再び芸備線で三次へ

明けて8月10日、ゆっくりめに8時少し前に起床。このホテルは無料の朝食が提供されるので会場へ向かう。



東横インの朝食と比べて内容が非常に充実していて、味噌汁のほかにミネストローネがあったり徳山と違って生野菜もあるしポテト料理もある。ただねえ、お盆ゆえ子供連れが多くてうるさいしバタバタ走り回るし、料理を取ってたらぶつかって来るし。

9時にチェックアウトして駅へ。広島駅に戻るのは芸が無いので、横川駅に行ってみよう。



タッチの差で直通の便が行ってしまったので次に来た西広島行き3系統に乗車。元京都市電の1900形でした。十日市町で下車。



操車塔が残っているんですね。勿論今は使っていませんが。



次にやって来た横川駅行き8系統は元大阪市電の900形。下車時にICOCAかざしたら0円が引かれた。最初の十日市町下車時に160円引かれており、30分以内の乗り継ぎ指定駅で乗り換えると運賃は通算されるためで当たり前だが、間違って引き落とされるんじゃないかといつも思う。



横川から青春18の3日目を開始、広島駅に移動して10時丁度の三次行き〈みよしライナー〉に乗車。キハ47の2両編成で、かつての急行並みの停車駅と速度。時節柄帰省客で満員でしたが何とか座席を確保、って若い人はボックス席に慣れてないのか空席があっても立っているんですね。

それにしても芸備線は

どこまで行っても広島市内

車窓が完全に農村で、駅だってホームだけの無人駅であっても駅名標に「広」の文字。広島市内の深さを感じます。広島駅から30キロ以上は続きますからね。

11時22分に三次着。11時25分の備後落合行き臨時列車は運転されない日なので次は13時05分。街を歩いて昼食にしようと改札に向かって歩いていると放送が
「夏休みのおもてなしとしまして、改札口で鈴虫をお配りしております」





鈴虫？本当か？と思って改札に行きますと、駅員が子供に「鈴虫持って行くかい？」と言い虫かごに入った鈴虫プレゼント。20かごくらい用意されていたかな。虫数匹とちょっと餌が一緒に。新聞社やテレビ局も取材に来ていて、質問された子供はしどろもどろに答えていました。もっとも子供以外でも貰うことは可能なようで、女子大生くらいの2人組に駅員は「お姉さん、虫育てられたら貰ってく」だって。だけど声をかけたの女子高生だけ、駅員の下心…。

だけどかなり金のかかったイベントだよなあ…。