思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

リニア鉄道館の100系食堂車

2014-02-17 17:10:13 | 鉄道

0系に触れたなら100系にも触れましょうか。

私が初めて乗ったのは0系に乗った翌日、広島から東京まで乗車しました。当時はすでに〈のぞみ〉は運転されていましたが1時間1本運転の時代なので、修学旅行団体には解放されていなかったのです(当日のJTB添乗員談)。とはいえ乗車したのは当時のJR西日本の「フラッグシップトレイン」である「グランドひかり」に乗車。100系の16両編成のうち2階建て車両が4両も連結された列車でした。具体的な時間は忘れましたが、東京に14時台に到着したので〈ひかり6号〉だったでしょうか。5時間くらいの乗車は当時としては苦行でした。今ではのぞみなら東京~博多を乗り通せますし、東北新幹線なら新青森まで3時間20分ですからいかに長いかお判りでしょう。

こちらも食堂車が展示されています。

1階は厨房に直結した売店コーナー。簡単な弁当を販売したのでしょう。食堂車が連結されていないJR東海の編成だったらカフェテリアがありましたね。あの車両もどこかに残っていたらぜひ展示してもらいたいものです。

その売店コーナーのピクトグラフ。リンゴと本とタバコですか…。果物が売られていたとは思えませんし、タバコも最近では売られていませんよね。

階段を上がって食堂へ。眺望もよく高級感が感じられます。当然食堂車を知らない、ほかの若い見学者は「すごい、すごい」と連発。

エレベータで2階に上げるような設備にも驚いており、コーヒーメーカーを見て「インスタントじゃなかったんだ」だって。そんなもの食堂車では出ません。飛行機のエコノミーじゃないんですから。たとえばJALなんか、今ではコーヒーに力入れていますが、10年くらい前の国際線メニュー表に「当社では香り豊かなネスカフェを提供しています」と書いてあったくらいだ。

当時のメニューの模型が再現されていました。このセットは2,000円だったそうです。もっとも当時は「料飲税」がありましたのでもう少し高くなります。グリーン車も通行税があった時代です。ともに贅沢とみなされたのでしょう。

とはいえ見た目はエコノミーの機内食のようですがメインはサーロインステーキとあり、場所代も入れたら2,000円なら妥当かと。現在の北斗星やカシオペアのパブタイムとさほど変わりませんから。