思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

高島屋史料館を見学する

2020-09-02 22:56:56 | 2020年の旅行記(国内)
気づいたら時計は3時になろうとしてた、ベッドに入って寝ていたものの服のままで記憶が飛んでしまっている。部屋に入ってからの、そのくせデスク上のパソコンは電源が入ったままでビールを飲みかけたようだが開けてはいない。やっぱりサイゼリアで飲んだワインが利いたかなー。しかも二日酔い気味で頭が痛いが眠いので寝間着に着替えて寝続ける。そして7時に起きて13階の大浴場で朝風呂朝サウナに入ってアルコールを抜く。だいぶスッキリした、これが気持ちいいのよ。というか酔いつぶれるほど飲んだの久しぶりだなあ。湯上がりに休憩コーナーに寄ったら朝だけのサービスとしてヤクルトが置いてあった。至れり尽くせりなホテルだなここは。



しかし朝食のほうは客数も少ないこともあって月初めの松山ほど種類はなかったな。ここでも最初におすすめの和食ボックスとか洋食プレートを勧められ、さらに当ホテルの名物は「はりはりうどん」ですと。はりはりということは水菜が盛られたうどんと想像して汁物としてオーダー、あとは白飯を。ご一緒に牛筋カレーもいかがですか?と言うもほかにおかずあるからいらない。でもそのおかずがあんまり種類が無いかなと。でもとろろがあればいいさと食べておかわりするが、やっぱりご飯と汁物くらいは自分でよそってもいいな。従業員が張り付いているわけでなくそのたびに呼ばないといけないから。二膳目は目玉焼きをのせてハチクマライスで。キャベツの千切りは無かったけどね。

その後は部屋に戻って急ぐこともないからチェックアウト近くまでいようと、テレビ見ながら飲まなかった缶ビールを開けた。運転するわけでないし迎え酒は気持ちいいのよ。そして冷蔵庫につまみで買った総菜があるのも思い出してしまった…。揚げ物はどうしよう、食べきれないから持って帰ろう。帰って腐ってしまってたらそれまで。酢の物はいま食べる。そんなこんなで10時半頃にチェックアウト、11時が期限なのでね。それで今日の宿泊料金ですが、通常は朝食付き6,000円とコロナ禍前と比べると3,000円くらいは安いのかな。9,000円では泊まる気がしませんけども、今回は楽天トラベル経由で予約して楽天のクーポンとGotoを使って驚異の3,705円!!。そこに端数処理として自分のポイント700Pを充てて3,005円で宿泊。でも実際は入湯税150円もかかったので3,155円でした。どっちにしろ難波のアムザなら3,200円はするはずでGoto参画してないので割引もない。こんな状況ではカプセルホテルは使えませんわ。三密対策としても個室のほうがいいですものね。

それでは昨日腐れ縁が言ってた場所に行ってみようか。堺筋線で日本橋へ、そこから電気街へ向かって南下します。ちらと黒門市場を見たら人がほとんど歩いていなかった。「大阪庶民の台所」ってどこが!って言うほど中国人頼みの商売に舵を切ってしまった黒門市場。そういう場所はいまさら地元民からはそっぽを向かれてしまうし仕方ないと思うよ。売っているものが安くなかったし、観光客向けに店先で何か食べさせるような店ばっかりだったもの。4月に金沢近江町市場に行った時もひどかったが京都錦市場はどんな状況だろう、似たようなものかな、でもあそこはまだ地元向けに商売している店も多いほうだけど、午後にでも行ってみようか?どうせ電車1本だし。



やって来たのは「高島屋東別館」。正直なところ私は初めて見たときに「なにこれ?」と思いました。高島屋の看板が出ててどうみてもデパート百貨店なのに営業していない。分からない方に説明しますと、もともとは高島屋ではなく松坂屋大阪店であり、オープンしたのは1923年で大正末期にたいへんモダンな建物ではありますがだんだんと繁華街が動いてしまって地下鉄も当時は無いからと手放して京阪天満橋への移転を決意、それが1966年。その際に手放した建物を所有してた竹中工務店から1968年に賃借し(翌年からは正式に所有)店舗ではなく事務所として使用。そして昨年国の有形文化財に指定され今年の春にはリノベーションして再オープンしたのですね。



それで「高島屋史料館」は1968年からあったというが(知らなかったな)、今回のリノベで一新して春に再オープンしたけどもコロナ禍で休業。それが9月1日から営業再開とのこと。



10時から17時までで火曜と水曜は休止、しかし今日だけは営業。入場無料となっています。こういう企業博物館はもっと知られてもいいと思うけどなとエレベータで3階へ。すると受付係が2名いてアルコール消毒と検温、手には薄手のゴム手袋の着用と言われ(展示物のタッチパネルに触ったりするから)、最後に「大阪コロナ追跡システム」への登録をと言われるも圏外…。楽天モバイルなので回線の切り替わりがうまくゆきませんね、外はバリバリの楽天回線エリアですから。なのでそこは免除。

中に入るとプロジェクタから投影された高島屋の年表がお出迎え、壁をタッチしたりスクロールすると画面が変わる。どういう仕組み何だろうね。



館内は撮影可にはきちんとその旨表示がありました、勿論フラッシュは禁止。ただし他者の著作権や肖像権に関するものは撮影不可です。





高島屋と言えばローズちゃんですけど、なんか妙に艶めかしいポーズでマリリンモンローでも意識してるのか。そして横の通路を抜けると。



昔のエレベーターが現れました。



現在はこの扉が開くことはないですが、動く音やチーンって音はするのでいまもエレベータはあると思われます。最新鋭の高速型でしょうけどね。そういえば最近の百貨店でエレベーターガール見かけなくなりましたね。いるところ思いつかない。Uターンして展示室に戻ります。



気づいたら結構人が増えていたんですが、見た感じマスコミ関係か招待客という風情。きっちりと着物の品のよさそうなご婦人もいて相当な得意様、外商の客だろうと想像します。高島屋の外商客ともなれば相当な方が多いような感じはします。ある案内している社員が「ここに社歌のレコードがあるんですが、今話題の古関裕而作曲なんですよ、ちょっと1番だけ歌ってみましょうか?」と歌ってみせた。最近じゃ社歌をまともに歌える社員が…と言ってたのが聞こえました。どこもそんな感じでは。





いまいる建物のジオラマがあったんですが、通りに面したほうは荘厳な感じなのに対して裏から見るとちょっとみすぼらしい感じ。



昔のポスターがあってガラガラ動かしてゆくと。



奥から特大のポスターが出てきました。それにしても昔の広告は情報量が多すぎて読むのが一苦労…。



かつては東京や大阪で10銭均一ストアを多く経営してたようで、100均のはしりなのかスーパーのはしりなのか。しかし高島屋はスーパーマーケット事業はやってない。西武百貨店と西友、東急百貨店と東急ストアみたいに棲み分けできたのにと思ったのですが、場合によっては成城石井のような高級系スーパーになれたかもしれないのに。

展示はだいたいこんな感じで、あとは別室で絵画展がやっててこちらも無料で見学できました。撮影はもちろん禁止。



子供が来て騒がしいのは困るけど、もう少し一般に知れ渡ってもいいんじゃないかなって思える企業博物館でした。あと1階にはフードコートありますけど、昼に近い時間になるのにガラガラ、集客がかなり悪そうですね。

~追記~
ドーミーイン大阪谷町のエレベータの中にポスターあって、関西限定の「大阪の人・関西の人いらっしゃいキャンペーン」とGoto割引が併用できるので地元の方はさらにお得!とありました。7,000円以上のプラン利用で2.500円分のペイペイや楽天edyなどがもらえるもので、試しに検索するとツインのシングルユース朝食付きがGoto適用で5,038円なので、実質2,500円ほどで宿泊できますね!

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