思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

八幡浜→臼杵 九四オレンジフェリー「おれんじ四国」 乗船記

2021-09-01 06:01:37 | 2021年の旅行記(国内)
「乗船どうぞ」の声にターミナルを出て今宵の宿「おれんじ四国」に乗船します。徒歩客は私だけのようなのでタラップを接続することはなく車両甲板から。



船室へは階段と思ってたらエスカレータでした、思ったより設備いいかも。上がった先で係が待機しててまずは消毒と検温、そして乗船券と一緒に船内休憩券を渡すと7時までは船内にいることが可能なことと、下船口はいまと違ってコチラからですと指さしで案内されました。それでは船室へ。



まあほかにいませんから選び放題です。積み込む車もトラックばっかりでドライバーズルームですのでこちらには来ないでしょう。しかしうす暗いこと、明るくはなりません。



ともかく船内探索に出かけましょう!初めて乗るフェリーなんですから。



水回りはきれいにしているし臭いもなく清潔的。



自販機コーナーも兼ねた軽食レストラン。深夜便では営業していません(そりゃあそうだ)。



こちらの航路ではちゃんぽんが名物とのことでほかも麺類がメイン。ちゃんぽんは八幡浜の名物で市内には40軒ほどちゃんぽんの店があるという。戦後長崎から伝わったそうだが長崎は豚骨ベースなのと異なって鶏ガラベースで鰹と昆布で出汁とった和風な味わいだそう。牛丼は昼時間のみのメニューとなっています、なぜかカレーは休止中だそうで…。ともかくオレンジフェリーは食事に定評がある、東予港~大阪南港の航路は去年利用しましたが、業務用食材使わず一から手作りに拘っていて、東予港の事務所に仕込厨房もあると聞いています。なので人気メニューだと往路で売り切って復路ではないこともあるそうで。こちらの航路は元々違う会社で2000年に倒産したところをオレンジフェリーの瀬野汽船が救済した関係ではあるが、たとえ短時間の航路でも食に力を入れると。



上層デッキに進みましょう。



椅子席もあり1つ飛ばしになっていますが使われることがあるのかどうか。団体客がいればね。





ゲームコーナーにマッサージコーナーもあります。



ゆったりしたソファーが並ぶサロンもいいですね。かつてなら団体客の酒盛りスペースかな。ちなみに船内にはアルコールの自販機ありますが23時過ぎているので買えませんです。短距離航路にしては珍しいのですが(飲酒運転撲滅のため)。あとこのフロアには個室もあります、特等1室、1等は4室だけですけど。





甲板に出てみますが繁忙期は車両甲板になるようでエレベータが設置、乗用車なら運搬できるサイズです。



そして向かいには2時35分に別府からやってきた宇和島運輸フェリーが接岸中。あちらも船内滞在が可能で5時半まで。別府港23時50分発なので5時間は仮眠できるでしょうか。こちらは頑張っても4時間ほどです。なので船室に戻って寝ます。結局のところ一般乗客は時間ギリギリに1人乗ってきただけで2名で確定!トラックは10台くらいはあったと思います。うち3台くらいは福山通運(フクツー)でした、1時15分の便にも3台ほど乗ってゆきましたから上顧客と言うことで。

案内放送はなかったような気がします。ゴゴゴゴとうなりをあげて出航しました、結構振動が大きいかな。私はワンカップも買ってあったのでそれをぐいっと飲んで仮眠。そうそう、箱枕と毛布の貸し出しはコロナ禍のため休止中でした。

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おれんじ四国は5時15分に臼杵港に着いているのですが私が始動したのは6時過ぎてから、周囲見渡しても誰もいません。もう1人は時間通りに下船したんですね。私も身支度をして忘れ物無いか確認して6時35分頃に下船を決めます。



青春18シーズンでもこんな旅程を組む人はいなかったのは残念ですね。乗船時に降り場は別と案内を受けたのは案内所はシャッターで閉まって誰もおらず、要は時間までに勝手に降りてくださいということ。今度は階段で降りる別の下船口。



タラップが繋がっています。





こんなひっそりと九州上陸というのも却って珍しい経験のような気がします。3,000トンクラスでなかなか立派なのもよかったです、フェリーターミナルには「新造船」とあったけど既に10年以上選手なんですけどね。







臼杵のターミナルも誰もいません。さすがにここに深夜4時頃から夜明けまで時間つぶすのはキツイかなという印象です。なのでこの便で正解でした。



ともかくやって来ました謎のまち、臼杵。JR駅まで歩きましょう、朝早いのでバスなどはありません。



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