2月28日(土)津屋崎カメリアホールが満員になった日!
「世界遺産シンポジューム」に押し掛けた人はおそらく500人
を超えたでしょう。熱気で会場内は暑いくらいでした。
考古学の西谷(伊都博物館館長)九大名誉教授、
福岡大学の小田名誉教授、亀井福岡教育大教授
、ジャーナリストの板橋さんという先生方の名声もさる
ことながら、講師とパネリストを務められた里中満智子
さん(教育審議委員、文化庁審議委員)の講演目当
ても多かったようだ。
大海人皇子(おおあまのおうじ)と胸形君尼子(むなかた
のきみあまこ)との結婚およびその子の太政大臣高市
皇子(たけちのみこ)についてわかりやすく、ユーモアを
交えて話されました。
先生方がそれぞれの専門的な立場から目を見張る
ようなお話をされるなかで、里中さんは、昔も今も
人の世界はいっしょ!となごやかに話されました。
中でも、小田先生が沖ノ島調査のおりに、祭祀跡の
枯れ葉の中から偶然金製指輪を拾った話をされると、
里中さんは「誰かの忘れものだったかもしれませんねえ
」とおっしゃったのには笑いが起こっていました。
なるほどねえ。
3月1日(日)海岸清掃の日、年に一度の宗像市と
福津市との合同による勝浦浜清掃の日なのだが、
福津市側の広報活動が不足したためか、少ない
人数で残念だった。宗像は一部の動きを行政の
仕事としてとらえてくれた。福津市はそうではない。
こうした時に力の限界を感じると同時に、市長と
いう旗振りが動かないとここの行政は仕事をしない
ものなのだと痛切に感じる。
また一からやりなおそう。来年はきっとたくさん来て
くれるように。