思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

鳥羽市の離島 答志島を歩く

2021-11-01 07:14:27 | 2021年の旅行記(国内)
船を降りた和具にはまとまった集落が無い模様。とくに大きな建物があるわけでなく住宅が立ち並ぶという感じでもないし、もちろん市場の食堂のようなものは無い。答志集落へ向けて歩く(帰宅後調べたら寿司屋はあって人気店のようだが)。



島の小学校、入口の掲示板に修学旅行を開催したと写真があった。中学校は離れた場所にあるみたい(1.5キロほど)。ただどちらの学校も児童生徒数減少で本土側の学校と統廃合のはなしは出ている模様。ただ、離島とは言うが今年1月末で1,925人の人口があって鳥羽市全体で17,000人ほどなので1割弱は答志島に住んでいる計算になり、船で20分ほどの距離故に過疎で悩むというほどでもないだろうと。北海道の天売焼尻なんて合わせて450人ほど、礼文島全体で2,400人ですから、恵まれた離島ですね。



遺跡が出てくるのは歴史のある証拠。





島の神社も伊勢の摂社末社かと思わせる雰囲気、美多羅志神社という。



こういう地の神社故、とりあえずなんでも拝んどけ感があるのは致し方ない。北海道の開拓地の小さな神社なんてもっと無茶苦茶ですよ。どんどん先へ進みますと運命の分かれ道、車は右へ進むが私はまっすぐ進む。そうすると。





眼下に答志の集落が開けるようになり、車道は行きどまりになった。そこが答志郵便局で社員総出で軽トラに郵便物を積み込んでおり夕方の便で本土に持ってゆくのだろう。明らかに郵便局員ではない近所のオバサンまで手伝っていたというか会話の内容からして貯金で来た客のようだったが皆顔見知りなのでなんら問題は起きないでしょう。旧特定郵便局時代の局長夫人かもしれないし。しかしまだ郵袋使っているんだね、コンテナだと風で飛ぶだろうし潮を被るだろうから。



そして人が通るのがやっとの幅になります。これって火事になったら一巻の終わりだけども、密集させないと土地ないし、風が強いのでという話を聞いたことがある。ぽつんと一軒家と、密集地で同じ風が吹くとぽつんとがダメージ大きいのが分かりますよね。





そんな狭い道なので手押し車が大活躍。「じんじろ車」と呼ばれている。



自動車は港の駐車スペースにしか置けません。風強いから漁に出ている感じはしないな。



島から出ないしいいだろうというのが横行しているんでしょうね。長距離は走らないが潮を浴びて腐食は早そうだ。



こちらが島唯一のガソリンスタンド、恐らく自動車修理もやっているのではないかな。しかし昼食を食べるところはない、まず観光客向けの店はことごとく営業していなかったし、唯一してると言われる「ロンク食堂」にも行ってみたが扉が少し開いておるものの暖簾が出ていないし覗き込んだが誰もいない。うーん、やっぱり観光客の受け入れはまだまだ先だなあと思った。船の中で見かけた観光客風はどこかに事前予約して食事しているかもしれないし、島に宿泊なら宿で昼食から用意しているのかもしれないなと。







予定よりも1本早い便で本土に戻って、そっちで食事にします。貰ったクーポン券で食事したほうがトクですし。



来た時と同じ船です。



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