福岡放送(TV)の番組に『めんたいワイド』というのがあってね、夕方6時過ぎになって、福津市が放映されたのよ。それが『怒りの現場』というコーナーだから、あまり楽しい話じゃなくてさ、行政区長50人を、市が温泉旅行に招待したという話だった。課長だかが、しどろもどろに応対していたけど、最後には、したたかに来年もやります、これは研修だから、ということだった。
17年は指宿(135万円)
18年は別府(149万円)
19年は雲仙(184万円)かかったそうな。毎年増えているところがすごい。
ちなみに、区長の主な仕事は、① 市の広報誌の配布に関するもの(実際に配って歩くのは、組長という人達が別にいるのだが)。② それと衛生に関すること(つまり月に1回の分別収集の用意と立会いだが、これも各組から無償で7~8人の住民が作業に出るからたいした作業ではない)
これで、年間15万円の特別職報酬が支払われているわけで、福津市に区長は91名いるから、合計1365万円、それに今度の温泉184万円だから、1549万円となる。市民一人当たり276円かかっている。区長を無くせば税金が276円安くなるということだ。
地方公共団体による違法または不当な公金の支出ということで住民審査請求というものが出来るようですね。(行為のあった日から1年以内で)テレビでやったということは、なんらかの影響が出ているかもしれません。
なあんて。
早速しらべなくっちゃあ、話についていけなくなる。ぶつぶつ・・・
しかし、二町合併後に議員定数をすぐ減らせというリコールがあったようだけど、失敗しているし、ついこの前、議員報酬をアップするという議案(この時期にアップ?)も問題になったけど、結局通過したし、宮地嶽線も議会に再審議を要請したけど、その後なんの盛り上がりもなく西鉄のいうなりに廃止になった。
以上、3件をみるかぎり、この市の住民の政治参加意識もしくは改革意識は相当低いと言われても仕方がないかもしれない。
なんてね(^^;
住民審査請求の結果が納得できない場合は住民訴訟をおこし裁判所に裁いてもらうことも出来るようです。但し裁判所は「違法」な行為かどうかを結論づけるのみで「(合法だけど)不当では?」というものについては判断してくれないのです。また、費用は?と考えると・・・?・・・ですね。
もうすぐ、裁判員制度が始まるのですが、楽しみですね。
既存の制度がゆるやかながら、壊されるということでしょうから、最近のでたらめな判決例を見ていらいらさせられている人々の、溜飲を下げる事例が出てくることを期待したいものです。
逆の心配も相当あるでしょうが、仕方がないですね。あっちを直せば、こっちがゆるむ、みたいな、ボロ家みたいな状態なんでしょうから、国自体が。
でも、ちらほらと、住民みずからの発言の機会が増えてきているので、少しでも声を上げることが必要ですね(あまり目立たない程度に)この国には、『出る杭は打たれる』という格言が確実に生きていますから、正義感をきどって前ばかり見ていると、後ろからバッサリなあ~んてことが、よくあるでしょう(^^;
くわばら、くわばら。
あ、くわばらくわばらって、どういう意味か知ってますか。菅原道真の領地の名前だから、称えると、雷が落ちないとか言うんだそうですよ。
はい、正義は通らない。出る杭打たれる。しかと心にとめておきます。苦笑。目立たないように、ばっさり後ろから切られないように主張を通していきたいものです。
裁判は行ってみたいけど、平日だし休めないよね・・・。これから検事や弁護士たちは裁判日程の縮小化を推進していくことが課題のようです。
最近自分が耳を傾けるようになったせいなのか政治に関する国民の意識が高まっているようにも思います。少しでもいい世の中に変わっていくといいですね。
やはり、バランスよい政治家を作る事と、汚職を徹底的にたたく清新な国柄を作る、ということが必要ではないのかな。そういう意味では前の阿部総理がうちだした教育改革が重要なのだろうけど、どうも国会も、内閣も文部科学省を重要視していないようです。裁判員制度も、裁判官の評価裁判をやったらいいのに(笑)
それにしても、統計とかTVドキュメンタリー番組とかは、作者のいいように作るきらいがあるので、常に相対的な読み取り方が必要ですね。