思いつくままに書くブログ

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【2014年GW海外旅行】パダンブサールでの悲劇

2014-06-06 22:52:00 | 2014年の旅行記
KLセントラル行き国際急行「ランカウイエクスプレス」は3両と短いこともあり、機関車も余力たっぷりで軽快に進みます。車内もタイのファン寝台とは雲泥の差で、上段だとエアコンの送風口がそばにあるので寒いくらいだ。車内ではKTMの制服を着たオバサンがマレーシア・リンギット(以下RM)を見せながら「両替はしないか?」と言う。国際列車だけあります。しかしここでの両替はレートが悪そうで、パダンブサールに行けば駅に両替所がある。前回マレーシア→タイの時はそこで両替した。レートはRM1=9.9バーツだったと記憶する。なので「後でするから」と断った。このときとんでもない失敗をしたことにはまだ気づいてない。

1時間ほどでマレーシアとの国境駅、バタンブサールに到着。島式2面4線の駅で、駅そのものはマレーシア領です。ここで出入国を行いますので、すべての荷物を持って一旦下車します。時計は17時ですが、マレーシアとは1時間時差があるので18時にすすめます。



以前から電化工事をしていたのは知っていたけど、まだ完成してないんだ。やっぱりマレーシアだな。



まずはタイ出入国エリアで出国審査。パスポートを出すと無言で出国スタンプが捺されました。今回の旅行でもうタイには入国しません。



引き続いてマレーシア出入国エリアで入国審査が待っていますが、さりげない免税店があります。カールスバーグの缶ビールが1本RM3.2ととてもお安いです。マレーシアエリアはカメラを出すと撮影を制止させられますので写真はありませんが(お国柄が出ています)、入国カードはすでに廃止されていますので、ウェブカメラで顔写真を撮られ、指紋もスキャナーで読み取られれば終わりです。前回はパスポートに記録を呼び出すためのQRコードのステッカーが貼られましたが今回はありません。考えてみたらICのパスポートだったら、そのデータとリンクすればいいのですし、そうでなくても機械読み取りのコードで記録してもいいんですし。ともかく無事マレーシアに入国しました。



2階には売店やレストランがありますが当然リンギットしか使えません。まあいいや、両替所で財布の中の4,020バーツを買えてしまおうと向かったら。

無かった…

両替所はKTMの乗車券窓口に変っていて、駅構内を回ってもどこにもない。駅前に出ても無い。そしてATMも無い。

終わった…

だから車内で両替をしていたのか。明日の朝、KLセントラルに到着するまでは絶食決定!と思ったが先ほどの鶏が2個と水が1リットルあるのは助かった。



ほどなくしてバタワース発バンコク行き国際特急が到着です。あちらはタイ車両の2両編成で、ハートヤイで増結されます。



対してこちらはのんびりしたもので、ここで増結するんですが車両が引き込み線に止まったまま。いつになったら連結するんだ。



18時40分を過ぎてから残りの車両が入ってきて連結。とても長くなりました。



食堂車もあるけど、利用できないや!


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