【２００８年秋・台湾旅行】やっぱり乗った！台湾新幹線

国立博物館を１５時半頃に出て、足を台北駅を向けて歩いてしまいました。乗るつもりは全くなかったけど、やっぱり乗りたい台湾新幹線。

地下１階の窓口に向かうと結構混んでましたので、指定券券売機を使ってみることにします。ある程度乗りたいので台中まで行ってみようと思います。操作していると１６時０６分発の４５９号があるようです。本当はその前の１６時丁度の１４７号に乗りたいのですが時間前なのに出てきません。もしかすると１０分を切った列車は出てこないとかの設定があるように思います。しかし４５９号にしても操作中に設定時間を超えたのか発券不可。急いで窓口に並びなおします。窓口ではクレジットカードを使う人が多いため時間がかかりますが何とか間に合って購入できました。普通車指定席で５６０元でした。通常運賃は７００元なのですが、平日は２割引となっているようです。

さらに１１月からは平日割引は廃止になってしまうようですが、代わりに列車別運賃が導入され、曜日や時間帯によって最大３５％引きになるようです。まるで飛行機みたいです。ただし列車によっては今までは割引があったのに１１月からは通常運賃という場合もあるようです。

とりあえず時間が無いのでホームに急ぎます。普通車なのに入口のところに車販嬢らしきのが立っていて、ペコっとお辞儀してくれるのは嬉しいですが

見事にがらがらでした。大半は１６時丁度に乗ったのでしょうか。あれなら途中停車駅は板橋・台中のみで左営（高雄）に１７時３６分には着きますから。

定刻１６時０６分にそろそろと発車し、板橋まで地下をゆっくりと進みます。少しだけ乗ってきましたがさほどの数ではありません。しかし桃園で一変、海外旅行帰りの大きなトランクを持った人たちがかなり乗ってきます。空港と桃園駅はバスが１時間に２～３本もありますし、ここで乗り換えて台南や高雄に帰る人たちでしょう。それにしても空港に新幹線の支線をつくればいいのに。いま捷運を台北から建設しているけど、時間がある程度かかるだろうし、新幹線はまだダイヤに余裕があるので台北～空港ノンストップで運転すれば、中華民国の顔として世界に誇れると思うのですが。

それにしても速いです。日本の７００系をベースにした７００Ｔ型なのだから当然です。しかも日本のは２７５キロまでしか出ませんが３００キロも出るんですからね。

１時間ほどで台中に到着。時間の感覚が狂ってしまいそうです。乗り心地も上々でした。

コンコースは広いのですが人気があまりないです。無駄に広すぎる感じさえします。台北駅でさえ既存の駅に乗り入れたから狭いのに。

駅構内のセブンイレブンで７００Ｔ型の弁当箱を販売してました。発売日前ですがあまり気にしないのでしょう。