2017ZENKOin東京【第2分科会】報告と感想
2017年8月3日 福井 朗
ZENKO第2分科会「辺野古新基地建設・高江ヘリパッドを許さない! 南西諸島の自衛隊配備阻止、平和な島に基地はいらない」に参加しました。
① 辺野古シュワブ前に200人集まれば、工事車両は阻止できる
「辺野古キャンプ・シュワブでは、ダンプカーが1日100台以上基地内に入構しており、ゲート前では機動隊による非暴力の座り込み市民へのごぼう抜きが続くが、200人集まれば工事車両は止められる。確実に工事を遅らせている。」
と上間芳子さん(沖縄平和連絡会 辺野古ゲート前リーダー)が報告。
② 南西諸島-沖縄-奄美の「防衛ライン」自衛隊配備の動き
「南西諸島-沖縄-奄美の「防衛ライン」に自衛隊配備の動きがある。宮古島では陸上自衛隊配備のために『ゴルフ場用地取得、6月から工事着手』と報道されたが、実際にはまったく進んでいない。水の少ない宮古島で貴重な水源が枯れたら大変。10/22の市議選で自衛隊基地反対の声を上げていく。」
と当真まり子さん(宮古島市民会議)が訴えました。
③ 南西諸島での無防備平和運動めざし「無防備地域宣言 沖縄ネットワーク」を再開
討議の中では、(宮古島に)自走式ミサイル配備計画もあるそうで、
「それでは島全体からミサイル発射可能になり、島全体が標的になるので、市民が戦闘に巻き込まれてしまう。これは軍民分離をうたったジュネーブ条約に反するので、この条約も用いて闘うことができるのでは。」という声も出て、この地域の無防備平和条例制定を通じて非武装地帯化をめ
ざそうと話し合われました。
④ 「下地島を軍事利用させない」自治体と政府の約束遵守なくして自治なし
伊良部島と橋でつながる下地島には民間パイロットの訓練空港がありますが、そこに、自衛隊F15戦闘機を常駐させる計画がスクープされています。(2013年1/15沖縄タイムス)
これは、1971年に琉球政府と日本政府で交わされた約束「屋良覚書」(下地島空港は、軍事利用しない)に反します。自治体(地方政府)と国が交わした約束は守る、ということは、地方自治の基本中の基本です。(さらには、もっと普遍的な人の道です)
もし、「屋良覚書」を政府が一方的に破って下地島空港を軍事利用するようなことになれば、自治体は政府との約束を信じることができなくなります。日本のすべての自治体は、自らの自治権が懸かっているのだという意味で“我がこと”として注視していく必要があるのではないでしょうか。 (以上)
山城博治さんから
暑中見舞いのはがきが
届きました
昨年、高江、辺野古の闘いのリーダーである沖縄県平和センター議長の山城さんが不当逮捕されました。その不当逮捕に対して山城さんへの激励ハガキに取り組みましたが、その取り組みに対してのお礼のハガキが届きました。
はがきにも書かれているように、今後も、平和な未来をつくっていくために、沖縄新基地建設に反対する沖縄県民と連帯して取り組みを進めていきましょう。
8月12日に沖縄県民集会が開かれましたが、沖縄県の提訴を支持して、寝屋川から福井さんも参加されています。次号で、その報告を掲載していきます。
ZENKO in 東京の開会集会で寝屋川での取り組みを報告しました。「新しい仲間と出会えることを念頭に置いて街頭署名行動を毎週取り組み、安倍退陣署名を1443筆集めることができました。…安倍の2020年改憲を阻止するためにも、2019年の市議選へ全力で取り組んでいきます。」
みなさん、署名にご協力ありがとうございました。
編集後記
閉会中審議の中で疑惑はますます深まるばかりです。「廃棄した」「記憶にございません」と証言した官僚は栄転。このような腐敗政治の悪臭を防ぐには大元を断つ以外にありません。東アジアの緊張激化の原因の安倍改憲を絶対に阻止しましょう(yamachan)
2017年8月3日 福井 朗
ZENKO第2分科会「辺野古新基地建設・高江ヘリパッドを許さない! 南西諸島の自衛隊配備阻止、平和な島に基地はいらない」に参加しました。
① 辺野古シュワブ前に200人集まれば、工事車両は阻止できる
「辺野古キャンプ・シュワブでは、ダンプカーが1日100台以上基地内に入構しており、ゲート前では機動隊による非暴力の座り込み市民へのごぼう抜きが続くが、200人集まれば工事車両は止められる。確実に工事を遅らせている。」
と上間芳子さん(沖縄平和連絡会 辺野古ゲート前リーダー)が報告。
② 南西諸島-沖縄-奄美の「防衛ライン」自衛隊配備の動き
「南西諸島-沖縄-奄美の「防衛ライン」に自衛隊配備の動きがある。宮古島では陸上自衛隊配備のために『ゴルフ場用地取得、6月から工事着手』と報道されたが、実際にはまったく進んでいない。水の少ない宮古島で貴重な水源が枯れたら大変。10/22の市議選で自衛隊基地反対の声を上げていく。」
と当真まり子さん(宮古島市民会議)が訴えました。
③ 南西諸島での無防備平和運動めざし「無防備地域宣言 沖縄ネットワーク」を再開
討議の中では、(宮古島に)自走式ミサイル配備計画もあるそうで、
「それでは島全体からミサイル発射可能になり、島全体が標的になるので、市民が戦闘に巻き込まれてしまう。これは軍民分離をうたったジュネーブ条約に反するので、この条約も用いて闘うことができるのでは。」という声も出て、この地域の無防備平和条例制定を通じて非武装地帯化をめ
ざそうと話し合われました。
④ 「下地島を軍事利用させない」自治体と政府の約束遵守なくして自治なし
伊良部島と橋でつながる下地島には民間パイロットの訓練空港がありますが、そこに、自衛隊F15戦闘機を常駐させる計画がスクープされています。(2013年1/15沖縄タイムス)
これは、1971年に琉球政府と日本政府で交わされた約束「屋良覚書」(下地島空港は、軍事利用しない)に反します。自治体(地方政府)と国が交わした約束は守る、ということは、地方自治の基本中の基本です。(さらには、もっと普遍的な人の道です)
もし、「屋良覚書」を政府が一方的に破って下地島空港を軍事利用するようなことになれば、自治体は政府との約束を信じることができなくなります。日本のすべての自治体は、自らの自治権が懸かっているのだという意味で“我がこと”として注視していく必要があるのではないでしょうか。 (以上)
山城博治さんから
暑中見舞いのはがきが
届きました
昨年、高江、辺野古の闘いのリーダーである沖縄県平和センター議長の山城さんが不当逮捕されました。その不当逮捕に対して山城さんへの激励ハガキに取り組みましたが、その取り組みに対してのお礼のハガキが届きました。
はがきにも書かれているように、今後も、平和な未来をつくっていくために、沖縄新基地建設に反対する沖縄県民と連帯して取り組みを進めていきましょう。
8月12日に沖縄県民集会が開かれましたが、沖縄県の提訴を支持して、寝屋川から福井さんも参加されています。次号で、その報告を掲載していきます。
ZENKO in 東京の開会集会で寝屋川での取り組みを報告しました。「新しい仲間と出会えることを念頭に置いて街頭署名行動を毎週取り組み、安倍退陣署名を1443筆集めることができました。…安倍の2020年改憲を阻止するためにも、2019年の市議選へ全力で取り組んでいきます。」
みなさん、署名にご協力ありがとうございました。
編集後記
閉会中審議の中で疑惑はますます深まるばかりです。「廃棄した」「記憶にございません」と証言した官僚は栄転。このような腐敗政治の悪臭を防ぐには大元を断つ以外にありません。東アジアの緊張激化の原因の安倍改憲を絶対に阻止しましょう(yamachan)
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