田へ戻りますが、やはり未乗になっている九州新幹線に乗っちゃいます。なので朝食は駅弁にしよう!そう決めて駅へ向かっていたが方針変更。これのほうがずっといい!



9時15分発熊本行き〈つばめ317号〉に乗車。想定していた通りガラガラで1両に10人も乗っていません。北海道新幹線といい勝負しているかも。とはいえ800系は大好きな新幹線車両です。列車が動き出したのと同時に食べ始めたのは。



コンビニポプラの弁当「ポプ弁」です。

ポプ弁といえば広島のものというイメージが非常に強いですが博多駅前に店があったんですね。って10年以上前の元旦の朝にここで弁当を買って博多港に行きビートルに乗った記憶を思い出したぞ。一番安い塩サバの弁当にご飯は大盛で。これで398円ですからコスパは大変いいですよね。ただし朝の混んでいる時間帯にポプ弁買うと後ろに並んでいる人に舌打ちされるという副産物もありますが。



熊本まではつばめ限定のネット予約の切符で。2,350円はやはり安すぎです。在来線の普通運賃とさして変わりませんから。