思いつくままに書くブログ

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大阪 津守の町中華の有名店 ぎょうざやでかたそばを食べる 勿論餃子もね

2024-12-31 07:28:16 | 2024年のグルメ
もう年内の更新はしないつもりでいたけどこれを最後にします。先日、年末の大阪に出かけたときの話。昼食の時間になって何を食べるか、中華、いわゆる町中華の店に行こうとは決めていた。それでいくつか候補あったんだけども選んだのはちょっと行くのに面倒な場所。地下鉄の駅からは距離があるし、近くのバス停はそれほど多くない。それでGoogleのルート検索をすると、天王寺にいたこともあってか、あべの橋から大阪シティバス80系統鶴町四丁目行きに乗り中開三丁目で下車して10分ほど歩けと出る。



西成の公営住宅街などを抜けて店はあった。



名前がずばり「ぎょうざや」。見てわかりやすいくらいの町中華の店だ。この店はマスコミの取材対応がとにかく多く、いわゆる厨房密着系のYouTube動画も多い。動画のほうはその店を知らないくせに「絶対この店は美味しいはずです」なんてコメントが多くて嫌気がさしてくるが。




私が知ったのはこれらではなくBS-TBSの「町中華で飲ろうぜ」で玉袋筋太郎がやってきたのを見たから。店内に入ると日曜の13時前だったので大盛況。とはいえ行列はなくて「1名様?ちょうどここ空いてますどうぞ」とカウンター席の中央部特等席に案内された。目の前で大将が中華鍋を振って調理しているのが見える席だ。



まずは餃子を、ノーマルとにらと1人前ずつ、あとはなににしようか…。レバニラも食べたいが周囲見渡すと炒飯と麺類が半々と言ったところ。炒飯、天津飯、このあたりにしようかなと思ったがかたそば750円を見つけてしまった。堅焼きそば食べたい!ということで注文決定。



まずは瓶ビール、キリン・アサヒ・サッポロと選べてサッポロはラガー赤星。くどいくらい言うけど、サッポロラガー扱う店でハズレなどまずありえません。周囲の人も見渡す限りひとり除いてみな瓶ビールをオーダーしている。中華に中ジョッキじゃないんだよなあ、皆さんよく分かっている。勿論のように大瓶633なのも嬉しい。



店員は大将とその母親だろうか、あと嫁さんと子供2人で家族経営といったところかな。娘さんが餃子を焼き、婆さんはぬか漬けを刻んできれいに盛り付けている。ぬか漬け450円とあり、実はネット上の口コミでも餃子の次くらいに人気があるとか美味しいとかいうのが散見された。確かにあのぬか漬けは美味そうであり興味はあったがちょっとひとりでは量が多すぎる。



そうこうしてると餃子が運ばれる。ノーマルはひっくり返して、にらぎょうざは緑をアピールすべく正面向いた盛り付けなんだろうね。小さすぎず大きすぎずで大将が卓上のラー油いれたほうが美味しいというのでそれに従う。酢胡椒もいいけども、やっぱり酢醤油ラー油が一番旨いように私は思います。それでこの餃子、ほんとうに美味しいわ。先日伊勢で食べた餃子は皮が厚めでもっちり食感もああった、これはそんなに皮は厚くないけどこっちのほうが美味しいですね、にらぎょうざも匂うなんてこともなく。食べている間もひっきりなしに客は入ってくるが帰る人も多いのでほぼ満席状態がキープ。

かたそばは皿に太い揚げ麺が盛られており、焼きそば麺を焼いたものではいのがわかる。太麺の皿うどんですねコレ。あんかけができあがり、ほかに中華丼を頼んだ人もいるのが半分がご飯の上に、そして半分が揚げ麺の上に盛られてそちらが私のところへ。



スープの出汁が美味いんでしょうね。餡がとっても美味しいです、ゆるすぎず固すぎる。野菜もたっぷりで酢をまわしかける必要はない。スープと言えば炒飯にセットでついてくるスープは醤油ラーメンの汁と一緒なんて言われるけど、器にラーメンのたれを入れて寸胴からスープを注いだから間違いはない。ここで隣に座ったオッサン、常連なんだろうけどオーダーが焼豚とぬか漬け、ぜんぶハーフで。

メニューに書いてないけどハーフサイズにも対応しているのか!

そういえば小上りの客も「唐揚げ、〇個にしてもらえますか?」と言ってたので細かい量の増減に応じてくれるんですね。予算に応じてやりますってことだね。知ってたら私もぬか漬け注文するんでした。私はもっと餃子食べたいので1人前を追加、勿論ビールもね。

いい感じに満腹になったので会計すると3,400円!ビール2本で1,300円で餃子が3人前で1,100円くらいでかたそば750円に…端数はサービスしてくれてますね。大将もきさくな感じで「いっぱい食べて飲んでくれて」と言い婆さんは「兄さんはウチ初めてでしょ、餃子が口にあったようでよかったです。どこから来たの」と言うので四日市と伝えると「アラ、この子も四日市なのよ!〇〇ちゃん、こちらのお客様四日市ですって」

すると「四日市から来てくれたの嬉しいです、私も明日帰省します」。

娘じゃなかったのか、あまりに絶妙な年齢構成だからそうだとばかり。店を出てからスマホで動画をちらっと見ると嫁さんではなくて姉さんで、大将が高校時代に先代(父親)亡くして、直接指導はされなかったけど下で働いてた職人がいたからその人に修行して店の味を覚えた。それに姉さんが結婚して出産後から実家の家業を手伝ってもらっているとあった。若い2人は子供ではなく従業員でした。

でもそう見えるんですよ親子に、あまりに雰囲気いいから尚更ね。



帰りは10分ほど歩いて汐見橋線で(誰も高野線とは思うまい)。汐見橋行きは5人しか乗ってなかった。なにわ筋線の接続のために残していたような路線だけど今後どうするんでしょうね。南海は廃止しないとは言っているけど。

ということで2024年の更新はこれが最後です、年末年始もへったくれもない仕事ですので次の更新はいつになるか、1週間くらいはないかもね。




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