ＫＴＸ-山川で麗水エクスポへ

清凉里のあとはソウル駅に戻り、コインロッカーから荷物を出していつものシロアムサウナへ、平日なのでかなり空いていた。だがアカスリはなぜか繁盛していた。翌朝は非常に早いのでさっさと風呂に入って仮眠室で寝た。

本当に仮眠で4時に起きて、身支度をして再びソウル駅。

札幌なら朝4時過ぎは明るいが、ソウルはまだ暗い。

5時10分発麗水エクスポ行きＫＴＸ4051号に乗車します。

通常、麗水方面への列車は龍山から発着しているが、万博期間のみソウル駅からも臨時列車が設定されています。座席指定は普段ならＫＲパスを買って乗車前に窓口なんですが、万博ゆえ読めないのでネット予約で通常の乗車券を確保しました。予約すると確認メールが届くので、それを窓口に示して乗車券と交換します。窓口係のおねえさんはメールの予約番号を端末に入力するとレシートタイプの乗車券が出てきました。

時間もあまりないのでＫＴＸにすぐに乗車。早朝過ぎてホームの売店とかは開店前。

車内はほどよく座席が埋まっています。もちろん皆さん万博見学。列車はＫＴＸ-山川と呼ばれる韓国製の車両。京釜線で走っているのだと座席の向きが固定されているが、こちらはきちんと回転できます。まあこれも「走るパビリオン」なんだろうなあ。

のど渇いたなあとデッキの自販機でコーラを買ったら、なんとひとつも冷えていない！ヤラレタって感じ。もしかしてさっきまでパン降下していて電気が供給されてなかったのか？

定刻の1分遅れで発車。龍山は通過し、途中から専用線に入って光明に停車。ここでどっと乗り込んできた。家族連れが目立ちました。あとは睡眠不足を補います。

気づくと田園地帯を走行中。時計を見たら益山を通過したあたり。麗水エクスポまでは1時間ほどです。しかし1時間とは速いよなあ。この路線に初めて乗った2002年だったらもっと時間かかったよ。セマウルの食堂車で食事した想い出が…、って腹が減ったので売店に行ってみますか。この列車には小さいながら売店があります。

4号車に売店コーナーがあり、小さな止まり木も用意されているが食事になるものは完売。お菓子と珍味、お土産品くらいしかなかった。

いっそねえ、立派な設備なんだから、電子レンジでチンする冷凍の弁当やスパゲティーを積んで、ミニビュッフェとして営業したらいいのになと思いました。