思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

日清戦争講和の舞台から関門海峡を越えて

2020-03-25 17:16:57 | 2020年の旅行記(国内)
赤間神社を出て唐戸市場へ向けて歩くと春帆楼が見えた。



ふぐで有名な料亭だけど私はそんなことよりも「日清講和記念館」の看板が見えたことにドキッとした。そうだ、日清戦争後の講和条約(下関条約)はここで締結されたんだったね。主な条件は賠償金が2億両(テール)で遼東半島・澎湖諸島・台湾を割譲するということ。テールとは聞きなれない単位ですけど量目で、1テールが37.3グラムで746万キロを銀で支払ったのだそう。当時のお金で3億1,100万円、ちなみに戦費が2億3,340万円で当時の一般会計歳出が8,500万円ほどというから、当時の戦争は勝てば儲かったのです。



ただし残念ながら記念館は御多分に漏れずコロナ対策で休館中。入りたかったなあ。





唐戸市場も休市していた。こちらは日曜なので当たり前かも。ただし2階の食堂街は通常営業していたものの…、自粛などどこへやらという混んでいた。これでいいのだ。近くの飲食店もどこも混んでいた。ふぐ食べたいけど高いよなあ。



こちらの店で「ふぐ刺しぶっかけ丼」が880円で食べられるので興味もあるが外まで並んでいた。九州で食事にするか。





ということで駅に戻らず関門汽船で門司港へ渡りましょう。運賃は400円。乗船券を買い船着き場へ行くと。



丁度船がやって来ました。片道5分程度の航路で20分間隔の運航ですので、基本は同じ船が行ったり来たり。



流れの早い大型船が行き交う海峡を越えるには何とも小さな船。マレーシアのケタム島へ行く船みたいだ。





入口で乗船券を渡し、船室はオープンな屋根上もありますが天気悪いので中の席へ。



総勢で30人くらい乗せて出航です。



やはりよく揺れた…。直線距離なら1キロ程度だけど横切る船も多いし波をかぶるのでうまく操船しながら…。でも面白かった。関門トンネルならあっけないからね。




国内旅行ランキング