思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

【2009年タイ・ラオス旅行】ノンカイに到着しました

2009-02-22 19:36:55 | 旅行
ガクンと衝撃があって目を覚ましました。用を足しにトイレに行き、停まっているので外に顔を出したらコーンケンでした。定刻から100分ほど遅れているようです。あと3時間はかかるみたいなのでもう一寝入り。

7時を過ぎた頃に騒がしくなりました。寝台の解体が始まりました。私は十分寝たので解体してボックス席に戻して欲しいのですが、下段の主が別のところに行き知人と話しているので、係も確認が面倒くさくなったのか解体スルー。通路を挟んで向かいのボックスの通路側に移動しました。ビジネスマン風のおじさんがタブロイド紙を読んでます。

ほどなくして声を掛けてきました。「英語は堪能か?、どこから来た?日本かい?」
何とか受け答えすると「私は昔名古屋で働いたことがある。日本語は喋られないけどね」。自動車工場に出稼ぎでしょうか。東京から来たのかとずっと言っているので札幌から来たと言うと(厳密には違うけど)、「サッポロ、とても寒いところだね」と驚き、読んでいたタブロイド紙を開いて写真に指差します。見るとタイムリーに札幌雪祭りの紹介記事。タイの人が雪像を見てどう思うのか興味があります。

ウドンタニに着く少し前になり、ボーイがやって来て「昨夜の食事代」を請求します。無料じゃなかったんですね
180バーツなので200バーツ渡したらニコッと笑ってコップンカーだって。結局釣りの20バーツは帰ってきませんでした。わざわざ食堂車まで請求に行くのは大人気ないし、寝台まで持ってきたのだから20バーツはチップとして進呈しよう。本人もそのつもりなのでしょう。

列車は大幅に遅れ10時10分頃にノンカイに到着しました。

画像

画像


列車の最後部に展望車が連結されていたのですが、その車両から降りる人を待ち構えた駅長やマスコミ関係者が取り囲みました。どういう方なのか興味があります。国鉄幹部とか視察に来た大臣なのかな?

画像


列車はすべてここで終点ですが、線路はタイ・ラオス友好橋を通り、ラオスのターナレーンという駅まで延びてます。そこまで開業したときに使う出入国ブースが用意されてました。本来ならとっくに開通していておかしくないのですが、国際列車ということで調整が遅れているようです。本当はこのままターナレーンまで乗りたかった。

画像


到着後15分ほどで列車は側線に移動してゆきました。

画像


代わりに保線車両が入ってきました。日本と同じ型かなあ。そろそろ私も友好橋に向かうことにします。