思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

日本一短い「本線」 日高本線の終点鵡川まで

2021-11-06 06:35:33 | 2021年の旅行記(国内)
10月26日、朝6時頃に目が覚めた。線路のそばなので始発列車が動き出したからだろうか、その音で。



外はどんよりとしており遠くのほうが靄がかかっている。



こんな感じ、今日は寒そうな予感。すこし転寝をして7時過ぎに起きて2階大浴場へ。ビジネスホテルで朝風呂をするひとは少ないように思うんだけど、先客が5人もいて昨夜よりも多いな。部屋に戻って8時になったのでHBCを点けます。ラヴィットが見たい。



田村真子が「遅めの夏休み」のためというが、恐らくは親父(三重1区より立候補の、田村憲久前厚生労働大臣)が選挙に出るから身内は出さないというスタンスだろう。それで昨日は「ひなちま」(乃木坂46の樋口日奈)が見たくてラヴィット点けたらなんと「だーこの」(日向坂46の松田好花)出てきて嬉しいじゃないか!松田この推しです、となると火曜日は「かとし」か「おたけ」となるなとは予想してたけどかとしだったか。もっともおたけにMCは回せない気がする(後日ゲストで登場)。とまあ確認したので朝食へ。1階のやよい軒で提供、6時~10時は宿泊客のみの営業で通常営業は11時からとなっている。



そのため朝食券を渡してこれらの4種類からチョイス。ここに限らずやよい軒はホテル1階にテナントで入居して朝食の受託しているのが各地で見られる。どこに泊まってもメニューは一緒、全国統一朝食メニューなんですね。がっつりとから揚げ定食をオーダー。セットになっているサラダとヨーグルトも持ってきていいですか?と聞かれる。セット内容なら聞くまでもなく持ってくるべきじゃないのかなあ?カットしたら返金があるわけでもないし。周囲をみると半数くらいはから揚げ定食、意外に焼魚が少ない。



個人的にはやよい軒の朝食は450円くらいの定食で十分なんですけど、これはこれでありだとは思います。勿論ご飯のおかわりはできますし、いましっかり食べておけば昼食遅くなったり欠食しても。荷物まとめて9時ちょっとにチェックアウト。



今日は18時から札幌ドームでの最終戦、日本ハムvs埼玉西武を見ればよく日中どうしようかと考えた。最初は夕張に行きたい気がしてた、なので千歳に宿をとれば新夕張までJR、あとはバスに乗って最後は札幌行きに乗ればいいと考えていたが、やはり夕張の移動はレンタカーで無いとあまりに不便でバス賃も高い。ならば一部どころか大部分廃止になって「日本一短い本線」となった日高本線で鵡川に行きししゃもが食べたい。そう最終的に決めたのは昨夜。



指定席券売機で鵡川まで購入。1,490円と距離の割に高い。千歳と鵡川は直線距離では近いけど、JRだと沼ノ端の先から苫小牧まで往復12キロか14キロくらいあるからね。これだけで340円になるはず。ちなみに乗換駅の苫小牧で分けると1,500円なので10円だけ安い。





〈おおぞら3号〉を見送ってから9時26分発苫小牧行きに乗車。苫小牧方面の普通列車は731系が多い気がするけど気のせいだろうか?9時49分に苫小牧に到着し、接続の日高本線は10時19分発と30分の待ち合わせ。改札内に待合室は無いので駅員に断って改札を通してもらい待合室へ。途中下車できない切符でも待合室を断られることは無い。途中下車前途無効なのでダメですという杓子定規な駅員がいたら知りたい。



日高本線の列車はすべてキハ40である、以前は専用車の350番台というのがあったがH100導入によるキハ40廃車ですべて無くなった。だけどもH100が日高本線に入ることはなく、まだ検査期限があるキハ40で代用している状態。北海道のキハ40なんて珍しいどころかつまらない車両だったのだが、急速にH100に置き換えられて近いうちにすべて廃車になるだろう。釧路支社管内もすべて置き換えが決まっている。新車になるのはいいことだけど、車体が小さいうえに室蘭本線の電化区間では以前はキハ143の2両編成だったものをH100の単行に置き換えており、さすがにやりすぎではないかなと思う。遅かれ早かれ苫小牧から先の電化設備は廃止になるような気もするけど。



キハ40の窓側席の下に出っ張ったヒーターがなんとも味があるのです。そこに片足乗せて座るのもだんだんできなくなってきていると思えば…。10人ほど乗せて発車、沼ノ端の手前まで室蘭本線に並行している。



最初の停車駅勇払まで13.1キロとはいかにも北海道らしい、実際問題沿線は原野ですからね、駅の周りに集落が形成されているというか。勇払もかつては貨物の積み出しで賑わって比較的大きな駅舎もあるが鉄板で窓が打ち付けられている。いまでもうっかり「山陽国策パルプ」と言っちゃいそうな日本製紙の城下町。



勇払過ぎればとにかく景色が寂しい、景色などないようなところを進んでゆく。





浜厚真もかつては駅前集落があっただろう、殆ど家が無い。苫小牧港の東港の掘削工事が影響している。駅の前の道路も昔は国道だった。新日本海フェリーのターミナルまで1.5キロほどなので最寄りと言えば最寄りだが歩くのは好き者だけ、夜道は暗いし。





そして終点の鵡川に到着、浜田浦はうとうとしてて撮影なし。



苫小牧方面を望む、かつての静内方面のホームで折り返ししている。もっとも以前からこのホームでしか折り返し運転できなかった。スプリングポイントを採用しているので旧1番ホーム側に列車入れることができないし、信号もそのようになっていない。





静内方面はかなり先で収束して車止めが見えます。沿線自治体からは日高門別までは復旧してほしいという意見もあり、費用負担も辞さないということだったのに、JR側としては廃止ありきなため殆ど検討されなかったし、DMVの実用化もJR側が端から無理という感じで。そのDMVも阿佐海岸鉄道に導入されますがいつ開業するんですかね?




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