カップ in マロウブルー

日常の小さな感動、小さな挑戦
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「銀の鹿」

2021-05-26 08:18:59 | 日記

2年に一度ぐらいかな素敵なステージへお誘いをしてくれる知り合いがいます

彼女自身も舞台に立つ演劇、大好きのパワフルな女性で今回はどんな役柄かしらん?

ワクワクしながら私は開演の日を待っている・・そんな様子が何時もの光景

「銀の鹿」はコロナ禍で1年延期になり今年の4月、準備を整え公演されることになりました

昔、吹田の高浜神社では「お玉祭り」の日の夜明け前、奈良の春日さんから

銀色の鹿がその年のカギをくわえて現れるという言い伝えがありました

ステージの第一幕は意識をなくした人気者のばあちゃんが静かにベットで眠っています

初めてばあちゃんに対面するひ孫はどう接していいのか困惑していると

人気者のばあちゃんのもとに看護師さんや小児病棟の子供たちが次々と集まり

病室はとても賑やかその時、部屋の窓から突然!モンペ姿の娘と大きな犬が現れ・・

口伝えの物語を聞く機会のない現代の子供たちが、一人のおばあさんと出逢い

時空を超えた不思議な旅するお話が続きます前のめりに私はグイグイ引き込まれ

2013年に公演された「銀の鹿」のリメイクだそうですが高浜神社のお稲荷さんに

住んでいる狐と狸の縄張り争いがコミカルに描かれミュージカルのダンスが

とても面白く思わず体がリズムをとっていました

私の友人は狸夫婦の奥様の役柄で狸のメイクに吹き出してしまいゴメンなさい

戦争を乗り越え長い年月が繰り返され現在では遠い昔ばなしかも知れません

でも見終わった後、家族や友人はもちろん自分を取り囲んでくれている全ての人々を

大切にそして、感謝して暮らさなければと言う思いがこみ上げました

高浜神社のど真ん中にデ~ンとそびえ立つ樹齢は想像もつかいな大きなクスノキ

ひょっとしてお玉祭りの夜明け前に現れた「銀の鹿」を見ているかも知れませんね

ブログをアップ🆙する2日前だったかな小雨がパラパラしていたけど

初めて高浜神社を訪れお参りさせていただきミュージカルを思い出しながら

一人で神社の境内を見て回り懐かしい時間を過ごしました

神社の裏手にくると少し色づき始めたこの時期、初シャッターの紫陽花に出逢いパチリ

小雨が降る少し遠出のお散歩でしたが吹田の資料に記載された「銀の鹿」

お話が生まれた場所の高浜神社を訪れてからブログを綴れてよかった