団塊の世代が大量に引退しはじめたらしい。(いらっしゃーい!)
対応上、再就職の道も少しは変化がみられるかもしれないけれども、
基本的には、目標を見失ってぼーっとする人たちや、やたらうかれて遊びほうける人たちが増えるということだろうか。(今もそんな人が多いけど・・・何か?)
一方、行政は『町作り』とか『共同』とか、みなさんの町は皆さんの手で造りましょう!てなことを言いはじめた。うまくすれば、年間200万円くらい補助金がでるよ、となれば、なんでもいいから、とにかく立ち上げちまえ、てなこともありそうだ。で?責任は誰がとるの?ということは、今のところ誰も考えてはいないようだし、一年か二年限りの暫定措置ということにしておけば、責任問題もそう考えなくていいってことになるのか?(そうなの?)
第一、生産力にしても、利便性にしても、思考エネルギー的にしても、相当なばらつきのある地域を、単純に学校区割りにして、よーいどん!で町作りしなさいなんて、そうとう小学校の学芸会的のりだし、希望者だけで集まっているってのも、なんだか頼りないし、うさんくさいような気もするじゃあないか。(頑張っている人もいるんで、一応ごめんさい!)
ここに団塊の世代のうるさ型がどっと加入してくると、一体どうなるのだろうか?学芸会レベルが突然、模擬裁判ぐらいのレベルにはねあがるかもしれない。がしかし、まとまることはないだろうという気がする。意見を聞こうというのは極めて良い考えだけれども、200万円分だけね、と言われているようなのが、とても気になるのだ。
いつか、1億円がばら撒かれたことがあったけど、政府とか、自治体とかいうのは、油断すると、とんでもない馬鹿なことを、ごくあたりまえのようにしてしまうものなんだ(ほんと?)
町村合併が行われている最中に、学校区に区分けして小単位の町作りを呼びかけているという行政の矛盾。それがもう何年も続いているという、住民の問題意識の無さかげん。
パワーを持った人たちの”住民”への復帰を歓迎する所以である。