本格的な雨になった21日、絵馬の調査が始まった。熱心な郷土史会員十数名の訪問を待ち受けてくださった地元の皆さんの暖かい歓迎に感謝しつつ、13面の調査を行なった。少し時間をかけすぎたかもしれないがほぼ満足できる調査であったようだ。嬉しかったのは、氏子の皆さんが前もって本殿内のお掃除をして、ホコリ一つない状態で迎えて下さったこと、そして、絵馬の由来を熱心に聴かれまた、お話にもなり、最後には、いまは亡き先祖の方々も喜んでいると思います、ありがとう、と結ばれたことであった。
(話は少し飛ぶが、『まちづくり』というのは、このような地元古老から子供に自然に伝わるような、そして自然に頭が下がるような自然信仰を伴った雰囲気の中からこそ、生まれ、育って行くものではないのだろうか、と感じたことであった)
(額縁の文字を解読する会員)
(日露戦争のロシア側の様子を描いた絵馬は珍しい)
(この迫力がたまらん!)
しかし、二時間も上ばかり見上げていたら首も肩もガチガチに凝ってしまった(笑)