小倉から11時05分発〈ソニック20号〉に乗りましたら3分遅れで発車したものの、黒崎あたりからノロノロ運転。ダイヤが乱れているために先行列車で支えているためで、待避駅に近づけば前方が空くので加速するもその繰り返し。結局博多には25分遅れで到着。快速並みの時間がかかったが特急列車なのでゆったり行けたのでまあいいでしょう。
福岡に昼時に来たのはこっちで昼食をしたいからだが、今回は行きたい店がある。「天麩羅処ひらお」である。
http://www.hirao-foods.net/
今でこそ天ぷら定食を提供するチェーン店は結構あるし、大阪なら天満は一時期ほど行列はないが、難波は外国人で大行列の「天ぷらまきの」がある。しかしひらおのほうがずっと古いし、天ぷら業態では日本国内でも先駆的な存在だ。価格も安いが、なにより塩辛が旨いという。塩辛には目がない私としては一度利用してみたいと思っていたので今日がいいチャンス。しかし店は郊外ばかりで、地下鉄で簡単に行けそうなのは大名店か貝塚店となる。前者は市内繁華街で小型店舗だというのでどうしても混んでいるだろう。なので貝塚店に行ってみる、もっとも地下鉄箱崎線が完乗していないので丁度良かったり。
地下鉄貝塚駅から家族連れでにぎわっている交通公園を横目に見て徒歩5分ほどで到着!場所は国道3号線と福岡高速粕屋線が交差するところ。余談だが、交通公園に展示されている飛行機、デハビランド・ヘロンじゃないですか!!帰宅後調べたら日本で残っている唯一機だそう。
まずは食券を購入しますがなににしようかな。ここは基本形の天ぷら定食(770円)にしましょう。きす・白身・青魚・いか・野菜3種となっていて青魚って鯖だそうだ。鯖の天ぷらってほかで見たことないからぜひ食べてみたい。それと肉系も食べたいのでとりもも(140円)とご飯大盛り(50円)も買いましょう。
店内に入るとすごい人の数だ。厨房を取り囲むようにコの字型のカウンターとなっていて、さらに外に取り囲むように待合席があり店内で渦を巻いているようだ。店員は「最後尾はこちらです」と言うので待合席の最後2人分くらいが空いているので座ろうとすると、少し離れた喪服姿のオバサンが「並んでいるんですけど」
はあ?
並んでいるんなら詰めて座りなさいよ。なんか気分悪いなあと席を立ってそのオバサンの後ろに並んだら追い打ちをかけるように「私の後ろにまだ5人いますから、あとから来ます」
はあ?行列の店でそんな言い分がまかり通ってなるものか。すると「待った?」とか言ってオッサンとバア様の2人がやって来る。やっぱり喪服姿だ。分かった、家族で葬式か法事に出かけてその帰りにひらおで昼食にすることにした。しかし混むから、オバサンが先に場所取りにやってきて残りはあとからということだ。だがこういう行為は到底容認できない。これを認めてしまうとほかに並んでいる人は馬鹿を見る結果になる。とはいえ旅先の店で普段来る店でもないしこんなところで争っても…と思っているとオバサンは「まだ皆揃わないので、飛ばしていただいて構いませんよ」だって。
だったら並んでいますって主張するな!!
待合席に座ってしまえば回転いいのかドンドン進みます。左端に映っている喪服の一団はまだ座れないのだからいい気味だ。結局入店から25分ほどで席にありつけました。食券を店員に渡します。
ひらおと言えば卓上に置かれた総菜は無料サービスです。もやしのナムルは濃すぎない味付けだったし、高菜漬けも辛いことなくご飯の友に合いますがやっぱり塩辛ですよ。ゆずの風味が効いていて、イカも鮮度がいいのかシャキシャキと歯ごたえがあります。そして塩辛なのに塩辛くないのでこれだけでパクパクいっちゃいます。北海道の布目の「社長のイカ塩辛」なんかも旨いけど、こっちがずっと上です、話になりません。持ち帰り用に販売しているそうだが旅行中では買うわけにはゆかないのが残念。お代わりして2皿、天ぷらが届く前に食べちゃった。
座った席からは職人が揚げているところをよく見ることができます。フライヤーの横にはすごい量の天かす。無料サービスで持って帰れるそうなのでどうしようかなあ?と思っているところでご飯・味噌汁・天つゆが届き最初の天ぷらが運ばれました
まずはきすと白身。白身とはなんの魚なんでしょうかね?きすはちょっと揚げすぎと言うか衣がカリカリでしたが白身はふわっと揚がっていて旨い。卓上には抹茶塩なんかもあるけど、私は天ぷらは天つゆにたっぷりつけて食べるのが好きです。少なくとも子供の頃に天ぷらを塩で食べる習慣などなかった気がする。
その後鯖・かぼちゃ・ナス・ピーマン・とりももと運ばれました。初めて食べる鯖の天ぷらは美味しく、こういう食べ方もあるんだなと思いましたね。衣の塩加減も丁度いいのです。とりももに至っては特に鶏肉は揚げすぎると固くなってしまうが、こちらのはじゅわっとした感じで柔らかいんです、肉汁も出てくるんです。もし私が作るのならこうはゆきません(そりゃあそうだ)。最後にいかが運ばれて「これでおしまいです」。ご飯も大盛りにすると丼にかなりの量になりましたが天ぷらと一緒に食べるのですから丁度よいです。それに塩辛食べるのにもう少しご飯が欲しいなと思ったほどです。
食べ終えて店を出ても、油のよくない店なら胃にもたれることもありますが、ここは油がいいのか全然もたれない。全体駅にはアッサリしている感じでした。福岡の人は幸せだなって思いますよ、こんな天ぷらが気軽に食べられるんですから。私の近所にあったらいいなと思う店です。
福岡に昼時に来たのはこっちで昼食をしたいからだが、今回は行きたい店がある。「天麩羅処ひらお」である。
http://www.hirao-foods.net/
今でこそ天ぷら定食を提供するチェーン店は結構あるし、大阪なら天満は一時期ほど行列はないが、難波は外国人で大行列の「天ぷらまきの」がある。しかしひらおのほうがずっと古いし、天ぷら業態では日本国内でも先駆的な存在だ。価格も安いが、なにより塩辛が旨いという。塩辛には目がない私としては一度利用してみたいと思っていたので今日がいいチャンス。しかし店は郊外ばかりで、地下鉄で簡単に行けそうなのは大名店か貝塚店となる。前者は市内繁華街で小型店舗だというのでどうしても混んでいるだろう。なので貝塚店に行ってみる、もっとも地下鉄箱崎線が完乗していないので丁度良かったり。
地下鉄貝塚駅から家族連れでにぎわっている交通公園を横目に見て徒歩5分ほどで到着!場所は国道3号線と福岡高速粕屋線が交差するところ。余談だが、交通公園に展示されている飛行機、デハビランド・ヘロンじゃないですか!!帰宅後調べたら日本で残っている唯一機だそう。
まずは食券を購入しますがなににしようかな。ここは基本形の天ぷら定食(770円)にしましょう。きす・白身・青魚・いか・野菜3種となっていて青魚って鯖だそうだ。鯖の天ぷらってほかで見たことないからぜひ食べてみたい。それと肉系も食べたいのでとりもも(140円)とご飯大盛り(50円)も買いましょう。
店内に入るとすごい人の数だ。厨房を取り囲むようにコの字型のカウンターとなっていて、さらに外に取り囲むように待合席があり店内で渦を巻いているようだ。店員は「最後尾はこちらです」と言うので待合席の最後2人分くらいが空いているので座ろうとすると、少し離れた喪服姿のオバサンが「並んでいるんですけど」
はあ?
並んでいるんなら詰めて座りなさいよ。なんか気分悪いなあと席を立ってそのオバサンの後ろに並んだら追い打ちをかけるように「私の後ろにまだ5人いますから、あとから来ます」
はあ?行列の店でそんな言い分がまかり通ってなるものか。すると「待った?」とか言ってオッサンとバア様の2人がやって来る。やっぱり喪服姿だ。分かった、家族で葬式か法事に出かけてその帰りにひらおで昼食にすることにした。しかし混むから、オバサンが先に場所取りにやってきて残りはあとからということだ。だがこういう行為は到底容認できない。これを認めてしまうとほかに並んでいる人は馬鹿を見る結果になる。とはいえ旅先の店で普段来る店でもないしこんなところで争っても…と思っているとオバサンは「まだ皆揃わないので、飛ばしていただいて構いませんよ」だって。
だったら並んでいますって主張するな!!
待合席に座ってしまえば回転いいのかドンドン進みます。左端に映っている喪服の一団はまだ座れないのだからいい気味だ。結局入店から25分ほどで席にありつけました。食券を店員に渡します。
ひらおと言えば卓上に置かれた総菜は無料サービスです。もやしのナムルは濃すぎない味付けだったし、高菜漬けも辛いことなくご飯の友に合いますがやっぱり塩辛ですよ。ゆずの風味が効いていて、イカも鮮度がいいのかシャキシャキと歯ごたえがあります。そして塩辛なのに塩辛くないのでこれだけでパクパクいっちゃいます。北海道の布目の「社長のイカ塩辛」なんかも旨いけど、こっちがずっと上です、話になりません。持ち帰り用に販売しているそうだが旅行中では買うわけにはゆかないのが残念。お代わりして2皿、天ぷらが届く前に食べちゃった。
座った席からは職人が揚げているところをよく見ることができます。フライヤーの横にはすごい量の天かす。無料サービスで持って帰れるそうなのでどうしようかなあ?と思っているところでご飯・味噌汁・天つゆが届き最初の天ぷらが運ばれました
まずはきすと白身。白身とはなんの魚なんでしょうかね?きすはちょっと揚げすぎと言うか衣がカリカリでしたが白身はふわっと揚がっていて旨い。卓上には抹茶塩なんかもあるけど、私は天ぷらは天つゆにたっぷりつけて食べるのが好きです。少なくとも子供の頃に天ぷらを塩で食べる習慣などなかった気がする。
その後鯖・かぼちゃ・ナス・ピーマン・とりももと運ばれました。初めて食べる鯖の天ぷらは美味しく、こういう食べ方もあるんだなと思いましたね。衣の塩加減も丁度いいのです。とりももに至っては特に鶏肉は揚げすぎると固くなってしまうが、こちらのはじゅわっとした感じで柔らかいんです、肉汁も出てくるんです。もし私が作るのならこうはゆきません(そりゃあそうだ)。最後にいかが運ばれて「これでおしまいです」。ご飯も大盛りにすると丼にかなりの量になりましたが天ぷらと一緒に食べるのですから丁度よいです。それに塩辛食べるのにもう少しご飯が欲しいなと思ったほどです。
食べ終えて店を出ても、油のよくない店なら胃にもたれることもありますが、ここは油がいいのか全然もたれない。全体駅にはアッサリしている感じでした。福岡の人は幸せだなって思いますよ、こんな天ぷらが気軽に食べられるんですから。私の近所にあったらいいなと思う店です。
天麩羅処ひらお 貝塚店 (天ぷら / 貝塚駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0