「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

PAN4号発行しました。

2017-09-07 17:41:38 | PAN
PAN
寝屋川 平和と市民自治 No.4 寝屋川 平和と市民自治の会
Peace & Autonomy in Neyagawa
〒572-0837 寝屋川市早子町20-12
072-813-2913 090-3927-6382 heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti
2017年9月1日


アベ政治の改憲意図を阻止! 
市議会へ要請!
寝屋川 平和と市民自治の会代表 大同敏博
誰もが穏やかに、安心して暮らしたいと思っている筈で、そんな世の中にしたいと願って発足したのが≪平和と市民自治の会≫です。先ずは、何よりも平和です。もしそうでなければ、生活そのものが成り立たない。次いで、暮らしやすい社会とは総ての市民が主権者として尊重され、納税者の利益に適った市政が為されている事で、それは市民自治として体現されている筈です。(だけど、実際にはそうなっていないので、みんなの力で自治を実現させよう、と頑張るのがこの会の趣旨です)
ところが、穏やかな市民生活の根っ子である【平和】が崩されそうになっている、と言うのが最近の情況です。安部晋三は5月3日に、2020年までに改憲・施行する事を明言し、平和憲法を葬り去ろうとしている。彼の公約である「美しい国」とは、「戦争する事が出来る国」であるらしい事がハッキリとしてきて、だけどそれは人類の願いとは真逆のものです。【憲法前文からの抜粋/日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を
深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と
信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意
した。】
同じ趣旨の事を【寝屋川市の非核平和都市宣言】でも明
記しています。『全世界の恒久平和は、人類共通の願望で
あり、市民の誇りと願いをこめた「寝屋川市民憲章」では日
本国憲法の精神にしたがい、その崇高な理想のもとに恒久
の平和を念願している。』
戦争の悲惨さは誰もが熟知しているところで、私たちは二
度と同じ過ちを繰り返さない事を誓った筈だと思うのに、そ
れなのに……!
 こんなアベ政権の愚かな暴走を食い止めるべく、私達は
9月から年末にかけて『改憲に反対する署名を集める』活動を行います。そして多くの市民の署名を寝屋川市議会に持って行き、議会の決議として憲法の改定を認める訳にゆかない、との意見表明を迫ろうと考えています。署名簿と請願書を携えて、何人もの市民が市庁舎へ向かいます。“市民憲章の崇高な理念からして改憲に賛成できない”との決議が採択されるまで、この活動を続けます。こうした行動の前後にミニ集会を行おうと計画しています。(これを名付けてワン・デイ・アクション)
安部晋三は、何としても改憲をやると言い張っているので、この活動はアベ政権の退陣を求める運動になります。森友問題の疑惑や加計学園の問題を巡って虚偽と隠蔽体質が明らかになったアベ政権に政治を任せる訳にゆかず、他の町の多くの市民と共に『アベヤメロ!』の声を上げたいと思います。〔アベ食堂の森ソバ、加計ソバ この秋はみんなで安部おろしソバ!〕

寝屋川 平和と市民自治の会  8月の例会報告
この秋、アベヤメロの声を
一層大きく


8月20日(日)午後から、例会を持ち、市民から見放されてもあきらめない安倍改憲路線にどう立ち向かうのか、話し合いました。市内だけでなく、遠くは岬町から参加された方もいらっしゃいました。
 東京都議選惨敗を受けて「スケジュールありきではない」と修正したとはいえ、安倍首相が改憲をあきらめたわけではないこと、したがって、この秋の我々市民の取り組みが本当にこれからのこの国の未来を決する大事な節目を迎えていることが強調されました。また、この夏東京で開催された「平和と民主主義をめざす全国交歓会」に参加された沖縄・福島・韓国・アメリカ・イラクからの方々が、みな安倍路線を警戒していること、その中で粘り強く闘われている市民の運動に共感・連帯するというアピールが紹介されました。
 話しあいの中で、この秋、アベやめろの声を一層大きくしていくとともに、寝屋川市議会に対して、改憲反対の意見書の採択を求める署名を広げようという提案がありました。署名案の修正や、今後の行動の進め方については、毎週水曜日18:00のミーティングで引き続き議論することになりました。
 活発な話し合いになりました。皆さん、しゃべりだしたら止まらなくて・・・
●既成の市議会のもとでは改革は難しい。風穴あけるためにも代表を市議に送る可能性開くべき。この署名は賢い発見。吉野川のような皆が参加できる市民運動があればよいが。図書館問題や障がい者など問題でも地域の歴史や文化をともに学ぶ姿勢で。意識持った人と一緒に賛同増やしていくこと。
●私は改憲論者だが、安倍は売国奴だ。今は大企業によるやくざの縄張り争いみたいで中小企業をつぶす。自治でいえば、憲法がどうあろうと上からは大まかな指示でいい
●全交に参加して、地域の課題を束ねて一日行動する1ダィアクションは面白いと思った。
●沖縄に行って、読谷村の保育所つぶしの話聞いた。地域伝達・発信がきちんとできれば、あの団体なら相談できると信頼される。
●いのちを護る、これが憲法。改憲は子どもや大人の命や暮らしを護らない。
●朝鮮半島情勢が気になる。安倍が改憲についてトーンダウンしていることわかった。
●難しい話が続いている。戦争する国反対しましょう、と言えばよい。身近な介護問題持つ人にもわかるわかりやすい署名を望む。寝屋川市を良くする方向を打ち出すべき。
●図書館の民間委託はいろんな問題ある。民営化した方が儲かるというのは嘘で、寝屋川の図書館の分館は年間で80万円ほど浮いただけ。アルバイトの学生の年俸ぐらい?
●寝屋川市の市職員の4割が非正規職員だ。
●民営化が進むと大変なことになる。医療もそうだ。アメリカ留学の時に、病気・怪我した時、とんでもない高額だった。TPPの狙いは医療を金儲けの対象にしようとするもので、保険会社の利益が優先されてしまう。
 ほかにも発言された方が多くて、到底全部紹介しきれません。悪しからず。(Y)

沖縄の旅        福井 朗

① 熱い沖縄、それより熱い4万5千の県民大会。「日本国憲法施行から70年、憲法いまだ沖縄に届かず」
 8月12日の沖縄県民大会などに行って来ました。 県民大会の前日、沖縄戦の実相を描く「ガマ月桃の花」上映会+海勢頭豊コンサートに。名護市民会館は、2回上映の2回ともほぼ満杯でした。(同時刻に甲子園で興南高校が試合中なのに・・・、「これは奇跡」と参加者)
コンサートでは、「今日は山の日、山(サン=沖縄ではジュゴンのこと)が死ねば、沖縄も生きていけない。明日の県民大会に行こう。」と海勢頭さんがアピール。
 8月12日の沖縄県民大会当日、午後2時からの炎天下にもかかわらず、4万5千の県民・市民が、これまた日陰のないカンカン照りの奥武山陸上競技場に集まり、全員で「辺野古(新基地)NO」「我々はあきらめない」のバナーを掲げ、基地に反対する翁長沖縄県知事を後押し。
 大会では高良鉄美オール沖縄共同代表の発言が強く心に残った。
「戦後72年、日本国憲法施行から70年、沖縄が日本復帰して45年、しかし沖縄には憲法が届いていない。恐怖から免れて、平和のうちに生存する権利。これが今沖縄で一番侵害されている問題だ。」 (私も「9月3日、ジュゴンシンポジウム」のチラシまきをお手伝い。)
②「謝名親方、琉球の政治的自由を命がけで守った先人が、太田、翁長両知事の前にもいた。」(山内徳信さん)
 翌日、13日は読谷村で「TOKUトク☆塾」に参加。読谷村元村長の山内徳信さんを講師に、沖縄の歴史を学ぼうというものですが単に歴史を学ぶだけでなく、それが現代とどう関わっていて、そこから何を学ぶか、という興味深いものでした。(後述のように、ここでの歴史は“生きた歴史”でした。)
この日は、「琉球処分の(上)」で17世紀の薩摩藩の琉球侵攻がテーマ。戦いに敗れ、国王も重臣たちも、薩摩に連行、琉球が薩摩に臣従を誓う文書への



調印を強要されても、謝名親方は調印を拒否し、「政治的自由なくして、何の生きる価値があろうか。」と、処刑されたという。
「謝名親方という名を覚えておいてほしい。琉球の政治的自由を命がけで守った先人が、大田、翁長両知事の前にもいた。」と山内さんは力説。その他、サツマイモは、琉球から伝えられたもので、その品種名は読谷各地の地名からとられ、これらの芋が、琉球の人々を飢餓から救った、とも。(寝屋川では、深夜、居場所のない子どもたちが殺される事件がありました。寝屋川では、子どもだけでなくオトナも自らの立ち位置がわからない人が多いように思えますが、その一因が、寝屋川に寝に帰るだけ、地域に根がないことにあるのでは、とも思う昨今。まずは子どももオトナも、寝屋川の共通知(コモンセンス)として、こんな“生きた歴史”を知る必要があるのでないかと思いました。)
③ 読谷の保育を守る会をみんなで作ろう。」/みんなの熱気、読谷の民主主義は健在。
実は、この「TOKUトク☆塾」、圧巻だったのは、この後半、参加者の近況報告(討議)でした。
この集まりの世話人のうち2人は、若いお母さんでもある保母さん。この2人が働く村立保育園が、廃園の危機に。これに対する村長の立場も煮え切らないとのこと。この話に参加者一同、大いに怒り議論白熱、「これは、村全体の問題。読谷の保育を守る会をみんなで作ろう。」という話に。
 元村長の山内さんも、大いに怒り、「村保育・教育施設を作るのに、米軍施設を取り戻し、どんなに苦労したことか。」
 しかし私は、この論議の熱さ自身が、読谷の民主主義が健在であることを示しているように思いました。
(というより、市民(地域)の歴史(文化)生きている場には、地域の具体的な問題が「自然」に集まり、それが地域の民主主義(市民力)を一つ一つ鍛えていくのだと思いました。私たちも寝屋川で、こんな生きた市民文化の“場”を作っていきたいものです。)

始まっている小中校の統廃合! 小林 一圓

8月25日の夜、第4中学校で「小中一貫校に向けてのワーク・ショップ」が催されました。市教委の「計画」では2019年に明和小を4中に移転させ、2022年までに明和小の敷地に小中一貫校を新しく建設して、そこで「義務教育校」の運営をする、と言うのです。その後、梅ヶ丘小学校もここへ合流させるそうです。「義務教育校」とは、前期課程の6年間と後期課程の3年間に区分されて、現在の小学校と中学校をそのように呼び変えるらしい。
市教委の意図はハッキリしないものの、校長が一人で済むとか事務員を少なく出来るとか、そちらに関心がある様に見受けられる。また上述のワーク・ショップを傍聴した感じでは、施設の話しばかりで教育の中身の議論は皆無。市教委は本当の教育論を避けているとしか思えない。教育の問題で大切なのは児童・生徒と教員の質や必要な人員配置の筈なのに、その点に関する資料は全く用意されていない。
ここに見えているのは、アベ政権や維新の会が声高に叫ぶ「教育のビジネス化」であり、とても危険な
方向へ進み出そうとしている事を私は懸念します。「小中一貫校」の実施に踏み切った池田地区では、
それの問題点がPTA役員によって指摘されて、市教委の計画案に否定的です。市教委は、総ての情報を開示していると言うけれど、そのホーム・ページを覗くと、矢張り肝心の資料は掲載されていません。
「住民を軽視して強引に物事を進めるのは寝屋川市の昔からのやり方だから」との諦めの声を聞きますが、私たち<平和と市民自治の会>は教育の問題に目を向けて、自治の名に相応しい教育を実現させるべく“4中校区の件”を注視してゆく所存です。9月8日の夜7時から明和小学校で第3回目の「ワーク・ショップ」があるので、関心を寄せる人は是非ともお出掛け下さい。(これに関して、次回は元教員の人からの投稿を予定しています)

インフォメーション
9月例会

 「韓国から見た日本」
 キム・ヒョンテさん(立命館大学院留学生)
9月24日(日)10時~12時30分 
場所 産業振興センター4階第4セミナー室
(寝屋川市駅から徒歩3分) 資料代300円
ミーティング 毎週水曜日18時~
(9月6日、13日、20日、27日)
場所 希望のクラブ事務所
街頭署名活動の日程
9月2日(土)10時~13時 市駅イズミヤ前
9月10日(日)16時~18時 市駅イズミヤ前   9月16日(土)10時~12時 市駅イズミヤ前
9月17日(日)10時~13時 市駅イズミヤ前
9月23日(土)10時~12時 市駅イズミヤ前
 以上のほかにも、市役所前、大利万代前などで署名スポットを設定しますので、近くの事務局員にお聴きください。
編集後記 
 8月29日早朝、朝鮮がミサイルを発射。「圧力を強める」と安倍首相。しかし、圧力を強めた結果が発射であったのです。戦争挑発を行い、軍備増強を行う安倍内閣。チキンレースをやめ、東アジアの平和のためには、話し合う以外に解決はないと思います。


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