思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

名古屋港の南極観測船「ふじ」を見学した その1

2021-06-01 07:30:27 | 2021年の日常(旅行未満)
大須商店街を出て上前津駅へ、ここで5Gの実測は一旦終了にして名城線に乗ると名古屋港行きがやってきた。久しぶりに名港線にでも乗るか、終点まで乗りとおすと週末だけあり行楽客が多かった。愛知は緊急事態宣言でも観光施設のクローズは行ってない模様なので、名古屋港水族館にでも行くのかな。私は港の周辺をぶらぶら歩こう。



そういえば名古屋港に錨泊する南極観測船「ふじ」は知っているけども見学したことがないな、いい機会だから入ってみよう。こんな時だから空いているだろう。



入場券はここの券売機で、大人は300円と安い、ほかにも名古屋海洋博物館や名古屋港水族館とのセット券もあるけど単館券でいい。



南極観測船「ふじ」は1965年に就役して1984年退役まで19年間にわたり(意外に短いな)第7次から24次までの越冬隊の輸送にも使われた。後継は「しらせ」で、当時小学校に入るかどうかの頃だったが小学館の学習雑誌がどの学年も「しらせ」のことを特集で紹介していた記憶があり、南極物語で「タロとジロ」が感動的だったのもこの頃。いまは動物虐待にあたるのでこういう動物はいないそうだが。



入ってすぐの場所が食堂。やはり食べることしか楽しみがなくなりますから。



この給湯器でお茶やコーヒーを飲んだに違いない、あとはカップ麺とか。



厨房はかなり広い、すかさず「カレーライス大盛で」と注文したくなる雰囲気があるが。



今日はコロッケと生姜焼きなのか…カレーは金曜日だけ?



船内生活は野菜欠乏になりがちなのでもやしの育生機と重労働で甘味が欲しくなるのでアイスクリーマーがあった。アイスクリームは人気メニューだそう。



船内売店ではなく酒保というところが南極観測船が海上自衛隊に所属する艦船である所以だな。日用品もだろうけどお菓子が結構売れただろう、チョコレートとかさ。



幹部用の船室は個室でなく2人用、「無リントップ」があるのがリアル感があっていい。この洗剤っていまでもさりげなく販売しているよな。





医務室のそばには笑気ガスのハンドルが。実際にここで盲腸の手術をしたことはあるそうだ。



理髪店もあって無料でしてもらえたそう、そういえば女性乗組員はどうしたのかな。まさかここでという感じはしないしとにかくロングで?



「おい、動いたら切っちゃうぞ!」怖い床屋だ。



その奥には一般船員の寝室、天幕でできたハンモックのような三段ベッド。これ絶対腰が痛くなる…。
つづく。