津屋崎千軒の波折神社には沢山の絵馬があると聞いていたが、昨日、初めて見ることができた。お祭りの時、拝殿で一般に見て頂こうというのだ。11面ほど倉庫から拝殿に運び出した。一番大きな絵馬が神功皇后伝絵。(三韓出兵図絵馬)
境内に仮り置きした絵馬に、木もれ日がちらちら差し込んで、まるで絵が動いているように見える。
絵が大きすぎて全体像ではなんだかわからない。しかし近ずいてみると、
斉藤秋圃の大胆さと細やかさの両方が生き生きと見えてくる。
攻め寄せる皇后軍の船、甲板で指揮を執る武内宿禰(たけうちのすくね)
この大臣はなんと5代の天皇に仕えたといわれている。
昔の日本銀行券にも登場しているらしい。神話の話とされていたり、現実が実在を語りかけてきたりで、この国はほんとうに楽しい!
この押し寄せる波の大きさ!
船の舳先の龍の上には安曇の磯良。
(あずみのいそらは海の精霊)後に志賀海神社祭神。
大阪の茨木にも疣水磯良神社があり、神水でイボがとれるという。
安曇の磯良は、万珠、干珠の珠玉をもち、海の満ち干をあやつり敵を苦しめる。
船の奥には神功皇后
そして勝利する皇后軍,
降伏する新羅軍
今日と明日のみ一般に公開される。是非見てね!
最近おもしろい情報が目白押しだね。
斉藤秋圃の三韓征伐は156×178ですが額縁が18×15位の樫だとかでとんでもないがっしりしたものなのです。それをみんなでエンヤエンヤと運んで、お神輿やら、毛槍やら、リヤカー5台やら入っている倉庫の一番奥に仕舞いこむのです。まだおととい引っ張り出したときの腰が痛いんですけど、がんばります(笑)
ところで、ワークショップ?で木偶のボーを作った、ですか。褒められた一品!是非みたいものです。
fugumamaの近くに仏像を彫る若いお兄ちゃんがおるらしいけど、木偶のボーのほうがおもろそうやなあ。
わだすは21日の「でく木偶でく」の「そろそろ色つけ・・」の下の写真の後ろ姿どす。みんな褒められて木に登ったブヒ。有頂天講評会。センセったらお上手だす。
おもしろくて、2月までブログさかのぼってみてしもた。(夜中に・・”)