5年前に「年金の無駄使いはヤメロー!」ということで、全国の年金施設の廃止が決まり、来年3月の期限に向けて次々に億単位で施設がたたき売られている。一方では、地元の数少ないこうした大きな施設がなくなるのはおらが町の衰退につながる、だから残してください!という運動がおきる。
残してくれという意見が署名運動となり議会に提出され、可決されると、やれ良かった、ということになるが、誰も存続の金を出してくれない。希望者がいない。だから行政が買う、ということになる・・税金で。
一度おらが年金を使って作った施設を、壊すぞ!と脅かしておいて、今度はおらが納めた税金を使って買うことになるのだという。ん?なんかおかしくねえだか?
まあ、そうむずかしく考えんなや、ともかく施設がなくなって、野原になったり、暴力団に買われてはやっかいだべ(注;ここは暴力団の話題の多いところでもあるので・・)というので、とにかく何と言われようと多くの署名がやれというから買いますよ。ということなのだ。
これからどうなる・・
町が買っても役場の職員がホテルマンをやるわけでなく、結局「指定管理者」とか言って、民間から経営者を募集するのだろう。おらがやってみるべ!なんて人はそうそういないから、赤字になったら補助金で支えます。なんて条件をつけることになるのだろう。おらがまちのまちおこしとは関係のない、隣町のバカ息子が手をあげたとしても、どうぞよろしくということになるのだろう。なんてことはない、形振りかまわず税金の垂れ流しルートをこさえたようなもんじゃないのか?
「でも・・これから利益を出すように頑張ったらいいんじゃないの?」
そうなんだよねー!だけど、いままでと違って固定資産税を払わなくちゃあならないし、施設も痛んできているから、ちゃんと減価償却もしなくちゃならないし(民間ではあたりまえだけど)そう簡単ではないと思うんだ。(第一、貸借対照表をしっかり見て検討しないと、経理状態はわからないでしょう?黒字です、の一言でかたずけられるものではないよね)肝心なのはそこ。何回か経理状態について質問してきたけれども、答えは返ってこないんだよねー。それでも買うというのは、どういう心理状態?どういう脳みその構造?それとも別の構造があるのかな?
秋の夜長に思うおらが町、夕張のさびついた遊園地をふっと思い出してしまったよ。
想像してなかったところからのコメントですね~
ま、いずれにしても10月23日には決まることです。
問題はどう転んでも、市民のためにこれからどう
すればいいのかを本気で考えることです。