思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

倶知安の街を歩き車内でかつ丼食べる ホッケフライもね

2020-11-06 08:18:00 | 2020年の旅行記(国内)
仁木を過ぎて然別で対向列車とすれ違い銀山へ。



やはり銀山と言えば種村直樹友の会の1999年にやった銀水→銀山の乗り継ぎを思い出すなあ、あの頃は仕事の都合で北海道区間のみの参加で早朝に室蘭本線の志文駅前に車を置きっぱなしにして苫小牧行きに乗車して本隊と合流、今手許に本は無いし記憶もちょっとあやふやだけど石勝線経由でふるさと銀河線に乗って北見に行き、待合室でコンビニで買った弁当を食べて待って〈オホーツク10号〉に乗ったのは思い出す。その列車を岩見沢で誰にも言わずにこっそり下車して糸井行きで志文へ戻り車を使って高速道路で余市駅へ。窓口で銀山までの往復券を買ってホームで本隊を待ち受けた。〈オホーツク10号〉に一緒に乗った一部の参加者は私が札幌で闇雲に消えてしまったと思ったようで、どうやってワープした?と問いただすような状況で、鉄ヲタは車という飛び道具がなかなか思いつかないものだ。記念撮影をして私は余市に戻り車で岩内~寿都~黒松内経由で銀婚湯温泉へ。



稲穂峠を越えて小沢で5人ほど降りて、再び倶知安峠を越え倶知安へ。



横では工事が行われていて、もう新幹線ホームの工事なんだ、にしては狭いなと思ったら在来線を移設する工事だそう。新幹線は奥に足場見えるけど高架で建設されて在来線は直下に移設して現在の駅スペースは再開発されるのだろう。ただしこの新ホーム、現在の倶知安駅は8両分あるけども4両分しか設置しない。現状で定期で最長編成がキハ201の3両編成であるし、今後は長大編成が設定されることなどまず無いだろうから。それに新ホームが出来ても路線が維持されるとはなにひとつ決まってない。並行在来線なので函館~小樽は経営分離されることは決まっているけども超赤字が予想される区間なので長万部~倶知安は廃止が濃厚だろうし、そうなれば終着駅となる。そもそも並行在来線というが特急走らない地域輸送のローカル線だから、仮に新幹線開業しても乗客数は殆ど変わらない。札幌へ行く人が転移するくらいか。





待合室の雰囲気はなにも変わらないなあ。当地にも2009年に1年弱住んだことがあり、いつもこの駅で切符を買ってた。というかここしか窓口が無い。久しぶりに倶知安の町を歩くがやはり廃業しているような店が多い、実際引っ越した時に冷蔵庫を買った電気屋は廃業している。



国道5号線まで出てみた、羊蹄山ははっきりとは見えない。しかし国道沿いには新しい店がいくつも増えている。結局街を一回りして駅に戻った。



駅前の「かねまたみまた」で昼食にしようかはちょっと悩んだ。私の父親はここの蕎麦が旨いんだと言い、家族で倶知安方面へドライブすると必ず立ち寄っていた。でも個人的には普通なんだよなあ…10年以上前の記憶では。まあいいや、弁当でも買って車内で食べよう。駅横のコープさっぽろに入ったが弁当系の品ぞろえが貧弱。あまり売れないのかなと思う。



12時05分頃に35分発長万部行きの改札が始まってホームへ。中線にH100が停車中。



待っていると12時10分着の列車が入ってきましたがここで終点。すぐに引き込み線に入ってゆき、先ほどの中線の車両が長万部行きとして入ってきます。長万部まで直通は上り5本、下りは4本で間違いなく廃止でしょう。どうやってもペイできない。だけど驚かされるのは自動放送ではあるが、北海道新幹線ご利用のお客様は終点長万部で特急に乗り換えて新函館北斗へなんてのが流れること。そんな客まずいないだろ。でも思い出した、1994年の春休みにまだタラコ色のキハ40が走っていた頃に乗ってたら小沢で家族4人連れが乗ってきて、車掌に東京まで4人分と切符を頼んだのがいた。車掌もここぞとばかりに自由席なら特急券も一緒に買えますと案内して、4人分の小沢→都区内の乗車券、」長万部→函館の特急券(乗継割引)、青森→盛岡の特急券(乗継割引)、そして盛岡→東京の新幹線特急券。確か10万円近い売り上げになったのではなかったか。

車内で空席に座って弁当食べます。そういえば離れたところのオッサンがこっちじっと見ている。まるで「マスク外して車内で弁当食うな!」と言わんばかりに。でも特急や新幹線なら弁当類食べるのは普通の行為だからな。最近は普通列車ではじろじろと奇異な目で見る人が増えた。



おすすめとあったかつ丼(398円)はかなり甘めの仕上がり。もっとも北海道らしい甘さではあります。これはこれで悪くないが。



ホッケフライ(148円)があって嬉しくなった。ホッケはフライも大好きでね、開きは旨い不味い別にしたらどこでも食べられるが、フライだけは北海道以外では食べられない。サックリ揚がっていて、かつ丼の上にトッピングして食べました。飲み物は勿論サッポロクラシック。



まだ駅の宿ってあるのかな?一時期はテレビで紹介されまくってた感がある、乗り降りなし。ニセコでは5人降りて2人乗ってきた。



私の真向かいでは一心不乱にパソコンを叩く男がいる、キャリーケースを持って旅行者風に見えるけども、パソコンに「北海道新聞報道部」とステッカー貼ってある。道新と言えば鉄道写真でも有名な報道記者の伊丹恒氏を思い起こすが…、本人じゃないか?話しかけるのもなんだからスマホで検索してみたら伊丹氏の写真がヒットしたが、間違いないね。目名で降りて行った。翌朝の道新で原子力防災訓練の記事を見たら共和町の北海道原子力防災センターでの訓練の様子の写真があり(伊丹恒撮影)とあるから間違いなかろう。訓練後倶知安に出てあとは鉄道写真でも撮影して札幌に帰ると容易に想像できます。

目名と言えば有珠山の噴火の時に急遽交換設備を復活したが完成時には室蘭本線が復旧したので一度も使っていなかったのだが、いまもそのまま残してあり使用停止とかにはなってなかったのがよかった。



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