思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

開拓の村と北海道博物館を見学する

2018-06-17 10:17:54 | 2018年の旅行記
新千歳空港から乗った電車を新札幌で下車。バスターミナルからジェイ・アール北海道バスに乗車。全国的にはJRバスは長距離の高速バスばかりになってしまったけど、札幌は昔ながらの一般路線ばかりで市営バスからの譲受路線や住宅地が増えて路線拡張など一番勢いがある地域だ。それに乗って向かったのは。



野幌森林公園の開拓の村。

最初は円山動物園に小学校の遠足以来30年ぶりくらいに行ってみようと思ったんです。ホッキョクグマでも見たいなと。しかし非情にも休園日、なので方針転換して中学校の遠足以来となる開拓の村へ来てみたんです。雨がしとしと降って気温が低いのは残念ですが。わずかに10度しか無く4月みたいだ。入場券は折角なので北海道博物館との共通券(1,200円)を購入しますが、まだ私と係がやりとりしているのに同じバスに乗ってきたバアサンの団体が敬老パス見せて「私たちタダでしょ?」とうるさい。65歳以上は無料なんだが、北海道の人は待つことに慣れていない。慣れていないから私も並んでまで食事するのだけは嫌だ。人気店に並ぶようなことは滅多にしない。しかし展示物なんだが。





まず第一印象が「こんなんだったかな?」と。そして話には聞いていたが老朽化しているのに保守する費用が捻出できないから「ただいま2階は公開していません」というのが多い。そしてすごく埃っぽく掃除している感じがしない。それでも一部の展示には案内ボランティアがいて、人恋しいのかいろいろ話しかけてくるので素直に気持ちを伝えたら「おっしゃる通りです。気持ちは痛いほどわかります」





しかしこの第1回国勢調査のポスターは興味深いね。国政についての調査であり課税のためでも犯罪捜査でもないのでありのままに記入するようにとのこと。ただし戦前の話ですからそこは怪しいですけどね。記入方法は9月30日までに用紙を配布するので、10月1日0時現在の世帯員の氏名や生年月日、性別は勿論の事国籍や民籍についても記載とのことで、朝鮮人か台湾人か樺太人か「北海道旧土人」かどうかなんだって。さすがに「北海道旧土人」ってわかる人少ないだろうなあ。アイヌのことです。なお、調査書は10月1日の朝8時以降には回収と、いまではあり得ない以前に10月1日の朝はどこへも出掛けるなということか。



昼すぎになったので場内の食堂に入ると意外に客が多かった。



あたり障りのない味噌ラーメンを頼んだら700円。麺は冷凍麺でスープも業務用だが、味噌だれをけちっていないのかかなり濃いめの味で、背脂が少し浮いていたので手を加えているのは確か。ほかの客が店を出るとき店員が「ごくろうさま」と、どういう事かと思ったら客ではなくてボランティアばっかり。まあこんなものだよな。



今度は歩いて北海道博物館へ。前身の開拓記念館は来ています。改装してきれいになったというので楽しみです。館内は社会見学の小学生、遺跡の展示で蘭島に過剰反応していたからそのへんの小学校かな。



アイヌ文化について展示があったが、なんともしっくりこない展示説明。私からすると「北海道アイヌ協会」の圧力を受けているような感じ。アイヌ協会というよりウタリ協会と言ったほうが通りはいいと思いますが。彼らはしきりに差別されてきた、虐げられてきたという主張ばかりで、問題に通じるような気がします。まあこれ以上は差し控えますが。



ゴチャゴチャ言わないで、さっさとドームへ行け!!