2015年
3月6日 ジャガイモの植え付け準備作業(2)として、
イモ切りと農園で畑の耕起を行いました。
基本的には、前年栽培したときに作業前にまとめた内容に従って作業を行っています。
種芋についての作業
<イモ切り>
※今回の追加作業
さらに、ジャガイモシリカを使用しました。
(1年前2月に栽培するときまとめた内容)
【ジャガイモ栽培のポイント】
・たねいもの準備
国の検査に合格した無病のたねいもを購入
たねいもの切断は、縦に切る。大きさは、1個40~60g
たねいもは、切断後2~3日、日陰で乾燥させる。
(切断面に草木灰を付けない方が良いとの説もあります)
・畑の準備
連作障害を避けるため、ナス科を栽培したところ以外の場所にする。
適正pHに調整する。pH値が高いと、そうか病が発生しやすくなる。
石灰は控えめにする。(pH5.5~6.0)
・栽培環境
栽培適温は15℃~20℃
冷涼な気候を好み、高温になるほど肥大が悪くなる。
・植付け
畝の高さ10cm、畝の幅50cm、株間30cm、覆土7~8cm
・施肥
株間に施肥(堆肥を移植ごて1杯、化成肥料をひとつまみ)
・手入れ
芽が5~6本(10cm)出てきたら生育の良い目を1~2本残して芽かきする。
芽かき後、株元に、1回目の追肥をして、土寄せをする。
草丈20センチの頃2回目の追肥をして、土寄せをする。
・収穫
茎葉が黄色くなり始め、天気の良い日が数日続いたら晴れの日に収穫。
イモ切り作業手順
用意した物
ハカリ、じゃがいもシリカ、ポリエチレン袋(ビニール袋)
ハカリで種芋の重さを測り切るイモと切らないイモに分けました。
100グラム前後のイモを半分にカット
※切り方のポイントは、縦に先端に芽が集中した頂芽がどの切り片にも入るようにします。
全部の種芋を1個づつ、「じゃがいもシリカ」を入れたポリ袋に入れてまぶしました。
新聞紙の上に、イモが重ならないように並べました。
種芋:メークインの様子
種芋:きたあかりの様子
「メークイン」、「きたあかり」ともそれぞれ
種芋の数は約20個(1キロの種芋からなので、1個平均50グラムになります)
種芋の準備作業は完了しました。
<畑の耕起>
全面施肥をしました。
豚ぷん堆肥、鶏糞、化成肥料、過燐酸石灰を施しました。
今回入手した耕運機の試運転を兼ねて耕しました。
この後の予定は畝を作ります。