南伊豆 民宿竹虎(2006年3月宿泊)
2日休みが出来たので、伊豆で旨い魚を食べながら一周したいなと、休みの前日にふと思いつき楽天トラベルで予約した。1泊2食付き7,800円とお手頃価格。
当時は諏訪に住んでいたので甲府~河口湖~御殿場~三島と走り、海岸へ出ずに湯ヶ島方面へ。河津ループ橋を見て、終わりかけの河津桜もちょっと見物。その後は下田方面へ進み、南伊豆の宿に着いたのは17時半頃。
・思いつきで喋る主人
宿は道路から少し奥まっていて、駐車スペースから少し歩く。すると庭に面した台所から主人が出て来た。そして開口一番
「熱海はどうでした?」
私、すっかり「???」になりましたよ。熱海がどうかしたのかと聞き返すと「東京から来たんじゃないの?」だって、要は泊まりに来る客みんな東京とか横浜とか、そっち方面からの人が多いらしいためなのだが、主人の頭の中は「南伊豆に来る観光客=熱海を通る」という図式があるのだろう。あまり思いつきで話すとトラブルの種になるような気がするのは私だけ?
それから風呂の説明があって、中庭を改造し露天風呂と内風呂を作ってあり、使い方の説明だけでなく自慢も少々入る。まあ民宿なのだからそれはいい。私が主人でも自慢しそうだから。
・食事はいいんだけど…
18時半過ぎに食事が運ばれる。大広間か食堂で食べるのかと思ってたら2食とも部屋まで運んでくる。あくまでも運んでくるだけで、食事が入ったバンジュウ(ケース)を部屋の前に置きっ放しにして、外から「食事お持ちしました」とだけ。あとは自分で並べる。まるで引きこもりに親が「御飯ここにおいて置くから…」と用意するみたいで中途半端。内容はいいのだが、温かい料理もさめている。ケースに蓋しているのではないから。味噌汁も冷め気味。カサゴの煮付けは旨かった。
食後は皿をケースに詰めて厨房まで自分で戻す。ただ部屋が2階なので、ケースを持ちながら階段下りるのは足元が見えないので危なっかしい。踏み外しそうだ。
食器を戻す時カサゴのことを話すと「ありがとうございます」とだけ言えばいいのに「普段は唐揚げを出して旨いんだけど、今日は作らなかった」と言う。聞けば連泊客がいて、その客に前夜唐揚げを出したから今日は煮付けにしたとのこと。こんな事言わないほうがいいのに。聞いたほうとしてはあまり気分良くないから。
・宿に誰もいない
翌朝7時に起床。8時に食事を持ってきた。また部屋の外に置いてゆくだけ。せめて部屋の扉を開けて挨拶して手渡しすればいいのに。食事を済まして皿をケースに詰めて、9時頃に部屋を出た。そのまま精算をして出発する。
しかしである。宿のどこを探しても主人が見当たらない。隣に母屋があるのだが、そちらも人気が感じられない。これは困った。
7,800円きっちりあるなら、一筆書いて置いて行く方法もあるが小銭がないので却下。それにしても無用心である。面白いことにここの宿帳は部屋に置いてあって、精算時にお渡しくださいとある。予約した時には名前と携帯電話の番号しか伝えてないから、このまま払わずに逃げる(スキッパー)しても探す手がかりが少なすぎるのだ。こんなこと利用者が心配することじゃないけど。
宿から出て辺りを探すと見つかって「もうお帰りですか」だって。せめて「迷惑掛けてすみません」と一言あってもいいのでは。だけどすぐには帰してくれず、なぜか主人の愚痴を聞かされる。最近は客数が少なくて厳しいとか。失礼ですが営業努力してますか?さかんに伊豆は観光不況だとおっしゃってますが、そんな事ないと思いますよ。
・意見を素直に聞けない
帰ってから、楽天の口コミに思ったとおりの事を書いてみた。
(1)温かい料理がない、味噌汁も冷めている。
(2)食後の皿をケースに詰めて階段を下りるのは危なっかしい。せめて部屋の外に出しておくだけでいいようにしてほしい。
早速返事が来た。要旨はと言うと。
(1)温かい料理は2月まで出してたが今は出してない。味噌汁が冷めているはずはない。
(2)民宿とは自分で食器を下げるものだ
文中に「ご宿泊ありがとうございました」とか「ご迷惑おかけしました」というような言葉は無く、それどころか全体的に喧嘩口調だった。つまり自分のやっていることは正しい。だから謝りはしない。客の意見を文句と解釈しているのでしょう。最悪のクレーム対応である。
そもそもなぜ今は温かいメニューを出してないのか理由が無いし、食器の下げだって今まで色んな民宿泊まったけど、どこも宿側が下げてます。昨今じゃユースホステルでも自分で下げない所ありますよ。民宿とはそういうものだというのなら、近所のほかの宿にも一度聞いてみて。
他の人の口コミを見ても興味深い
客:「モーニングコーヒーサービスとあったのに飲めなかった」
宿:「階段の脇にコーヒーの機械を置いてあり、朝食時以外にもいつでも飲めるのに、飲めないとは何事か?」
客:「部屋にタオルが用意されていなかった」
宿:「階段の脇に積んであったのだから、そこから持ってゆけばよかった」
どちらも謝ってません。前者に関しては私もコーヒーの機械がある説明は受けてません。受けてない以上、モーニングコーヒーサービスとあれば朝食時に一緒に運ばれてくるものと解釈して当然。後者に関しては明らかにミスなのに、勝手に持ってゆけばいいなんて責任逃れ、ただの言い訳だし説明不足だ。
さらに腹立たしいのに、楽天の口コミは一定期間内は訂正できることを悪用(!?)し、3ヵ月後くらいに何の気なしに見るとご迷惑おかけしましたとか、今後検討したいと思いますなど180度変わっている。書き直しは投稿者もできるけど、その期間が過ぎているので反論したくてもできずじまい。確か期間は90日間だったと思う。なので89日目くらいにがらりと書き直せば、それ以降に見た人は投稿者が一方的にクレームを書いているようにしか見えない。
最低だ、こんな宿初めてだ。本当に申し訳ない気があるなら、手紙なりメールなりで当人にも送るべき。
まあ二度と泊まることはないだろう。
2日休みが出来たので、伊豆で旨い魚を食べながら一周したいなと、休みの前日にふと思いつき楽天トラベルで予約した。1泊2食付き7,800円とお手頃価格。
当時は諏訪に住んでいたので甲府~河口湖~御殿場~三島と走り、海岸へ出ずに湯ヶ島方面へ。河津ループ橋を見て、終わりかけの河津桜もちょっと見物。その後は下田方面へ進み、南伊豆の宿に着いたのは17時半頃。
・思いつきで喋る主人
宿は道路から少し奥まっていて、駐車スペースから少し歩く。すると庭に面した台所から主人が出て来た。そして開口一番
「熱海はどうでした?」
私、すっかり「???」になりましたよ。熱海がどうかしたのかと聞き返すと「東京から来たんじゃないの?」だって、要は泊まりに来る客みんな東京とか横浜とか、そっち方面からの人が多いらしいためなのだが、主人の頭の中は「南伊豆に来る観光客=熱海を通る」という図式があるのだろう。あまり思いつきで話すとトラブルの種になるような気がするのは私だけ?
それから風呂の説明があって、中庭を改造し露天風呂と内風呂を作ってあり、使い方の説明だけでなく自慢も少々入る。まあ民宿なのだからそれはいい。私が主人でも自慢しそうだから。
・食事はいいんだけど…
18時半過ぎに食事が運ばれる。大広間か食堂で食べるのかと思ってたら2食とも部屋まで運んでくる。あくまでも運んでくるだけで、食事が入ったバンジュウ(ケース)を部屋の前に置きっ放しにして、外から「食事お持ちしました」とだけ。あとは自分で並べる。まるで引きこもりに親が「御飯ここにおいて置くから…」と用意するみたいで中途半端。内容はいいのだが、温かい料理もさめている。ケースに蓋しているのではないから。味噌汁も冷め気味。カサゴの煮付けは旨かった。
食後は皿をケースに詰めて厨房まで自分で戻す。ただ部屋が2階なので、ケースを持ちながら階段下りるのは足元が見えないので危なっかしい。踏み外しそうだ。
食器を戻す時カサゴのことを話すと「ありがとうございます」とだけ言えばいいのに「普段は唐揚げを出して旨いんだけど、今日は作らなかった」と言う。聞けば連泊客がいて、その客に前夜唐揚げを出したから今日は煮付けにしたとのこと。こんな事言わないほうがいいのに。聞いたほうとしてはあまり気分良くないから。
・宿に誰もいない
翌朝7時に起床。8時に食事を持ってきた。また部屋の外に置いてゆくだけ。せめて部屋の扉を開けて挨拶して手渡しすればいいのに。食事を済まして皿をケースに詰めて、9時頃に部屋を出た。そのまま精算をして出発する。
しかしである。宿のどこを探しても主人が見当たらない。隣に母屋があるのだが、そちらも人気が感じられない。これは困った。
7,800円きっちりあるなら、一筆書いて置いて行く方法もあるが小銭がないので却下。それにしても無用心である。面白いことにここの宿帳は部屋に置いてあって、精算時にお渡しくださいとある。予約した時には名前と携帯電話の番号しか伝えてないから、このまま払わずに逃げる(スキッパー)しても探す手がかりが少なすぎるのだ。こんなこと利用者が心配することじゃないけど。
宿から出て辺りを探すと見つかって「もうお帰りですか」だって。せめて「迷惑掛けてすみません」と一言あってもいいのでは。だけどすぐには帰してくれず、なぜか主人の愚痴を聞かされる。最近は客数が少なくて厳しいとか。失礼ですが営業努力してますか?さかんに伊豆は観光不況だとおっしゃってますが、そんな事ないと思いますよ。
・意見を素直に聞けない
帰ってから、楽天の口コミに思ったとおりの事を書いてみた。
(1)温かい料理がない、味噌汁も冷めている。
(2)食後の皿をケースに詰めて階段を下りるのは危なっかしい。せめて部屋の外に出しておくだけでいいようにしてほしい。
早速返事が来た。要旨はと言うと。
(1)温かい料理は2月まで出してたが今は出してない。味噌汁が冷めているはずはない。
(2)民宿とは自分で食器を下げるものだ
文中に「ご宿泊ありがとうございました」とか「ご迷惑おかけしました」というような言葉は無く、それどころか全体的に喧嘩口調だった。つまり自分のやっていることは正しい。だから謝りはしない。客の意見を文句と解釈しているのでしょう。最悪のクレーム対応である。
そもそもなぜ今は温かいメニューを出してないのか理由が無いし、食器の下げだって今まで色んな民宿泊まったけど、どこも宿側が下げてます。昨今じゃユースホステルでも自分で下げない所ありますよ。民宿とはそういうものだというのなら、近所のほかの宿にも一度聞いてみて。
他の人の口コミを見ても興味深い
客:「モーニングコーヒーサービスとあったのに飲めなかった」
宿:「階段の脇にコーヒーの機械を置いてあり、朝食時以外にもいつでも飲めるのに、飲めないとは何事か?」
客:「部屋にタオルが用意されていなかった」
宿:「階段の脇に積んであったのだから、そこから持ってゆけばよかった」
どちらも謝ってません。前者に関しては私もコーヒーの機械がある説明は受けてません。受けてない以上、モーニングコーヒーサービスとあれば朝食時に一緒に運ばれてくるものと解釈して当然。後者に関しては明らかにミスなのに、勝手に持ってゆけばいいなんて責任逃れ、ただの言い訳だし説明不足だ。
さらに腹立たしいのに、楽天の口コミは一定期間内は訂正できることを悪用(!?)し、3ヵ月後くらいに何の気なしに見るとご迷惑おかけしましたとか、今後検討したいと思いますなど180度変わっている。書き直しは投稿者もできるけど、その期間が過ぎているので反論したくてもできずじまい。確か期間は90日間だったと思う。なので89日目くらいにがらりと書き直せば、それ以降に見た人は投稿者が一方的にクレームを書いているようにしか見えない。
最低だ、こんな宿初めてだ。本当に申し訳ない気があるなら、手紙なりメールなりで当人にも送るべき。
まあ二度と泊まることはないだろう。