思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

7/19 SKワイバーンズ vs NCダイノス(仁川) 韓国野球観戦記その1

2018-07-23 11:02:56 | 2018年の旅行記
元時から乗った電車を草芝で安山線に乗り換えて烏耳島へ、さらに水仁線に乗り換え。直通運転できる構造だけど今年の12月に水仁線が全線開業したらとのことらしい。さらにさらに源仁斎で仁川地下鉄1号線に乗り換えて文鶴競技場で下車。向かったのはこちら。



韓国野球のSKワイバーンズの本拠地文鶴野球場。今ではネーミングライツで「仁川SK幸福ドリーム球場」とも呼ばれているようだ。今夜18時30分からNCダイノスとの試合が組まれてますのでそれを観戦すべく韓国へやってきましたが、SKワイバーンズと言えば。



監督がトレイ・ヒルマン氏ですよ!

今年日本ハムは北海道移転15周年を迎え(って早いよなあ)、かつての万年BクラスチームもAクラス常連で優勝争いできるチーム、事実リーグ優勝5回に日本一2回と華々しい実績がありますが、その種を蒔いたのは移転時の監督であるヒルマンであることに異論はなかろうと思います。最初は北海道移転に懐疑的で、道民ですら読売人気が続き日本ハムは人気でないと言うのも多かったですが、ヒルマンと新庄がいて話題を作り、ヒルマンの下で田中賢介とか森本稀哲とか高橋信二に金子誠、そして稲葉篤紀…。今では日本代表監督だったりコーチだったり、解説者だったり、一旦出て戻ってきていまも現役もいればコーチとしてベンチ入りしているのもいる。そしてヒルマンのもとで優勝連覇ができたのだから…。日本ハムのあとはロイヤルズ監督を経て去年から韓国野球のSKで指導しているのを知っていたので、10年以上ぶりに顔を見たかったし、今回はたまたま日程があったのでよかったと言いたい。



まずはチケットを買いましょう。最近は韓国野球の人気も復権し、週末なら混雑するようですが平日で仁川だからか混んでいません。売り場の女の子に日本語や英語でチャンポンでチケットを欲しいと言うとびっくりした顔で相手も言葉が通じない。座席表を見せてくれたらこのへんって指をさせるのになと思っていると暇そうにスマホで遊んでいた隣の女の子「日本の方ですか?私は日本語よくわかります」。韓国では珍しいくらいの流暢できれいな日本語だ、変なアクセントも無いし大学で日本語を専攻しているのだろう。これは助かった。座席表を見せてくれたので「このへんの席が欲しいです」と言えば「ここは応援席ですけど大丈夫ですか?」。韓国流の応援体験をしたいので勿論オフコース、値段は13,000ウォンでした。大きい札をくずしたいので50,000ウォン札を渡すと最初の子が奥へ引っ込み「釣銭切らしていまして、ちょっと待ってください」。程なく戻ってきてチケットと釣銭37,000ウォンを受け取って「どうぞ楽しんでください」。嬉しいね、こういう子も韓国にいるんだ。



それでは中に入りましょう。



「応援席ですけど大丈夫ですか」と聞かれてOKしたのは私だけど、ここって応援ステージの前じゃないか!好きな人ならぜひとも座りたい席だろうけど、当日窓口で出てくるとは却って人気ないのかな?近すぎて。たまたまだろうか。ともあれ座席に荷物を置いて球場探検。まずはスタジアムグルメだ、どこの球場へ行っても食べ物は楽しみです。



韓国ではフライドチキンを売る店が多く球場にもあるけど18,000ウォンは高すぎる。日本の球場の飲食で1,800円の食事など売ってないよ、東京ドームでも。確かに韓国は至る所にフライドチキン屋がある。人気があるのは勿論だが脱サラで起業する人があまりにも多いからだ。韓国では出世社会、完全な上下関係がはっきりしているので40代で出世できないことを悟ると大企業でも脱サラする。もっともなところリストラで退職を余儀なくされる人が多いらしい。日本だと安易に夫婦でコンビニ経営をするひともいて数年で閉店なんてのもごまんとある話だが、韓国だとそれがフライドチキン屋らしい。少々の研修で開業できるらしいが、同業者があまりにも多くて長続きする店は少ないらしい。



そんな私が買ったのはやはり揚げ物を売る店だが、天ぷら盛り合わせを買った。3,500ウォンと相当お手頃だ。海苔巻きや揚げ餃子などが入っているが中身はすべて春雨、なんでだろう??と今調べてみたら結構オーソドックスな具なんですね。海苔巻きは「アッシ」と言うらしく業務用も当然あるようだ。